これを愛だというのなら……わたくし、全力で抵抗させて頂きますわ!
誤字直しました。ありがとうございました。
お母様が亡くなった。
その数日後、お父様が知らない女の人と女の子を連れて来た。そして――――
バチンっ!? と、頬に強い衝撃。瞑った目の裏に、星が瞬いたのが感じられた。踏ん張りが利かず、ドンと床に倒れ込む。
「なんなのっ、その態度はっ!? 挨拶も碌にできないなんて、アンタの母親は一体どれだけアンタを甘やかしていたんだかね!」
次いで、強い怒声が浴びせられて――――
どこか、既視感を感じた。その瞬間、わたしの脳裏に――――「アンタの母親があの人に無理矢理迫って結婚したんだ! そのせいであたしとこの子は、ずっと苦しい思いをして来たんだ! 母親の所業を詫びながら、あたし達以上に苦しめっ!?」そんな、憎悪の籠るセリフが浮かんだ。
鬼のような形相で、嗤いながら女の子を虐げる継母。
そして、「あ~ら、可哀想なお姉サマ。でも仕方ないわね? パパもママも、お姉サマのお母サマが大っ嫌いなんですって。その娘のお姉サマのこともね? お姉サマは、誰にも愛されていないの。この家で一番愛されているのはあたし。一番可愛がられているのもあたしなの♪あ~あ、可哀想♪」クスクスと笑いながら嘲るセリフ。
殴られ、蹴られ、使用人の仕事を押し付けられ、食事を抜かれ、鞭打たれ――――継母と異母妹の憂さ晴らしにボロ雑巾のように……というか、サンドバッグのようにボッコボコに八つ当たられる。
つか、これ……殴る蹴る、鞭打つような暴行、酷い虐待シーンばかりが目立ち、それでも大して怪我した様子もなく、食事を何度抜かれても、腐った物を食べさせられてもあまり弱った様子がなく、日々暴行に耐えながらも使用人の仕事を完璧にこなすので、主人公が『超合金ヒロイン』とか称されてた話じゃね?
まあ、年頃になって色欲狒々爺のところに嫁がされそうになってようやく逃げ出し、死に掛けのところをスパダリに拾われて、そのスパダリが今までヒロインを虐げていた家族へとざまぁする……的な物語。
ちなみに、実は作中で一番鋼の肉体を持つのは『超合金ヒロイン』だろと専らの噂だ。
だって、かなり酷い暴行や虐待を受けても割と健康だし。というか、食事も碌に食べてないのに階段から突き落とされて、下まで転げ落ちても足挫くだけで済むとか? 走る馬車から落とされて少しの打撲で済むとか? 真冬に水ぶっ掛けられて風邪気味で済むとか?
運がいいどころじゃない。肉体が頑健過ぎるにも程があるだろ。ちゃんとした食事を与えられていなくてこれだ。故に、『普通にごはん食べて鍛えたら、絶対強くなりそう!』というのが、主人公鋼の肉体説だったはず。マジそれな。
最初は作者さんも、『血が出たり、酷い怪我の描写はなるべく省いたから……』とドアマットいや、サンドバッグ主人公が『超合金ヒロイン』と称されることを歓迎していなかったみたいだけど。途中からなんか楽しくなっちゃったというか……明確に悪乗りしてた感じだった。馬車から落とされて打撲だけとかさ? 主人公、めっちゃ受け身上手いな! 貴族令嬢設定だけど! みたいな?
と、そんな風になかなかにツッコミどころ満載な話題作だった気がする。
「いつまで寝転がってるのさっ!?」
そんな怒声と共に、ゲシっとお腹に走る衝撃。
「うぐっ!?」
ああ、そうだった。これは義母と異母妹との初対面のシーンか。
つか、幾ら『超合金ヒロイン』と言われていても、やっぱり痛いもんは痛い。衝撃でくらくらするし。吐いていいかな? 義母目掛けて盛大にゲロぶっ掛けていい? あ、でも、今動けないわー。この体勢で吐くと自分にも掛かる。それは嫌過ぎる……と思ったら、なんか吐き気引っ込んだ。残念!
