二周年記念・第一部 ツバサチャレンジ6
皆さんメリークリスマス!!ツバサです。
さて、二周年記念感謝祭といたしまして今回行うものは……『暗殺ゲーム〜疑心暗鬼・仲間は誰だ?~play!!』といたしまして暗殺ゲームを行いたいと思います。市民チームは役職は警察A,B、探偵、ボディーガード、FBI、復讐者、弁護士、裁判長、検察、暗殺チームは暗殺者A,B、依頼者、怪盗、殺人者、第三チームは異常者、合計15人でバトルします。
では、一応簡単にルール説明をいたします。
朝の捜査会議、夜の帰宅を交互に繰り返します。朝の捜査会議では最大5分の話し合いをして暗殺者チーム及び第三チームを探していただきます。夜の帰宅ではそれぞれの一部の役職の能力発揮があります。警察二名が脱落しますと暗殺チームが勝利となります。逆に暗殺二名を脱落させれば市民チームの勝利、第三チームはゲーム終了時点で残っていることが勝利条件です。では役職の説明でツバサ小説紹介にのってないものを説明いたします。
警察:夜の帰宅時に誰かひとりをかならず逮捕しなければなりません。また、逮捕権はAの方からありますが脱落した場合はBに移つります。また、二回連続で市民チームを逮捕した場合は誤認逮捕として現在逮捕権のある方の名前が公表されます。警察どうし誰が警察なのかは知りません。探偵:夜の帰宅時に毎回一人の方を調査し調査結果から暗殺者チームか市民チームかを調べられます。異常者は市民チーム表記となります。
ボディーガード:夜の帰宅時に暗殺者からの襲撃から誰か一人を守るかを選択します。守られた人はそのターンで襲撃されてもリタイアされません。
FBI:朝の捜査会議中に発動。一回のみですが誰か一人を指定して役職を聞くことができます。
暗殺者:夜の帰宅時に必ず誰か一人を襲撃し脱落させます。また、暗殺者どうしは誰が暗殺者かを知っています。
依頼者:夜の帰宅時に一度だけ誰かの役職を調べられます。しかし、その情報を知れるのは暗殺者の方です。暗殺者に伝えられるのはその翌日です。
これぐらいですね。それ以外の役職については小説紹介参照です。
では、今回一緒にプレイしくれるメンバーを紹介します。
ドリキャチから加藤愛奈、レオン=ドリム=サイト、植木月。
愛奈「よろしくね〜」
レオン「できるだけ頑張ってみることにするよ」
月「よろしくお願いします」
クリアライフから冨本秀一、ミント=クリア=ライト、星野夜美。
秀一「頑張ります」
ミント「レッツプレイ!!」
夜美「頑張らせていただきます」
ちゅうなんから小鳥遊冬前、小鳥遊光、白由利文月、黒石降雪。
アキ「頑張るよ」
キララ「くくっ、我が勝つに決まっておる」
ナナ「絶対勝つからね」
ミユキ「よろしくな」
暗殺ゲームから櫻井千穂。
千穂「唯一の経験者として頑張るよ」
夜の空〜つながる星たち〜から香川星、浅見麗。
星「よ、よろしくな」
麗「頑張るよ」
3FLから野咲雪。
雪「よろしくね」
はい、このメンバー+僕、ツバサがプレイヤーとなります。千穂、星、麗、雪は初登場です。
そして、ゲームマスターをクリアライフから福田海斗にやってもらいます。因みに福田は別室でアナウンスを通しての挨拶です。
福田「え〜、ゲームマスターやらせていただきます。よろしくです」
じゃあ、グダクダ言っても仕方ないので始めていきましょう。みなさんは僕視点でご覧ください。また、これからは内言語と話し言葉を区別するため僕の言葉も最初に名前をかきます。
では、ツバサチャレンジ。レディ?ゴー!!
