表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

一話

「腹が減った。わしはいつまでこの仕事をしなければいけないんだ。」


大画面の前で爺はため息をついた。

画面の中央には地球が映し出されている。


「あ〜あ〜。どうしてこうなったかのぉ...」


「どうかなさいましたか。」


隣で見ていた執事の様な格好をした男が聞いた。


「どうもこうも無い。まったく...何故こう人間ばかりが増えるかのぉ...」


「本当はわかっていらっしゃるのでは?」


「...ほんの少し知能指数を高くしただけだ!少しくらいいいだろう!」


「その結果がこれですよ。」


爺はまた大きなため息をついた。


何秒かの静寂のあと、爺はこんな事を呟いた。


「わし、辞める。」


「...え」


「この仕事辞める。もう疲れた。」


「...適当に他の奴連れてくるから。」


「無理無理無理無理!行かないでぇえええ!」


叫び声をあげる前に爺は姿を消した。


それと同時に俺が現れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