第1話「まりあは魔法少女」
書き直したのか?書き悪くなったのか?
自分としてはビミョーです。
「そこ!」
あたしは攻撃魔法を繰り出す。
ドォン!
命中!目の前の敵は四散した。
「次!?」
振り向きながら、周囲を見渡す。
!
見つけた。
「えい!」
狙いを定め、すかさず攻撃!
が!?
「まりあ!危ない!?」
背後から叫び声がし、何かが爆発した。
「ちょっと危ないよ!まりあ!」
「ごめん!ありがとう!」
「本当!もっと気をつけてよね!」
「はーい!」
…なんて事を夢想していた頃もありました。
でも、現実は…。
「まりあ〜!」
一人の制服姿の少女が声を掛けてくる。
もちろん、学校指定の。
「何?茜」
あたし…一沢まりあは、親友の田野茜に答えた。
「お願い!また、アレやって!」
「えー!?また!?」
手を合わせて拝まれてもなぁ。
「お願い!」
「…。今回だけだよ?」
「やたっ!」
…あたし、ホントに甘いな〜。
思わずため息が出た。
「じゃ、やるよ。みんな、どいてて」
『お願いします!』
みんな、調子いいなぁ(苦笑)。
さて、魔法を使うのに呪文なんかいらない。
必要なのは想像力と集中力。そして、力のコントロール。
もっともそれ以前に、魔力の元になる大気中の希少エネルギー「マナ」を吸収できる体質でなければならないんだけど。
運悪くあたしは、そうだった。
「えい!」
掛け声は一瞬集中力を高めるため。指差しもそう。
力は見えない。結果だけが見える。
『おおっ!?』
「よし!」
みんなはどよめき、あたしは結果に満足した。
いつの間にか教室は綺麗になり、ゴミ箱の中にゴミやホコリが入っている。
これぞ「まりあ流お掃除魔法」!
転送魔法で教室中のゴミやホコリをゴミ箱に移したのだ。
しかし、意外な弱点もある。
視界に入ってる場所しか効果がないのだ。
また以前。校舎中を大掃除した時、ゴミ転送先の焼却場がヒドいことになってたのは記憶に新しい。
「いやあ〜!まりあ様々だよ〜!」
「ああっ!まりあ様!」
「お慕いします!」
…嬉しくないのも、また事実。
とゆー訳で、また投稿し直しです。
改めて、よろしくお願いします。




