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一話

ピピピピッピピピピッ!

「ふぁ~~~~」

私は三島 奏

「あら、奏おはよう」

「うん、おはよう」

「ご飯出来てるから食べちゃいなさい」

「は~~い」

私はご飯を食べた後部屋に戻り男子の制服を着る。

なぜ、女の私が男子の制服を着るのかというと私は小学生の頃あるトラウマから女の姿で出るのが怖くなってしまった。今まで何度か女の姿で出たがそのトラウマのせいで外に出たら足が震えてしまう

男子の恰好をしているときはなぜか大丈夫なのだ

「今日から二年生ね、・・・まだだめそう?」

「・・・うん、でも今年で治そうと思ってる」

「そう、でも無理はしちゃだめよ」

「わかってる」

「それじゃあ、行ってくるね!」

「はい、いってらっしゃい」



私の学校は歩きで10分のところにある

私は学校に着き教室に入り席に座ってしばらくすると後ろから

「よっ奏太、また一緒だな」

「うんおはよう拓馬、はぁ~」

この男は山崎 拓馬

私の中学からの友達である。拓馬は私が女であることは知らない

この学校で私が女だと知っているのは教師をしている私の実の姉である三島 沙紀と校長である

そして奏太とは私が男の姿でいるときの偽名である

「おいおい、ため息はねぇ~だろ」

「いや、今年も賑やかになりそーだなと思って」

「まぁ、俺がいるからな」

「ははは、そうだね」

私と拓馬が話していると

「おはよう、奏太君、山崎君」

「うんおはよう、委員長」

「おはようさん」

この子は増田 紗耶香 通称委員長 眼鏡をかけて身長も高く美人さんでありクラスでは密かに人気があるのだ

私は前髪で顔が隠れてしまっていて見えなくなかなかクラスの人たちが声をかけてこない、その中で私に声をかけてくるのがこの二人だ

委員長も私が女だとは知らない

そして扉が開き

「おーーーい、お前らいるな全員体育館にいけ」

「今年もさきちゃんか」


その後体育館に向かい始業式が始まった

『では、始業式を始めます、初めに校長先生の挨拶です』

『え~今学期も始まり・・・・』

始業式が終わり教室に戻り

「今日はここで終わりだな、あ~6月に修学旅行があるから適当に班決めとけよ」

「さきちゃん!この学校修学旅行早くないですか?」

と拓馬が言う

「教師をちゃん付けで呼ぶな!後、私に聞くな」

「へ~い」

「それじゃ気を付けて帰れよ」

「奏太、さっきさきちゃんが言ってた修学旅行の班組もうぜ!」

「う、うんいいよ」

(ど、どうしよう?!だ、大丈夫かな)

「女子はどうするの?」

「女子か委員長たちでいいんじゃないか?」

「まぁそこは後々でいいか」

その後他愛のない話を少しし

「じゃあ帰るか、また明日な!」

「うん、また明日」














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