31 奇想天外
「お兄ちゃん♡
殺すよ?♡」
家に入って最初の言葉。
語尾にハートつけないでいただけますか?無理ですか?そうですか…
「そんなこと言ってないでとっとと帰るぞ!!
嫌われるぞ?」
「殺すよ?♡
あ、黒木おにぃ〜ちゃん♡
いいことしよ?♡
このゴミは殺して、ね?♡」
愛が重い。
面倒くさいから放置でいいかな?
「じゃあ、俺飯作るから。
良かったら食うか?」
「うん♡」
「じゃあ、しばらく待っててもらえるか?
あ、椿さんもご一緒にどうですか?」
「え、私もいいの?」
「いいですよ。
人数多いほうが作り甲斐があるし。」
「それなら、妹も呼んでいいかな?」
思ったより図々しい!!
「別にいいですけど…」
「図々しいかな?」
「いえ、それなら材料が少し少ないなと思って…」
「あ、それなら…「大丈夫ですよ!!こっちには馬車馬のように働いてくれるバカがいますし。」
「バカってなんだよバカって!!」
「え〜?そのとおりじゃん♡
何、黒木お兄ちゃんに口答えしてるの?殺すよ?♡」
ん〜と、ヤンデレというよりメンヘラ?
けど、誘拐されかけたからヤンデレでいいか?
面倒くさいし。
「と言うわけで、頼むな。
俺んちで飯食うんならそれぐらいするよな?」
「了解。
何買えばいい?」
「じゃがいも一袋、人参一袋程度。
あと、肉だな。
カレーに使うやつで。」
「えっと…」
「牛肉だよ。
クソバカお兄ちゃん♡」
「じゃあ、妹と一緒に買い物頼む。
金は…二千円渡しておくから釣りと領収書よこせよ。
あといらないもん買うなよ。
できる限り安くしろよ。」
「了解、じゃ行ってくる!!」
「行ってきまぁ〜す♡」
あの二人なら安心だな。
「私も手伝いましょうか?」
「あ、だいじょうぶですよ。
というか、買ってきてもらわなきゃ作れませんし。」
「そうですか…
材料的に今日はカレーなんですか?」
「あ、はい。
なので少し時間がかかるかもしれませんが…」
「いえいえ!!その程度なら全然!!
作ってもらってるのに早くして欲しいなんて贅沢を言ったらバチが当たります。」
「そうですか。
あ、ジュース飲みます?」
「唐突ですね。」
「そうですか?」
話題的に面倒くさそうなので切り替えたかっただけだからな。
下手に突くと相手を不快にさせるが話題がなければ雰囲気が悪くなってしまう。
と言うわけで、話を逸しただけだ。
「ジュースを頂いてもいいですか?」
「冷蔵庫に入ってるので勝手に取っていいですよ。
僕はちょっと用事があるので…」
「宿題ですか?」
「あ〜、面倒くさいな。
寝る前にやろ」
「ふふふ、」
「あ、すいません」
「いえ、ちょっとそのところが私の妹に似てて…」
「あ〜、中学生ならみんな面倒くさいことはあとに回そうとしますよ。」
「私にもそんな時期がありましたよ。
あはは…。
今では逆に勉強しておかないと落ち着かないと言いますか…」
委員長みたいな感じなのかな?
まあ、そうこう話している内に仁馬たちが帰って来てカレーを作ることに。
カレーを作り出してしばらく後。
「あ、妹さんが帰ってきたか見ないのですか?」
「あ、そうですね。
忘れてました。」
アハハ〜とか言ってるけど大丈夫かそれ?
腹減って家で待ってるんじゃないのか?
「すぐに呼んできたほうが…」
「そうですね、ちょっと離れます。」
「やっと、虫が出ていったぁ〜♡」
「そんなこと言ったらだめだろ…」
「お前…妹をしっかり躾けとけよ。」
「それができたら苦労しないよ…はぁ…。」
ガチャン
「ただ今戻りました〜。」
「お邪魔します…」
ん?この声は…
「「「ゲッ!!」」」
モブCでした。
みんな〜、この展開は予想できたかなぁ〜?
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いや、ぶっちゃけ予想できた人いる?




