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43 神々の戯れ

本日は土曜日

じいちゃんの家に行く。

という訳で、電車に揺られしばらくしたあとついた。

じいちゃんの家に。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「よぉ?久しぶりだな。黒木真」


門に、寄りかかるようにして立ってる黒い男がいた。


「ええ、久しぶりです。」


俺は無視して歩こうとするが、


「おいおい、連れないじゃねぇか。

少しぐらい構ってくれてもいいんだぜ?」

「嫌です。面倒くさいので」

「はぁ、まあいいか。

実際、俺の性格ってそんなもんだからなぁ。

まあいい。

それより、一回ドンパチやらねぇか?

狼藉だと全力が出しにくくてな。」

「嫌だって言ってるんですよ。

話を聞いてください」

「聞く気がないから聞いてない。」


はぁ、人物紹介のターン。

この人は、じいちゃんと結構縁の深い人物らしい。

強さは知らん。

初めてあったときから絶対に戦うなってじいちゃんに言われたから戦ったことはない。

まあ、絶対ツヨインダロウナー

はぁ。


「そこら編にしておけ黒」

「俺は黒って名前じゃないんですがね?狼藉さんよ?」

「ハッ、ならば真名を名乗ればよかろう?」

「そういう訳にも行かねぇんだよ。

それより一回やり合わねぇか?」

「フォッフォッフォッ、いいじゃろう。

掛けるのは何じゃ?」

「んじゃ、俺の真名で。」

「乗った。

早速やろうじゃないかのぉ?」


そう言うと二人は庭へ向う。

あっ、俺も見に行こう。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「本当に良いのじゃな?」

「別に構わねぇってんだよ。

いいだろ?」

「ばあさん。

頼んだぞ」

「はいはい、このコインが地面についた瞬間からスタートですよ」


そう言うとばあちゃんがコインを指で弾く。


ヒュ〜…、、、


1、2、3、


俺の鼓動が少しずつ早くなる。

空気が固まる。


威圧がすごい…

二人の目は真剣そのもの。

何故か持ってる真剣を抜刀の姿勢で目をつむり待っている。


そして、コインが地面につくかつかないかの瞬間二人は目を見開き抜刀した。


パァンッッッ!!


爆音と突風が吹き荒れ剣先は愚か二人の姿さえぶれて一瞬遅れでしか追えない。


すごい…

これがじいちゃんの全力か?


いや、違う。

二人共、まだ余裕がありそうだ。


そんな感想を持っているとついにようやく二人の足が地面に付き…粉塵と、石が四方八方に飛び散る。


…ヤバイっ!!こっちにも来た!?


奥義っ!!真!!


とっさに出した技で俺は目の前の石を弾き飛ばす。

一緒に観戦しているばあちゃんや…血花ばあちゃんっ!?いついたのっ?というかいとこ達もいるし!!


っと、もう一度視線を戻すと二人は地面周辺に居なかった。

ん?上?


少し見上げると何故か空を跳びながら切り合ってる二人がいる。

ちょっとまって。

どうやって飛んだ?まさか、粉塵とかを超高速で踏みつけ無理やり飛んだなんて言わないよな?


………………………………滅茶苦茶言いそうだ…。


ま、まあ、さっきまで地面から10センチほどのところを飛んでいたし今更か。


今更か?


いや、違うだろ?


そういや、あれはなんで飛んでんだよ?おかしいだろ?

しかもなんで俺はそれを疑問に思ってない…?

いや、純粋になんにも考えてなかっただけか。


まあいい。

試合の続きを見るか。


ある程度空中で剣を打ち合ったあと地上に降りてきた。

着地音が聞こえないのもやばいな。

降りてきたときの威力を綺麗に消してるのか…

完全に力を流してるって事だよな?

うわぁ…

そりゃ勝てないよ。

まあいい。

良くないけどいい。

今度は二人共刀を下段に構えたまま一切動かない。

終わったのか?


そう思って動こうとした瞬間、血花ばあちゃんに止められた。


「死にたいのかい?

まだ、真には見えないだろうけどあの二人。

今度は、バカみたいに高速で切り合ってるよ。」

「えっ、本当に?」

「実際わからんだろう?あの速さは感覚でしか感じ取れないものだからねぇ。

よいしょっと。」


そう言いばあちゃんは石を投げた。

そして、二人の間合いに入るかどうかの瞬間。


爆発した。

石が。

達人ならば石を両断します。

ですが彼らは違います。

達人ではなく超人です。

人間じゃねぇ。


まあ、刀のふる速度のエネルギーをもろに浴びた石は切れるより先に爆発四散したというわけです。

わかりやすく言うならでっかい岩をそこそこ大きい鉄球を時速数千キロで投げつけた感じ?

あと、人間じゃないんでぶっちゃけ物理法則?なにそれ?美味しいの?状態でもあるのでまあ、無意味?的な?

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