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仙人はご神職でした。そして驚きのものがそこに立っていました。

作者: GONJI

おはようございます!

今週も何卒よろしくお願いいたします!

昨日は、フリーとなり天気も良かったのでドライヴに行きました

饒速日尊にぎはやひのみこと武内宿禰たけのうちのすくねとその子孫である葛城氏かつらぎしの追っかけをしていて飛鳥応援大使でもある私はまほろばの奈良へ向かいました

大阪からいつものように大和川と石川の堤防を走り竹内街道へ

途中二上山登山口と竹内峠を越えて奈良県に入り竹内交差点を右折

山麓線を一路南下しました

そして機会があればよくお参りさせていただく葛城一言主神社様へ向かいました

「良いことも悪いことも一言なら何でも叶えていただける」というこの神社は山麓に鎮座されて、山をバックにそれほど広大な境内ではありませんが参拝者が多いのです

ここの絵馬には大きな「願」と言う字が書かれています


無事参拝を済ませて階段を降りてくると道端にこの辺りの農産物の無人販売所があり、国産青レモン(2個200円)、かぼす(3個200円)、みかん(3個100円)を販売していましたので3つセットで買いました!

財布の中に500円玉しか無かったんです(笑)


さて、次に一言さんに行く途中の道路に「笛吹神社」と書かれた道標があり通るたびにいつも気になっていた神社があったのでこの機会にお参りさせていただきました

火の神であらせられる火雷大神ほのいかづちのおおかみをお祭りする葛木坐火雷神社かつらきにいますほのいかづちじんじゃと当地笛吹連の祖神の笛と音楽の神であらせられる天香山命あめのかぐやまのみことを合祀しご主神とされた神社です


なんと!音楽の神様でした

これはきっと呼ばれたんですね!すごいご縁を感じて感謝しています

ご主殿の裏には古墳があり、なんでもこの辺りの山谷にある古墳群の一番東端にある円墳らしく、書いてある玄室の寸法を見ると飛鳥の石舞台古墳より大きいのちゃうの?と思える規模でした

場所柄、突然消えた謎の一族である葛城氏の古墳群ではないか?とピンと感じました



では、次に本日の主題にも書いてありますように仙人がおられる神社に向かいました

この方は知り合いでメジャーデビューしている先輩音楽野郎さんです

髭モジャで髪の毛もちりちりの風貌でまさに仙人なのです

で、なんと生家が神社で神職も家業として継いでおられるのです

市が持っている近所の無料駐車場に車を停めて徒歩で5分ほどの場所でした

一の鳥居ははるか先にあったので、今回はそこまで行かないで、途中の参道から二の鳥居をくぐりました

昨日の昼間は日向では暑いぐらいでしたが、この参道に入ると「ヒヤッ」と涼しくなりました

これは神域だからか?

二の鳥居をくぐって誰もいない境内に入ると空気が違う・・・

知り合いの先輩音楽野郎さんが住まいする社務所を右に見ながら、まずは拝殿に赴いてお参りさせていただきました

お参りを済ませて振り向くと・・・なんとこの先輩音楽野郎さんがそこにいるではありませんか!以心伝心なんやろか?

なんでもちょうど出かけるところだったようです

「おお!お参りしている後ろ姿を見て近所の人とは違うとは思っていたけどまさか!」

私は今日ここへ訪れるまでの道程をお話して「で、突然お伺いしようと思ったんですよ」

少し話をしている時に仙人が「この拝殿の前の鳥居を見てごらん」とおっしゃいました

二の鳥居を超えた境内の中にさらに立っているのですが・・・


普通神社の鳥居の形と言えば、上部は両肩を少し上に張り上げたような形ですよね?(表現は悪いですが壁に書いてある○○禁止!みたいな形)

一の鳥居も二の鳥居も例に漏れずその形なのですが、何故かこの拝殿前の鳥居だけすべての構成は石製の円柱で両端の柱2本に横棒が下の方は突き出ずに両端の柱の間で収まり、上の方の横棒は両方の柱より数十センチ突き出る形なのです


仙人は「天皇陵の前に立っている鳥居と同じ形の鳥居が立ってるんやで、ご祀神は違うのに何でやろうね?」

何と!ほんとどういうことでしょうね?

ミステリー


どこかで聞いた話ですが、発掘調査で出てきた物を復元していると何故こんなものが出てくるのだ?ということがあるそうです

でも、上部へ上がるにつれていつの間にかその話は無かったことになることがあるらしいとか・・・噂ですけどね


この国の古代は訳わからんから、じれったいこともあるけど、ほんま面白いのです

奈良はそんな神がかりと思うようなことで溢れているのです

よく見かける神社の両肩を張り出したような鳥居は「明神鳥居」で、今回の仙人の神社にあった鳥居は「神明鳥居(伊勢鳥居)」だそうです。

やはり伊勢神宮系と言えば天皇家ですが、やはり今回の形は「陵墓鳥居」とも呼ばれているようです。

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