「こんなに躾がなってない娘は初めて見たよ! 仕方ないから、今日からあたしがアンタを躾けてやる! せいぜいありがたく思うんだね! まずは、そのドレスを脱ぎな! アンタには贅沢過ぎるよ!」
と、着ていたワンピースが脱がされた。やー、これちょい豪華なワンピースでドレスじゃないし。まあ、平民な義母にはドレスに見えるってとこか。
「使用人の服でも着て働きなさい!」
蹲っている間にバサッと、使用人のお仕着せ……それも、大人用が投げ付けられた。
こうして、わたくし……基、わたしは自分の家で使用人扱いが開始された。
つか、ドアマットというかサンドバッグ主人公、最初から『超合金ヒロイン』なワケじゃないんだね。確りと……あちこちめっちゃ痛いわっ!!
まだ年齢ギリ一桁……九歳のわたしに求められるのは、義母の憂さや鬱憤晴らしのための『サンドバッグ』という役目。躾とか、そんなんは名目というか建前ですらないワケよ。
だというのに――――
「これはアンタのためにしているのよ? あたしだって心苦しいの。ほら? アンタの母親がアンタを全く躾けてないから。仕方ないでしょ? アンタみたいな愚図で役立たずの愚か者には、ちゃんとした教育が必要だもの! そう、これは愛の鞭なのよ! アハハハハハハハハハっ!!」
と、それはそれは楽しそうに愉しそうに、昼夜問わず自分の虫の居所が悪いときにわたしを呼び付けては殴ったり蹴ったり、鞭打つ。
わたしは思う。暴力や虐待は絶対に愛ではない。しかし、暴力や虐待を愛だというのなら……わたくし、全力で抵抗させて頂きますわ!
こんな暴力と虐待の中、何年も過ごしてられるかっ!? というワケで、物語開始からまだ二ヶ月も経っていないが、まずは全力抵抗の仕込みをすることにした。
まあ、アレだ。異母妹よ。お前には、わたしのために尊い犠牲になってもらおう。
一応? わたしとて、前世で培った倫理観とかはある。しかし、だ。現状の暴力&虐待をされ続けるのには、敵わん。
それに、異母妹はあのクソ義母とクソ親父を見て育つ。物語定番のクレクレ妹どころか、クソ加虐嗜好のやべぇ女に成長する。この異母妹は身内で虐げていい相手として、十代になる前(ちなみに、今八歳だと)には『超合金ヒロイン』を嬲ることを覚えてしまう。もうすぐそこじゃないかよっ!?
身分が下の者への横暴、暴力、脅迫は当たり前。欲しい物があれば、他者から奪い取っていいものだという、どこのガキ大将や賊だ? という、大変野蛮な思考をするようになる。
当然、そんな異母妹がまともに生活を送れるはずも無し。クソ親父は悪行で稼ぐようになり……というのに、異母妹のこの所業は全て『超合金ヒロイン』の所業にされてしまう物語展開なワケだ。
まあ、そういう外道に成長するのと……わたしの調教というか洗脳? いや、躾を受けるのとでは、わたしに躾けられる方が周囲の人間と異母妹自身のためになると思う。
だって、クソ親父、義母、異母妹……コイツら全員、最期はそれまで行って来た、贅沢三昧を維持するための悪行によって貴族籍を剥奪されて、縛り首&投石刑(死ぬまで石投げられる処刑)に処されるんだもん。
それなら、わたしに躾けられる方が幾分マシだろう。
というワケで、ちょい胸は痛むが……義母に殴られているところをニヤニヤと見て、気の済んだ義母が去った途端にわたしを嘲る異母妹に――――
「あら~、お姉サマかわいそー。すっごく痛そう。でも、仕方ないわよねー? お姉サマがいけないんだもの。お姉サマがグズでオロカだから、ママに殴られるのよ」
これから、九歳の子供でもできる……言葉の毒を流し込むことにした。
「……っ」
「なぁに? あたしになにか言いたいことがあるのぉ? お姉サマ」
喋ろうとしたら、口の中が切れていたらしい。まあ、いい。ちょっと呂律とか怪しいが……
「可哀想……なのは、あなたの方……」
「は? なに言ってんの? 意味わかんないんだけど?」
「だ、って……新しいお義母様、は……わたしのために、しているの」
「ぷっ、なに? そんなの信じてるの? そんなワケないでしょ! アハハハ!」
