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僕は完璧でありたいのである  作者: いとう
第三章 ナスフォ街の天才美少女
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第七十四話 魚座

夏休みですね。

夏休み中の更新はこれだけになりますが楽しんでいただけたら幸いです。




 お漏らし少女③をおんぶして森を歩く。

 メンバーの消耗が激しいことから集合場所まで僕が安全に導くことになった。


 そう決まった段階で背負っているアンモニアガールをガードナー先生に押し付けようとしたのだが、ガードナー先生にも漏らしたことがバレたくないらしく僕が背負い続けることとなったのである。

 幸か不幸か、僕は両手が塞がってても戦えるので、背負い続けることができてしまうわけである。


 今回使っているライフルちゃんは天虎(てんこ)矮龍(わいりゅう)。四女の独兎(どくう)ちゃんは名前の通り単体使い用のライフルちゃんなのである。

 ちなみに僕のライフルちゃんたちは全身銀色という点を除けば非常にシンプルな見た目をしている。ワンポイントのおしゃれとして、それぞれの名前に応じてストックのところにエンブレムが入っているのである。



 ライフルちゃんのおかげで深層を何事もなく抜け、上層まで戻ってきた。とは言っても帰り道は他の班と同じルートを辿ってるぽく、モンスターと会うことはほとんどなかった。



「ん?なんだこれ」


 正面に謎の小さい魚。一応ちゃんと索敵していたのだが、すぐ近くに来るまで気が付かなかったのである。

 あと少しで終わりだっていうのに面倒ごとの予感である。


「なんかあった?」


「なんか小さい魚が落ちてるんだよね。死んではないけど死にかけ」


「リーシャの家が生魚を使ってる料理屋って言ってたし、調理するつもりで凍らして持ってきたのかな?」


「えー、流石にそんな馬鹿なことないでしょ」


「冗談だよ」


 サリアは楽しそうにくすくす笑っているが、僕はすごく嫌な予感がする。


 そう。ゼト・アルマデルの時と似ているのだ。


 あの時はトゥリーがカエルを踏んだのがきっかけだった。

 エディーとサリアとどうしてカエルが街中にいたのかなんて話をしていたのを今でも鮮明に覚えている。

 そういえばあの時もサリアは楽観的だった。



「なんでしたっけ、これ。矢尻魚(やじりうお)でしたっけ?」


 不自然な小魚を指差してガードナー先生に尋ねる。図鑑で見た記憶だが矢尻魚で合っていたはずだ。


 矢尻魚とは文字通り矢尻の形をした魚である。湖や川などがある森に生息していて、釣りをしていたら飛んでくる危険な魚である。ダツみたいなもんなのである。


 余談だが矢尻は尻という癖に矢の頭についている。鏃という文字からどういう形で矢尻になったのか気になるのだが、矢尻という当て字をした人間に特殊な性癖があったということは語るまでもないだろう。


「…矢尻魚で間違いない。しかしどうしてこんなところに」


「やっぱりいるのはおかしいですか?」


「ああ、明らかにおかしい。死んでいるならまだしも生きているとなると、いる理由なんていくら考えても思いつかない」


 ふむ。やっぱりまずいのである。


 いるはずのない生き物がいるなんて、魔術以外に理由がない。

 それに疲れた生徒達に踏まれるような場所に落ちているなんて絶対に怪しいに決まっている。


 ここで僕のとれる選択肢は4つ。


 ①無視する

 ②捕まえて帰る

 ③捕まえてこの辺りを調査する

 ④とりあえず踏んづけてみる


 ①をとればおそらく僕達の班は全員無事に帰れるだろう。視界に入っただけでアウトなんていう固有魔術はないはずだ。

 この選択肢のデメリット1つ目はこれからここを通る生徒が踏んでしまうか可能性があるということ。2つ目は落ちている矢尻魚が1匹ではなかった場合、またそれを他の生徒が踏んでいた場合にその子たちを救う手段がないことである。


 ②をとると①のデメリット1つ目を消すことができる。ただその代わりに新たなデメリットが生まれる。それは『拾ったものが固有魔術の対象となる場合』である。

 ゼト・アルマデルの固有魔術であるカエルは見つかりにくいように細工がされていた。だからこそ踏む人が多かった。

 それに対して今回の矢尻魚は見え見えだし気がつかず踏む人は少ないだろう。つまり、拾われること前提という可能性は低くない。


 ③をとると②のデメリットと同じことがあるが、自分を含め、事件に巻き込まれた生徒を救いやすいというのがある。とりあえず固有魔術を使ったと思われる人間を探してそこに悪意があるのかないのかの調査、他に巻き込まれた生徒がいるのかいないのかの調査、そして危険だった場合に処理を行うことができる。

