27 ヤバい魔法ってやばいよね(語彙力
「解除したぞ〜」
「ふう、ヤバかったでござる。
拙者の暗黒帝を正面から破るなんてまともじゃないでござるよ」
「だろうな。
ただ時間がもっとかかってたら俺もただじゃすまないだろ?」
「当然でござる!!
あの魔法は時間が経つに連れてその真価を発揮するのでござるよ!!」
「そうよ?というか、あれって無差別攻撃よね?」
「そうでござる。
厳密に言えば、マップの状態を改変して発動させてるでござる。
今回は、ある程度セーブしてるでござるからMPの減りも多いでござるがマシでござるよ。」
「ん?それならなんでこいつのときに使ってなかったんだ?」
(そうじゃそうじゃ!!舐めプなのじゃ!!)
「勘弁してくれ…でござるよ。
それに結構な確率で暴発するのでござるのよ。
今でこそ、そこそこの確率で成功するでござるが失敗したときは目も当てられないでござるよ?」
「どんな事になったんだ?」
「一番ひどいのは特定のマップから一時的にモンスターが消えたことでござるかね?
あのときは運営から直接警告が入ったでござるから。」
「何してんだよ、お前。」
「フッ、謎多き男なのでござるのよ、拙者は。」
失敗談が多いだけじゃね?
「で、なんで今回はやったんだ?」
「ぶっちゃけ、術者が死ねば暴走しようがしまいが止めれるのでまあ、信頼でござるね。
それに、カースドラゴンのときは事前準備をしてなかったでござるし。」
「事前準備?」
「HPをMP変換することでござるよ。
そうしなければ発動すらギリギリでござるからね。」
「そんなに食うのか?」
「バカみたいに食うでござるよ?
で、纏った物があったでござるか?」
「わからね。
オートのときは見えたような気がしたが手動に変えた途端百パーセント消えた。」
「そうでござるか…残念でござるな。
で、冷却時間は?」
「冷却時間?クールタイムか?それなら…ゲッ、こりゃおいそれと使えないぞ…。」
「どれぐらいでござるか?」
「100時間。4日と少しってところか?」
「わーお、まあ当然でござるか。
あと永続発動はできそうでござるか?」
「多分、リアルスペックの問題で無理。」
「あれ〜?私は仲間はずれかしら?」
「後でかまってあげるでござるよ。
で、理由は?」
「1つ目は、オートじゃなきゃ頭焼き切れる。
2つ目は、オートは早すぎて酔う。
この2つで永続発動は無理だ。」
「説明がざるくないでござるか?」
「頭まわんねーんだよ。
とりあえず寝ていいか?」
「そうでござるね。
いい時間でござるしねますか。」
「ふわぁ…、今日の授業復習して私も寝よっと。」
「「勉強するのかよ!!?」」
俺たちには無理だ。
では、お休み〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「よく寝たな。」
やっぱりゲームで色々動いて疲れてるんだろうか。
まあいい。
学校に行かなきゃな。
ピーンポーン♪
誰だろ?こんな早朝から?
『もっしも〜し、黒木くんいますかぁ〜?』
あ、この前ストーキングしてきたやつがいる。
なんでこんなとこにいるんだ?
とりあえず、居留守を使うか。
『おーい、いるんでしょ〜』
メンドクセ。
ベランダから…え?見られてない?
『ヘヘ〜ん、私の仲間を招集してこの家を囲ってるのよ!!』
ドヤ顔がむかつのです
なので2階に登る。
なんか下が騒がしい。
学校の準備は終わったし靴持ってきて…と
この高さなら…オケ!!
とりあえず雨樋登って屋根の上につく。
景色は…そこまで良くない。
まあ、誰にも邪魔されない登校ルートが獲得できたしとっとと学校に行くか。
「へ?あっ!!待てぇー!!」
この状況で待てって言われて待つやつがいたらそいつは頭がおかしいな。
皆さんも幼少期の頃に雨樋を登った思い出はありますか?
僕はあります。
弟に家の中から鍵をかけられ入れなくなったので仕方なく雨樋を登り二階のベランダから家に入ってやりました。




