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部長と副部長

「なんかさ、体育祭終わってから1,2年生の音が飛ぶようになったねー」


 帰り道を歩く、前田先輩と羽田先輩。


「外で演奏したことがいい方向に向いたんじゃない?ここって公立だしさー部活のお金もあんまりなくてさー練習環境も悪い。それでも、上達できる機会があったのに気が付かなかった。ちょっと、1年に戻りたいな、とか思っちゃったり」


「後悔してるってこと?」


「うーん、そうかも。最近、部活が楽しいって思えてきてさ。みんなでもっと音楽したいなって」


 音楽したいってなんだろね?

 自分で言い、自分でツッコむ羽田先輩。


「わかるよ、みんなで音楽してるとき楽しいよね。薫子は部長も学指揮もやってたから余裕なんてなかったもんね。2年のときとか辞めたい、辞めたいって毎日言ってたのに。あはは、なんか懐かしいなぁ」


 1人が歩みを止める。つられてもう1人も止まる。


「過去には戻れない。だから未来で後悔しないように、今できるだけのことをしなくちゃね。部活もだけど勉強もっ!」


「うぅっ……胃が痛い。途中まではいい話だったのに最後で台無し」


「てへっ」


 二つの影が再び歩み出した。


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