ケラケラと笑う異母妹へ、にっこりと微笑む。
「……ねえ、あなたは知ってるかしら? 貴族になっても、自分より偉い人達には頭を下げないといけないの。それでね、うちは貴族の中ではそんなに偉くないの」
「え?」
「物語でよく、王様に無礼を働いたからって首を斬られちゃうシーンがあるでしょ? あれって、本当のことなのよ」
「うそ……」
「本当なの。王様に無礼なことや失礼なことをしたらね、やった本人だけじゃなくて、その家族や親戚までみ~んな、首を斬られたり、縛り首にされて殺されちゃうの。だからね、貴族の子は小さい頃から王様や自分の家より偉いおうちの人に失礼な態度を取ったりしないように、厳しく躾けられるの。ねえ、それで、あなたは? 貴族の子になったのに、お義母様もお父様も、あなたには厳しい躾けしないわよね? それって、あなたが王様や他の偉い貴族に失礼なことをして、殺されてもいいって意味だと思うの」
わたしは優しく、可哀想な子に言い聞かせるように異母妹に、ゆっくりと毒を流し込む。
「う、ウソよっ!? そんなことないわっ!!」
ある意味、間違ってはいないことを。
おそらく、義母もクソ親父も単にそこまで回る頭をしておらず、なにも考えないで異母妹を愛玩子扱いしているだけだろう。
一応? 猫っ可愛がりという愛玩子扱いも、一種の虐待ではある。その子を甘やかすだけ甘やかし、人生で生きて行く上で必要なことを身に付けさせない。それは、家で飼い主が餌を与えないと死んでしまうペット扱いと、そう大して変わらない。故に、愛玩子と称されるのだと思う。
「あら? それじゃあ、あなた。自分より偉い貴族に対する礼の仕方を教えてもらっているのかしら? 失礼にならない話し方は知っているの? 相手を不快にさせないテーブルマナーは? わたくしは、新しいお義母様から厳しく躾けられている最中よ? これって、新しいお義母様……あなたのお母様は、あなたが殺されてもよくって、わたくしの方を大事にしているってことじゃないの?」
わたしは更に、異母妹の認知を誤解させるための毒を言い募る。可哀想な子を見る眼差しで、薄く微笑みながら。
「あなたのお母様は、最近あなたといるより、わたくしと過ごす時間の方が多くなくて?」
「そ、それ、は……」
異母妹が、不安そうに表情を歪める。
「あなたと一緒に過ごすより、わたくしと過ごしているときの方が楽しそうじゃないかしら?」
まあ、弱者を甚振るというクソ外道な愉しみ、ではあるが。
「それに、いつもあなたのお母様が言っているじゃない。『これはアンタのためなんだよ。アンタのために、あたしが躾けてやっているんだ』って。ねえ、あなたは? お義母様が、『あなたのため』だって言って、厳しくしてくれたことがあるの? 叱られたことは?」
異母妹が困惑したような、泣きそうな顔で小さく首を振る。
「『あたしが愛してやっているんだから、ありがたく思いな』って。愛してるって、お母様にそう言われたことがある?」
「ま、ママは……あたしのこと、嫌いなの?」
「さあ? わたくしには判りませんわ。ただ……」
「ただ、なに?」
「あなたが、王様や他の偉い貴族に殺されてもいいと思っている、ことは確かね。だって、あなたは厳しい躾けも、愛の鞭も与えてもらったことがないのでしょう?」
「ぅっ、うぅ……っ、ママも、パパも、あたしが死んでもいいって言うのっ……」
「そうかもしれませんね? ほら? だって今一番、『暴力と虐待』を貰っているのは、あなたよりもわたくしの方ですもの」
異母妹は、わたしより優位に立つことが好きだった。自分は家の中で一番可愛がられている、という自負が強く、『超合金ヒロイン』にそれはそれは得意げに自慢していた。
「だから……もしかしたら、あなたのお母様はわたくしを見て、あなたよりもわたくしが一番になったんじゃないかしら?」
一番憎かったであろう母が亡くなって、その母の娘であるわたくしが彼女の中で一番憎い相手になったのだと思う。
「そんなっ!? そんなの酷いじゃないっ!? ママとパパの一番はあたしだったのにっ!? どうしてアンタばっかりっ!?」