 心配なのは僕の手に負えなかった場合だが、今の僕が全ての切り札を切って手に負えないなんてことはほとんどないので、この可能性は正直割り切ってしまっても構わない。


 ④は一応選択肢には出したが論外だ。なんの解決にもならない。


 僕は思考から決断までが早い。

 落ちていた矢尻魚を拾い上げてポケットにしまう。

 


 ③を取ることに決定したのである。



「ハレア!?そいつは明らかにおかしい今すぐ元いた場所に戻しなさい!『神隠し』を忘れたわけではないだろう!」


「見て見ぬふりする方が危険と判断しました。先生はサリアたちを連れて他の班と合流、その後急いで森から離れて絶対に近づかないでください」


「…ハレアにとっては私も守るべき対象でしかないのか?」


「そういうわけではないのですが、敵があまりにも未知数なので。私も別に戦うつもりはありません。索敵して何か情報を掴んだら帰ります。だからそれまで私の捜索班とかも絶対に森に入れないでください、何が敵の気に触れて危険になるかわかりませんので。自分以外の要素はイレギュラーになるので取り除きたいんです」


「もし何か戦闘の気配を感じたらどうすれば良い?」


「それでも絶対に森に近づかないでください。絶対に」


「…わかった。信じてるぞ」


「ありがとうございます。それではまた後で」



 さて、まずはどこから探索するべきか。


 この道をまっすぐ行けば集合場所につく、戻れば元いたほうにつく。となると右に行くべきか左にいくべきか……まあ、もう一度念入りに音魔術で索敵してみるのがベストだろう。


 もしかしたらまた矢尻魚が落ちてるかもしれない。



「だめ!ゆるさない!!!アーニャだけ残していくなんて私にはできない!!」


「そ、そうだ!いくらハレアが強くたって危険すぎる!俺らはパーティーだろ!」


「ちょっと今集中してるからだまってて。てか早く帰って。邪魔だから」


 サリアとルーンがぎゃーぎゃーと喚き散らすが迷惑なのである。僕のことを思うならさっさと帰って欲しい。


 足元を重点的に索敵する。反応があるのは基本的に水吸蟲だが、左の方500m先くらいになんだか小さい反応がある。詳しくはわからないがほぼ間違いなく矢尻魚だろう。僕の勘がそう言っているのである。


「よし。それじゃあ先生、みんなを頼みました」


 目的地が決まれば出発するのみである。

 めんどくさいサリアとルーンはガードナー先生の脇に抱えられている。


「ああ、絶対に無茶だけはするなよ。ローラム、ルーン、気持ちはわかるがここはハレアに任せるしかない」


「情けない!見損ないました!!」


「は、ハレアだめだ行かないで!!」




――――




 足元を重点的に調べてみてわかったことがあるが、足元の反響がおかしい。地面がときどき水になる感じである。


 地中に引き込む魔術かなにかだろうか?


 とりあえず2匹目の矢尻魚のもとに向かう。



 目的まであと300m。小さな反応の正体は矢尻魚で間違いなかった。


 

 矢尻魚に近づくにつれてなのか、時間が経つにつれてなのか、地面が水のようになる頻度が高くなる。


 ライフルを全て箱から出して戦闘準備を万端にするか悩む。裏目に出る可能性を考えると相手に好戦の意思が最初はなかった場合だ。こっちが武器を構えているせいでやる気になる可能性がある。


 ここはライフルを出さない選択をとる。

 出してようが出してなかろうが戦闘開始までの速度はほとんど変わらないのに対して、受けるリスクが重すぎる。



 10分ほどで2匹目の矢尻魚のもとに辿り着いた。


 ポケットに入っているやつは死んでしまったが、こいつはまだ生きている。


 もう一度念入りに索敵すると、今度は1kmくらい先に矢尻魚が落ちている。

 矢尻魚と断言はできないが矢尻魚と断言できる。哲学的な意味ではなく。



 とりあえずそっちに向かうのである。



――――





「うげっ!じゅ、純粋人!?お、おまえ、その手に持ってるの、お、おらのだ!」


 3匹目の矢尻魚を拾って索敵していると、足元に件の違和感が広がり、背後に魚人が現れた。

 魔人の一種、これだけ近ければ背格好はすぐにわかるが、念のため振り返って確認する。


 そして可能な限り友好的に話しかける。

 ライフルを出してなくてよかった。相手に今のところこちらへの敵意はないのである。


「ああ、これ君のなのか。持ち主を探してたんだ返すよ。あとこいつとこいつも。よかった早く見つかって」


「あ、ありがとう。げげげ、でもどうしよう………」


 振り返ると地面から上半身だけを出した魚人がいた。


 上半身だけでも全長は1.4mほどある青い魚人。筋肉ムキムキの体にはところどころヒレが生えていて、顔は口だけ人間のような形で後は魚。本で読んだ魚人の見た目と一致する。


