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結婚あるある。  作者: ねこ
10/12

細かいことって大事。

普段から彼は大雑把な人だとは思った。私もそうだから。

でも、いざ結婚するとなって。

式をどうするとか。同居するかしないかとか。

ほんと、いろいろ決めなきゃいけないだろうに。

おおまかなこと以外話し合わず、見切り発車的に結婚してしまった。


彼の両親とは、彼も含め、長くて。

同居も違和感がなかった。

車をとめる駐車場も契約してくれた。

仕事も続けていい、というよりは、続けてくれと言われた。

お義父さんは大人しい人で、娘がいないから、何を話していいやらと

てれてニコニコしている人で。

お義母さんはパキパキしている人なので。

のんびりしている私にはありがたいかなと思っていた。


生活費を一応お義母さんに渡した。

私が寝る部屋は、なぜか、家を出ている義弟の荷物であふれていた。

私はまずゴミ捨てをしないと生活をスタートできなかった。

普通さぁ、私が引っ越してくる前に、片づけるんじゃないの?こういうの。

同居だし、あまり文句を最初から言ってはいけないと、我慢した。


仕事をするとは言っても、家事をやらないのも悪いと、朝のごみ出しや、風呂掃除、

休日は掃除とか買い出しを手伝った。


「二階は掃除してね。ごみ捨て、トイレやお風呂掃除はまかせたわ。」

「料理は私がやるから。私、他人の作ったものは食べるの嫌なの」

お義母さんは同居スタートするとき、笑顔で言った。

ん?私って他人だったの??しかも、お義母さんの嫌いなことだけ私やるの??


同居について、もっと細かいことを話しておけば良かった。

後悔先に立たず。


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