ギッと強くわたしを睨む異母妹。
「ごめんなさいね? あなたのお母様の一番になってしまって。あなたのお母様に、わたくしの方が厳しく躾けてもらって。きっと、血の繋がりなんて関係無く人を愛せる素晴らしいお母様なのね? でも、あなたはそんな素晴らしいお母様に、死んでもいい子だって扱われているのよ。ねえ? あなたとわたくし。一体どちらが……可哀想、なのかしら?」
無論、可哀想なのは母親を亡くしたばかりで、素晴らしい程のクズ義母に甚振られる『超合金ヒロイン』に決まっている。まあ? わたしに認知を歪まされるお前も、多少は可哀想ではあるけど。
「ぁ……あ、たし……の、方が……かわい、そう……ぅうう~っ!? うわ~んっ!?」
と、異母妹は大声を上げて泣き出してしまった。すると、
「どうしたのっ!? なにが……って、アンタがこの子を泣かしたのっ!? この子になにをしたっ!?」
泣き声を聞き付けてやって来た義母が、顔を真っ赤にして怒鳴った。
「この、クソガキがっ!?」
大きく手を振りかぶった瞬間、
「ママっ!? ママはあたしが死んでもいいって思ってるのっ!?」
異母妹がぐちゃぐちゃの顔で叫んだ。
「な、なにを言ってるのっ!? そのガキになにか酷いことでも言われたの? ああ、もっと厳しく躾けてやらないと」
そう義母が言うと、
「やっぱりっ!? そうなのねっ!? ママは、お姉サマを可愛がって、お姉サマに厳しいシツケをして、お姉サマがエラい人達に失礼をしないようにしてるのねっ!? ママは、あたしがエラい人達に失礼をして殺されてもいいって思ってるからあたしに厳しくしないんだっ!? 酷い、酷いよぉっ!?」
異母妹は更にギャン泣きした。
「な、なにを言ってるのっ!? そんなこと思ってるワケないでしょっ!?」
「だって、ママはお姉サマのために、お姉サマを愛してるから厳しくしてるって、心苦しいけど叩いてるんだって、いつもそう言ってるじゃないっ!?」
「そ、それはっ……」
言葉に詰まる義母。
「あたしに厳しくしないのは、あたしに死ねばいいと思ってるからなんだ~っ!!」
「ち、違う! そんなこと思ってないっ!? アンタはあたしの可愛い娘だよ」
「ウソっ!? ウソウソウソっ!? パパもママも、本当はお姉サマのことだけ大事であたしのことなんかどうでもいいし、死んじゃえって思ってるんだっ!? だから、あたしにはお姉サマみたいに厳しくしないんだっ!? 酷い、ヒドイひどいひどいひどいひどいひどいひどいっ!! ママもパパも、本当はあたしじゃなくてお姉サマのことを一番愛してるんだっ!! うそつきうそつきうそつきうそつきうそつきうそつきうそつきうそつきっ!!」
泣きながら詰って来る異母妹に手を焼いた義母は、
「アンタっ!! この子になに言ったんだっ!?」
わたしに怒鳴り付け、またしても腕を振りかぶる。
「ああ~っ!? なんでママはお姉サマのことばっかりかまうのっ!? やっぱり、ママはあたしじゃなくてお姉サマの方を愛してるんだっ!?」
異母妹の絶叫に、義母がぎょっとした顔でおろおろと異母妹を宥めようとする。
「ち、違うのっ! これはっ……」
「あたしのことが大事なら、お姉サマにするみたいにあたしもぶってよっ!? 厳しくしてよっ!?」
「そんなことできるワケないでしょっ!?」
「やっぱり、ママはお姉サマの方が大事なんだっ!!」
と、また同じような問答を繰り返す。
どうやら、異母妹への洗脳……というか、認知を歪めることは成功したようだ。
ギャーギャー騒ぐ異母妹に手を焼き、わたしへ八つ当たりをしようにも、そうすれば異母妹はギャン泣きして自分を詰る。そんな状況に義母は逃げ出した。
それからは――――
義母の八つ当たりを受けそうになったら、
「お姉サマばっかり厳しくされてずるいっ!? お姉サマだけ構ってないで、あたしも叩いてシツケしてよママっ!?」
と、異母妹が乱入してギャン泣きするのが日常になった。少々カオスだが、判り易い暴力や酷い虐待をされることが激減した。
異母妹は被虐趣味まっしぐらになっている気もするけど・・・
うふふ、仕方ないでしょう?