 地面がときどき水のようになっていたのはこいつの魔術で間違いないだろう。おそらく地面を泳げる魔術、そしてこの矢尻魚は息継ぎのときにただ落としただけ。魚人はエラ呼吸ができないのである。


「どうかしたの?僕でよければ力になるけど。僕はアーニャ。君の名前は?」


「お、おらはピスケスだ。ど、どうしよう。おら純粋人に見つかったらダメってリブラに言われてるのに…アーニー、お前良いやつだけど、ご、ごめん、殺すしかねえんだ…」


 なるほど。そういうタイプか。


 まともに戦ったら絶対に勝てないやばい魔人。ゼト・アルマデルと同格かそれ以上に危険を感じるが、僕は今危機を感じていない。


 理由は3つ。


 1つ目は殺すという言葉とは裏腹に、未だにこいつから僕への敵意は全くないということ。音魔術は光魔術ほどではないが相手の心理状態を測ることができるのである。


 2つ目は今のピスケスの台詞から突破口がみえたこと。

 こいつはリブラに怒られるから僕を殺さないといけないと言った。

 ――『ピスケスとリブラ』確実に正座を元にした何かの組織だが、この世界の星は地球とは違う。どういうわけで地球の星座の名前が広がってるのかはわからないが、これをうまく使えば僕は組織に詳しい人間のふりができるのである。

 


 3つ目はこいつはアホそうだということだ。



「落ち着きなよピスケス。僕は大丈夫。そもそもリブラに言われてここに来たんだ」


「う、うぇリブラに?オラとくになにも言われてないから…あ、アーニーうそついてないか?」


「ほんとだよ。サジタリウスが一緒にいたからあの馬男に聞いてもわかるよ」


「な、なんだサジタリウスの友達かぁ。なら安心だなあ。げ、元気してるか?サジタリウスは」


 ほれみたことか。こいつはアホである。

 秘密を守るために殺すか殺さないのか悩んでいたのに、『〇〇に聞けばわかる』と言われて引き下がるのなんてアホしかいない。


 だって〇〇に聞いて『そんなやつ知らない』と言われてからそいつを殺したところで秘密は守られないのである。

 つまり、この場で〇〇の知り合いだとか言っても、本当はなんの信用にもならないはずなのだ。


「僕があったのもちょっと前になるけど元気そうだったよ?こっちのメンバーはどう?」


 ここらへんで山を張る。

 ①見つからないように言われている

 ②サジタリウスの様子を僕に聞いてくる

 つまり、ピスケスは魔人の国から隠密にこちらに送られてきたのだろう。あとは僕が向こうから送られてきた人間のふりをし続ければ騙せる。


「おらもアリエスもタウラスもげ、元気だぞ。アリエスは一回失敗してリブラに怒られたけど、そのあともなんか楽しそうにしてるぞ、そ、それからタウラスはおらが寂しいって言うとたまに会いに来てくれるんだ」


