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恐怖侯爵の後妻になったら、「君を愛することはない」と言われまして。  作者: 長岡更紗


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22/26

22.ストロベリー侯爵は、彼女を救いたい。

 そっと髪を撫でられた気がした。


 イシドール、様……?

 目の前に、優しい笑顔……夢の中まで、イシドール様は優しい……。


「おはよう、レディア」

 

 って、夢じゃなくて現実ですか!!? イシドール様のお顔が!! 目の前に!!


「イシ……!? お、おは……!!??」


 クスッて、クスッて笑われてしまった……

 朝一番でその究極に甘いお顔は、心臓に悪いです!!

 もう、かっこいいんですから……。……大好き。っく。


「昨日はありがとう。おかげでよく眠れた」

「だったら……よかったです」

「かわいかったな、レディアの寝顔」

「も、もう……起こしてくださればよかったのに……いつから見てたんですか?」

「一時間前だ」

「見過ぎです!!」


 やだもう、一時間も前から間抜けな寝顔を見られてたとか、恥ずかしい過ぎるんですけど!!

 イシドール様はクスクスと笑っていて……そんな顔もするんですね。

 あー、ずるい。胸がきゅんきゅんして、許しちゃうのよね、これが。


 イシドール様はカーテンを開けると、目を細めながら振り向いた。


「これからも毎日見たい。いいか?」


 それは、毎日寸止めってことですね!?

 まぁ、いいですけど! いいですけどー!!


「……い、いいですよっ」

「……何か怒っているのか?」

「怒ってません」


 って言いながら、ほっぺ膨らましちゃった。子どもみたい。


「……もしかして昨日、俺は無意識に手を出してしまっていたか?」


 逆です。出してませんから。ぷん。


「それはないです、心配しないでください」

「そうか」


 胸を撫で下ろしているイシドール様。

 でもまだちょっと不安そう。

 早く私も微笑まなきゃって思うけど、なんか……まだ納得いかなくて。

 ぷんって背中向いちゃった。

 だって、昨日は決意、したのにーー! もう!!


「どうすれば、機嫌がなおる?」

「……好きって、言ってください」

「好きだ、レディア」


 照れもせずに間髪入れずに言うんですから!

 その一言だけでもう、ニヤついてしまう私、ちょろ過ぎない?

 後ろからイシドール様が私の顔を覗いて、ふっと笑ってる。


「機嫌、なおったようだな」

「……じゃあ最後に、ハグをしてくれたら許してあげます」

「お安いご用だ」


 そう言ったかと思うと、グイッと抱き寄せられて手が巻きつけられる。


 ちょ、これ、ハグじゃないですから!

 激しい抱擁ですからー!!


「愛している、レディア。世界で一番だ。君ほどかわいい人はいない。俺だけのものに早くしてしまいたい」


 甘い言葉は言わなくてもう結構なんですけど……っ

 朝からやめてください、変な気分になったらどうするんですか?


「毎日一緒に寝たい。俺だけが知る君の声を聞きたい。顔を知りたい。そして俺のすべてを感──」

「もういいですーーーー! 機嫌なおりました!!」


 ぜーはー言いながら距離を取ると、イシドール様は「残念」と意地悪に笑った。


 もうほんとに……ほんとにもうーー!!?


