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あの夏の海には帰れない  作者: 葉方萌生
プロローグ

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コバルトブルー

異世界要素を含む青春小説です!

異世界と言っても、ハイファンタジーではなく、

現実世界と似ている世界のお話になります。

ぜひお楽しみください。

 波の音が、いちばん近くで響いている。

 砂を撫でるざらざらとした感触を思わせるその音を聞くと、僕が抱えている不安を全部かき消してくれる。

 よく晴れた空の下で、朗らかに笑う彼女に、僕は憧れていた。


 白いうなじや細い腕がこの世のものではないかというぐらい、太陽の光に反射して神聖なもののように見える。たとえ彼女と僕の生きる世界が違っても、生きる意味や目的が違っていても、僕は彼女の白い肌を目で追わずにはいられない。


 太陽の光が水面で反射して、きらきらと輝くあの海は、宝物みたいな幸福と、だからこそ思い知らさられる絶望を、一度に運んできてくれた。


 だけど、コバルトブルーに染まるあの夏の海に、僕はもう二度と、帰ることができない。

 彼女の笑うこの世界から、僕はもうすぐいなくなるのだから——。


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