 アホはポンポンと機密情報を漏らしてくれる。

 ピスケス、アリエス、タウラスがこっちに送られてきたメンバーのようだ。


「あータウラスは面倒見がいいってリブラも言ってたからね。弟か息子みたいに思ってくれてるんじゃない?」


「う、うへへ、そうだといいなぁ。おら、向こうに帰ったらロクトルさんとケシーにお土産あるんだ」


「ああ、そうだそうだ。僕がここにきた理由は君をまさに連れて帰ることなんだよ。リブラがやっぱり君にはあまり向いてなかったってね。ピスケスも帰りたいんじゃない?」


「お、おら…か、帰りたい。おら1人で森にいるの寂しい……おらはどうしたらいい?」


 ピスケスは故郷を思い出して頭の上半分だけを残して土の中に埋まる。なんだかこのアホな魚人に愛着が湧いてきてしまったが、心を鬼にしなくては。


 というかなんでリブラはこのアホに隠密行動を取らせたのだろうか。魚は落とすし口は緩いし、まじでこの仕事に向いていないのである。



「実は僕の固有魔術が転送魔術なんだ。ただこれが面倒でね、送れる人の魔力が限られてるんだ。悪いんだけど適当に魔力切れまで使っちゃってもらえるかな?」


 大丈夫だと確信があるが、流石に緊張する。

 怪しいとバレて戦闘になれば間違いなく勝ち目がないからである。


「で、でもおらバレないように一気に魔力使うってむ、難しいよ」


 バレる様子は全くなく、ピスケスは頭をぽりぽりとかく。

 心の中でほっと一息をつくが、それを表情に出してはいけないのである。


 あともう少し、気を抜かずにやり遂げないといけない。


「ああそれなら大丈夫。後任のアクエリアスがなんとかしてくれるから派手にやっちゃって大丈夫だよ」


「な、なんかアクエリアスに押し付けるみたいでもうしわけねえなあ」


「それがリブラの命令だから仕方ないね。1時間くらいで行ける?僕も予定がつまってて」


「ば、バレても良いなら1時間の半分の半分でいけるよ」


 ピスケスが両手を上げるとあたりに雨が降りはじめる。


 思ったよりもあっさり、簡単に話を進められた。



 ポツポツと降り始めた雨はすぐに土砂降りへと変わる。


 地面に落ちた雨粒は集まり始めて大渦となり、森全体を包み込むと、そこから大きな鮫が2頭出現する。


 今の僕ではこの鮫1頭すら正攻法で殺すことはできないだろう。


 天候を変えるほどの魔力、常識では考えられないような召喚獣、頭の出来こそ悪いがピスケスは間違いなく強大な魔人だ。



「この子たちの名前は?」


「こいつがポルルでこいつがポルルン。ど、どっちも自慢の召喚獣だ。げへへ、か、かわいいだろ」


 ポルルとポルルンは名前を呼ばれたと思ってピスケスに擦り寄る。そして僕の存在に気がつくと頭を顔に擦り付けてくれる。

 かわいいけど痛いのである。

 

「うん、とっても人懐っこくてかわいいね。飼い主に良く似てる」


「げ、げへへ、で、こっちがこっちにきてから捕まえたき、きんぎょってやつだ。こいつをケシーにあげようかなって。ケシー喜ぶかな?」


「ケシーってタウラスの娘さん?」


「そうそう、おらはタウラスとロクトルさんに昔からお世話になってるから、ケシーは妹みたいなもんだ」


「そうなんだ。私は最近みそめられたばかりの新入りだからそういう繋がり羨ましいなあ」


「あ、あーにーいいやつ。アーニーも帰ってきたらおらとケシーとあそぼう ロクトルさんのケーキ、おいしいんだ」


「ほんと!?えへへ、うれしいなぁ。僕は純粋人だから全然友達ができなくて…ピスケスがはじめての友達だよ」


「お、おらも、昔からき、気持ち悪いっていわれて、なかなか友達できなくて、いじめられてて、ででもタウラスに見つけてもらって、リブラに紹介してもらって、名前をもらって、い、いまはもう寂しくないんだ。いや、今はちょっと寂しいけど…あ、アーニーはオラのこと気持ち悪くないのか?」


「?どこが?」


「い、いや、げ、げへへ。おら変なこと言ったな。わすれてくれ。う、うん。もうすぐ空になるぞ」


「思ったよりずっと早かったね。お疲れ様」


「そ、そうだなちょっと疲れたな。で、でもアーニーと話せて楽しかった。帰ったらうちにきてくれ。アーニーいいやつだ」


「そんなことないよ」


「げへへ、お、おらはいいやつだとおもう」



 ピスケスは屈託なく笑う。



 本当にそんなことないとは知らずに。




「よし、じゃあもういいよ空にしきらなくても大丈夫だから。転送しちゃおう」


「わ、わかった!ポルル、ポルルンおうちにかえるぞー」


「それじゃあ力を抜いて」


「う、うん。げへへ、アーニーまたな!」




「うんまたね。――『Sammeln』」




 ピスケスの魔力量が基準値を下回ったので固有魔術を発動させる。


 転送なんかではない、処刑の魔術。






「あ、あれ、あ、アーニー、これが転送?な、なんかふらふら、して、、、」


 ピスケスは力を全て失い地面に打ち上げられる。

 ピスケスの下半身はまんま魚のようになっている。魚人には足があるタイプのないタイプがいるのだが、彼は後者だったようである。


 ピスケスの大きな二つの目から完全に光が消える。


「大丈夫だよゆっくり目を閉じて。おきたら家に着いてるから」


「そ、そか。ありがとなあーにー。お、おやす……み」



 ピスケスは両目を閉じるとぴたりと動かなくなった。












「大丈夫寂しくないよ。ずっと一緒だから」


お、おら死んじまったのか!?

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