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第35話 お菓子と作戦タイム(2)

光をまとい魔具屋マグマグの店内にワープしてきた四人。


「はぁ、店内落ち着くわ…なんだかドッと疲れが来たわね。…ま、まあ私何もしてないけど…」


「リリアお姉ちゃん居てくれて助かったよー、勇者パーティーの話とか聞けたし」


「冒険者ギルドは勇者パーティーの話で持ちきりだろうね~、後で行ってみよ~」


「そうですね、ただ、ひとまず今は…」


「お菓子タイムだよー!」


アマテラスが出すお菓子とリリアのハーブティーで一息つく。


「そういえばこの街でお菓子屋さんってある?」


「あるわよ。ただ前言った通り砂糖は茶砂糖が一般的だから、あなた達がよく食べてる味よりは劣るわね」


「そっかぁ」


「茶砂糖ちょっと貰っていい~?」


「いいわよ、はい」


セーレは貰った茶砂糖をそのままかじる。


「うーん、なんというか、色々な味がするね~」


「甘味のある樹木の露を火で温めて水分を蒸発させて作るのよ。ちょっと樹木の味みたいな風味が残ってるわよね」


「そうなんだー、白砂糖は?」


「詳しくは知らないけど、手間がかかるってことは知ってるわ。むしろあなた達の方が詳しいんじゃない?」


「いえ、私達は製造方法までは知らないんです。作られたものを複製している状態ですので…」


「白砂糖作れたら面白いかな?」


「簡単に作れるようになったらある意味革命が起こるでしょうね」


「私達が作れるようになったら、その後は魔具で作れたら素敵ですね」


「それが出来れば凄いことだけどね。やるならまずは製造方法、次に魔石の調達、そこから魔具製作となかなか手間よ?」


「のんびりやってみるから大丈夫だよ~」


「製造方法は白砂糖を扱ってるお店で聞いてみましょうか」


「魔石は…、まあまず製造方法を聞いてから教えるわ。んで白砂糖を売ってるお店なんだけど、マールイッドに王都から週一回来るロイヤルショップっていう露店商が扱ってるわ」


「露店商ってどこに来るの?」


「中央噴水広場から南門に通じる南大通りよ、陽の日は各地から露店商が集まって東大通りにも負けない賑やかさになるわ」


「陽の日~?」


「…そういえばあなた達、曜日についても知らないわけよね?」


コクコクと頷く三人。


「月の日、火の日、水の日、風の日、土の日、星の日、陽の日の七日間が一週間よ。今日は星の日だから、露店が開かれるのは明日ね」


「そうなんだー、ありがとー」


「まあまずロイヤルショップで聞いてみて。また分からないことがあったら来てくれれば教えて上げるから」


リリアに礼を言い、お菓子タイムを終えて帰路につく。


「そういえばお昼ごはん食べてないね」


「ふふっ、あーちゃんは食いしん坊ですね」


「それじゃ小春日和に戻ってアリアお姉ちゃんに聞いてみよ~」


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