だって、暴力や虐待を愛だと偽って、自分達の行為を正当化しようとするのだもの。
自分達の言動には、責任を取ってもらわないとねぇ?
お馬鹿な異母妹には尊い犠牲になってもらったけど。でも、縛り首や投石刑で死ぬよりはまだ、ドMが長生きできると思うの。
まあ? 認知や認識を歪めたせいで、きっとクズ男に引っ掛かるような気がするけど。でも、原作通りに周囲の人を何人も何人も不幸にするよりはいいと思うの。
さあて、義母やクソ親父が異母妹に手を焼いている間に、わたしはこの家を出る準備でもしますか♪お母様の残してくれた装飾品や資産を持って、お母様の実家を頼ろう。仮令向こうで邪険にされても、この家に居るよりはずっとマシだ。
原作のヒーロー? ハイスぺなスパダリではあるけど。でもそんな、現在進行形のピンチのときにいない……サンドバッグヒロインが死に掛けのときにしか出て来ない男なんかどうでもいいわ。
わたしは、『超合金ヒロイン』みたいに、「いつかきっと、目を覚ましたお父様がわたくしを愛してくれる……」だなんて信じ続ける程、ある意味強い鋼メンタルしてないもの。
アレって、本当に虐待されても尚、親に愛されたいって願い続けている子の心理よね……
わたしは、虐待や暴力を受けたときに止めなかったし、庇ってくれなかった。その時点で、クソ親父には見切りを付けている。
お母様が生きているときからずっと不貞をして、裏切り続け、貶め続けていた。
そんな奴に愛情なんてあるワケがない。
家は、異母妹がいるからどうにかなるでしょ。
あの子、厳しい教育を望んでいるみたいだし。むしろ、わたしは最初から邪魔者だったんだから。
まあ、あれだ。自分で洗脳しといてなんだが、異母妹よ。強く生きろ。
ふふっ、家を出たらなにをしようかしら?
なんせ、『超合金ヒロイン』と称される程のスペックを持った身体だもの。そんなにすごいなら、なんだってできそうじゃない?
楽しみだわ♪
――おしまい――
読んでくださり、ありがとうございました。
ただで暴力や虐待は受けん! 全力で抵抗したるわ! と、九歳児なお嬢様にもできる抵抗として異母妹へ毒を流し込み、ドMに洗脳した転生悪辣主人公ちゃんの話でした。ꉂ(ˊᗜˋ*)
多分、処刑されるよりはマシな人生を送るはず……うん、多分ねー。適当。(੭ ᐕ))?
あと、書いてる奴は割とマジで、虐げられ主人公は鋼の肉体をしていると思っている。だって、普通死ぬだろってくらいの過酷な生活環境で大した病気や怪我もせずに生き延びてるし。運がいいとか、なんらかの加護はあと乗せトッピングで、シンプルに身体自体が頑丈なんだろうなぁ……と。(*゜∀゜)*。_。)*゜∀゜)*。_。)
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