「そんな君が、大好きだレディア」


 どんな私ですか!? まったく。

 でも……困ったことに、私もそんなイシドール様が大好きなんですけどね。


「そろそろ朝食の時間ですよ、イシドール様。準備しましょう」

「そうだな。ところで、一体何を許してくれたんだ?」

「秘密です」


 つーんと澄まして見せた私に、イシドール様は目を細めて。


「そうか」


 そんな一言と共に、私の髪を撫でてくれた。





 ***




 朝食は、私とイシドール様、それにシャロットとラヴィーナさんの四人でとった。

 シャロットは昨夜、久々に母親と一緒に眠れて、満足そうに笑っている。


「ママ、いっぱいおはなししてくれたのよ! むかしみたいに!」

「そう。よかったわね、シャロット」


 満面の笑みのシャロットを見れば、ラヴィーナさんを連れてきたのは間違いじゃなかったって思える。

 けど、これからシャロットには究極の選択が待っているのよね……。


「シャルには、どちらに住むのか決めるのは、ゆっくり考えていいと伝えています。決まった時には、また連絡をいただけます?」

「わかった。シャロットが決めた時には、すぐに連絡しよう」


 元夫婦がそんな風に話し合っていて、シャロットはいつ答えを出すんだろうと思うと胸がドキドキした。


 食事を終えると、イシドール様は大人だけの話があるとして、シャロットをメイドに託した。

 私はすぐにピンとくる。

 ラヴィーナさんを、あの人のところへ連れていくんだって。


「ついてきてくれ」


 イシドール様に促されて、ラヴィーナさんは小さく頷いた。

 私は何も言わずに、そのあとを静かについていく。


 廊下を曲がり、階段を降り、重い空気がじわじわと肌に貼りついてくる。

 ラヴィーナさんは、途中で不安げに私を振り返った。


「地下……? 昨日、どこからか声が聞こえたような気がしていて……シャロットは気づかず眠っていたけれど」


 気になりますよね。昨日は大した声じゃなかったし、私たちはもう慣れてしまっているけれど。


「大丈夫です。怖くありません」


 私はそう告げ、頷いて見せた。

 大きな叫び声が響くことは、もうほとんどなくなっている。

 家礼のエミリオが、日に何度も足を運んでは水を替え、食事を与え、まるで祈るようにあの人に語りかけているから。

その献身が届いているのかもしれない。


 地下室の前まで来たところで、イシドール様が無言で鍵を取り出し、扉を開ける。

 あの、重い音が響く。


 ぎぃ……。


 そして、そこにいたのは──


「……クラリーチェ?」


 ラヴィーナさんの声が、震えた。

 部屋の奥、薄暗い光の中で、ベッドに座る女性がいた。

 くすんだ煉瓦色の髪がぼさぼさに乱れ、目はうつろで、でもかすかにこちらを見つめてる。


「嘘……クラリーチェなの? ……どうして……っ」


 ラヴィーナさんは、まるで時間が止まったかのように立ち尽くしてた。

 イシドール様は黙ってラヴィーナさんを見つめ、それからゆっくりと口を開く。


「……彼女は、ラヴィーナの駆け落ちを手助けしただろう。それが家に知られて……追放されたんだ」


 ラヴィーナさんの肩が、びくりと震える。


「……っ」


 声にならない息が、喉の奥で詰まったように。美しい顔が苦しい表情に変わる。


「行く当てのない彼女を、俺の屋敷で引き取った。屋敷の手伝いをさせながら、静かに暮らさせるつもりだった。彼女はシャロットを可愛がってくれて……シャルも懐いていた」


 イシドール様は、そこで少し言い淀んでから、視線をラヴィーナさんから外し、遠くを見るように言葉を継いだ。


「だが──“ラヴィーナは死んだ”と、俺はシャロットを守るために嘘をついていた。それを彼女は、本気で信じてしまったんだ」


 ラヴィーナさんが、顔を上げる。

 瞳は揺れていて、でも必死に真実を受け止めようとしていた。


「……そんな……」

「彼女は……自分のせいで君が死んだと、そう思い込んだ。どれだけ説明しても、耳を貸さなかった」


 イシドール様の声は低く、沈んでいた。


「自分を責め続けて……やがて、心が壊れた。外の光を怖がるようになり、無理に外へ出ようとすれば、自分を傷つけようとする。だから、地下で静かに過ごしてもらっていた。ここなら、誰も彼女を責めない。誰も、彼女を脅かさないから」


 ゆっくりと語られる言葉のひとつひとつが、重たく、切なかった。

 ラヴィーナさんはそれを、まっすぐ受け止めていた。苦しそうに、震えるほどに。


「……クラリーチェ……!!」


 悲鳴のような声とともに、ラヴィーナさんはその場に崩れ落ちた。

 膝が床につき、かすれた息が漏れる。


「私、そんな……何も……知らなくて……!」


 震える手が胸元を掴み、指が白くなる。

 その瞳は涙でいっぱいになって、今にも零れそう。


 私は一歩近づこうとして──でも、踏みとどまった。

 今は、私の言葉に出番なんかない。

 ラヴィーナさんとクラリーチェさん。二人の時間なんだって、胸の奥でちゃんとわかってた。


「ごめんなさい……駆け落ちを手伝うと言ってくれたあなたの優しさに漬け込んで……巻き込んでしまった……なのに私は何も知らずに、何も、何も……っ!!」


 こらえきれなかった涙が、ぽろぽろとこぼれ落ちていく。

 ラヴィーナさんはよろめきながら、ベッドのそばに膝をつき、クラリーチェにそっと手を伸ばした。


「クラリーチェ……私よ。ラヴィーナ。ねえ……あなたの、ラヴィーナよ」


 震える声で、何度も、何度も呼びかける。

 だが、クラリーチェの瞳はただ虚空を見つめ、どこにも焦点を結ばない。


「見て……お願い……私を見て。私、生きてるの。ここにいるのよ……」


 ラヴィーナさんは、その手をそっと両手で包み、祈るように顔を近づけた。

 吐息のかかるほどの距離で、ふるえる唇が、もう一度名前を呼ぶ。


「……クラリーチェ……クラ……。ねえ……あの頃みたいに、呼んでもいい?」


 かすかに、優しく囁くように。


「……リーチェ」


 その名を耳にしたときだった。

 クラリーチェのまなざしが、ほんのわずかに動いた。


 わずかに、わずかに瞬きする。

 ラヴィーナさんは気づき、息を呑んだ。


「リーチェ……私よ、ラヴィよ……あなたがいつも、そう呼んでくれたでしょう? 庭で隠れんぼしたときも、お菓子を分け合った時のことも……全部、覚えてる……!」


 かすれるような吐息とともに、クラリーチェの唇が、ほんの少し動いた。


「……ら……ヴィ……?」


 かすれた声だった。

 でも、たしかに──たしかに、ラヴィーナさんの名前だった。


「そうよ! 私よ、リーチェ……! 私、生きてるの! 本当に、生きてるのよ……!」


 クラリーチェの目に、涙が浮かびはじめる。

 その一滴が頬をつたって、ぽろりとこぼれた。


「……ら、ヴィ……死、ン……」

「嘘よ……全部、私のせい。私の娘を守るための嘘だったの……あなたを巻き込んで……こんな目にあわせてしまったのは、私のせい……!」


 涙を流しながら、ラヴィーナさんはクラリーチェを抱きしめる。

 壊れものに触れるように、でも強く、抱きしめて。


「ごめんね……ごめんね、リーチェ……!」

「……ラ、ゔぃ……ラヴィ……?」

「そう、ラヴィよ! 生きてるの! 本物なの……!」

「……ラ……あ、あ、あ、あぁぁぁぁああああああ!!」


 クラリーチェさんの声は、夜中に聞こえるようなゾッとした声じゃなかった。

 人の血が通った、人の心を取り戻した、そんな泣き声。


 二人は抱き合って、ずっと泣き続けた。

 時が止まったかのような、静かな地下の部屋で──ただ、二人の涙の音だけが、微かに響いていた。

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