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フォニックス 白雪の戯れ  作者: ことこん
第十三章 After two years
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第五部 そして物語は進む

 各々色々言うものの、最終的にはフィラの作戦に合意した。

決行は三日後。

俺たち五人は、とりあえず集まった。

ミネーシャはジト目でこちらの様子を伺いながらニヤニヤしており、少し不気味だった。

だが、そっちの方がまだ良かったかもしれない。

対するベリーマリー。

ピンやらシールやらが所狭しと並ぶ前髪。

ピンク、黄色などで染められた髪。

やたらと缶バッジ、ぬいぐるみが付けられたバッグ。

そしてリボン、レース、フリルなどがふんだんに付けられている服。

バッチバッチの目。

勿論、見た目にとやかく言うわけではない。

ただ……

「こんちゃー!!

ねーねー私狐の国行った事ないの!

どんな所なの?カワイイカフェある?それと……」

などなど、まあ質問がマシンガンの様。

そもそも、こんな格好で戦えるのかも心配だ。

ニアはまぁそうだろうが、セイも助けてくれなかった。

……本当に、このメンバーで行くん……だよな?

そしてなんとか話し合いを始めたが、

「か弱い私にはそんな仕事できないよー」

とベリーマリーは主張し、

「ん?俺?なんでも良いぞ?」

とセイが遠慮するせいで決めづらくなり、

ニアとはコミュニケーションが取れず。

最後のミネーシャが近付いてきた。

「ライト君、だっけ?

こう言う時には、神に決めてもらうのが一番だ」

とネックレスを外し、いわゆるダウジングをし始めた。

十分後。

本当に良い落とし所を見つけてしまった。

「どうだい?」

「あ、ありがとう……」

ただの厨ニ病なのかと思っていたが、案外普通に能力として使っているだけなの……かもしれない……?


 その後、五人組で三日間を過ごした。

ニアともコミュニケーションが取れる様になり、ベリーマリーの質問マシンガンにもある程度耐性がついた。

まずはシンの瞬間移動で、研究所の隣町に着いた。

待機組や飛行組と別れる。

俺たちはぞろぞろと連れ立って歩いて行く。

バロンと別れる。

俺たちは指定された物置小屋に辿り着く。

潜入組や囮組と別れる。

そして、俺たち五人は中で指示を待つ。

「そう言えば、ミネーシャたちはなんで俺たちに協力してくれるんだ?」

ミネーシャは顎に人差し指を当てながら、

「んー、そうだね。

僕たちは『戦士』という役目を与えられている。

目の前で戦いが起こっているならば、それは自分ごとであるようになっているのだ」

大仰な言い方ではあるが、まぁ、戦士は戦うものだ、を体現しているのだろう。

俺たちとは違って、戦いそのものを求めているのかもしれない。


 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

次編でもまだ毎日投稿は続けていきますので、どうかよろしくお願いします。


次編はよりダークですので、苦手な方はご注意下さい。


この物語が誰かの記憶に残るならば、こんなに嬉しいことはございません。

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