福田「では、役職をご確認下さい」
はい、みなさんこんにちは。今、僕たちは円形に座り目の前にはディスプレイがあります。夜の帰宅時にはそれぞれのプレイヤーの間に壁が現れ完全に個室と化します。防音性ばっちりです。
そして、僕の役職は……なっ!?異常者!?いきなりムズいっす……ね。
福田「では、朝の捜査会議スタート」
ツバサ「おはようございま〜す」
ツバサ以外「おはようございま〜す」
愛奈「で、どうするの?」
千穂「えっと……なにか役職COしたほうが良さそうね」
星「つっても、何の役職COすんだ?」
ツバサ「そうだね……逆に基本的にCOしてはならないのはボディーガード、復讐者、検察かな?」
アキ「ということは……最初の内は警察B、探偵のどちらかがCOか?」
ツバサ「そうだね……じゃ、最初だし探偵COして。3,2,1」
ミユキ「ウチが探偵やで」
キララ「我が探偵やの」
秀一「ちゅうなんメンバー二人がCOか……どうします?」
レオン「二人は残しおいてもいいんじゃないかい?」
千穂「そうだね。二人は次の日に誰を調べたのか教えてね」
ミユキ「うん」
キララ「よかろう」
麗「じゃあ、今回だれ逮捕するんですか?」
月「そうだね、今COしたミユキちゃん、キララちゃん以外で逮捕してください」
ツバサ「こんな感じかな?福田、頼む」
福田「では、夜の帰宅に移ります。各役職の方能力を発揮してください」
はい、今自動で壁が出てきて完全に個室となりました。どんな、機能なんだって?それはご想像にお任せいたします。
さて、みなさん、僕は異常者なので基本的には夜は動けませんのでまとめていきましょう。といっても今回は特にまとめることはありませんね。探偵がミユキかキララか、ということですし。どちらかが暗殺者チームのなにかというわけですね。と、全員の行動が終わったらしいですね。壁が下がっていきます。
福田「一日目、夜の帰宅が終了いたしました。まず、今回逮捕された方はいませんでした。裁判長を逮捕しようとしたと思われます。今回暗殺された方はナナちゃんです。脱落された方は脱落者ルームに移動してください。また、怪盗により能力入れ換えが行われましたので次の夜の帰宅時に自分の役職が変わっていないかご確認下さい」
ナナ「一人だけって?なんか、最悪かも」
秀一「あ、はは。まあ、すぐ誰かそっちいくと思うよ」
ナナ「だといいけど。じゃあね」
ナナの脱落でナナは部屋からでていきました。脱落者は別室を用意しているのでそちらでモニタニングしてもらいます。
福田「それでは、二日目朝の捜査会議を開始してください」
キララ「ふっ、では我からいかせてもらおう。レオンは市民チームだ」
レオン「僕を調べたくれたのかい?その通りだから君が本物であるなら嬉しいね」
ミユキ「ウチも調査結果言うよ?雪は市民チームだったよ」
雪「はい、そうですね。私もミユキちゃんが本物であると願っておくね」
千穂「ふ〜ん、どうしようか?」
ツバサ「そうだね……さっきのターンで警察Aの人は誰が裁判長か分かっていてなおかつ次のターンでミスったら名前さらしがあるからな……気を付けて行きたいけど」
月「確率論で言えばミユキちゃんかキララちゃんを逮捕した時、どちらかが暗殺者チーム、もしくは異常者なわけだから二分の一でいい目が出ますね」
星「逆にそれ以外で選ぶとすると……警察Aと裁判長、後、白判定もらったレオンと雪抜いて七分の三〜四か」
ツバサ「難しいね……市民チームにとって辛いのが復習者を普通に逮捕しちゃうことだな……出来れば残しておきたいが……」
アキ「誰かCOするというのもありか?」
レオン「だとすると……警察Bあたりかな?誤認逮捕は防ぎたいし」
ツバサ「どうだろう?暗殺者に情報を与えることにもなるよね」
そして、僕としてはいつでも騙れるように役職は多く残しときたいしグレラン(白か黒かわからない人、すなわちグレーをランダムで逮捕すること)でやられる可能性も減らしたいしね。
ミント「悩んでても仕方ないんじゃない?ならFBIに出てきてもらうってのは?」
月「ありかもしれませんね。僕は賛成です」
千穂「ん〜、でもまだ勿体ない気がするけど」
月「ですけど、ここで一番いたいのは誤認逮捕で名前がさらされることかと思うので」
ツバサ「そーだな……名前さらしよりかはFBIにでてもらったほうがいいんじゃないか?ボディーガードがまだいたら守ってもらったらいいんだし」
あまり保守的な意見を言い過ぎて疑われるのも嫌ですからね。
秀一「では、FBIの方、でて来てください」
雪「私だよ。じゃあね……キララちゃんで。キララちゃんの役職は?」
キララ「これで確証が得られるな……我が真・探偵だ」
アキ「っつうことは……ミユキが暗殺者チームか異常者か」
麗「でしたら確実に名前さらしを防ぐためにもミユキちゃんを逮捕、ですね」
ミユキ「ウチ、脱落か……なら、レオン道連れやな。殺人者CO」
レオン「くっ、キララから白判定を貰っている僕をってことか」
多分ミユキの考えはこうだとおもいます。夜の帰宅の場面でキララを襲撃し、成功したら恐らくボディーガードはいないのが濃厚、失敗したらボディーガードがいるってわかるということかな?
福田「殺人者の効果により指定されたレオン、及び発動者のミユキちゃんは脱落です。脱落者ルームへ移動してください」
ミユキ「じゃあ、暗殺者チーム頑張ってな」
レオン「僕の分も頑張ってくれよ」
ミユキとレオンは退場していきます。
月「じゃあ、一旦まとめましょうか。キララちゃんは探偵でミユキちゃんが殺人者。ナナさんは暗殺されたので暗殺者ではなく雪さんはFBI、レオン君は市民チームか異常者。つまりは警察の残りは不明で暗殺者は確実に二人残っているということですね」
星「ここにきて異常者が気になるな……」
福田「残り一分です」
時間が来てるな……グレランか……
愛奈「グレランしかなくない?グレーの秀一君、星君、ミントちゃんに夜美ちゃんと、千穂ちゃん、月さんにアキ君、ツバサに私の内から選ばないとね。警察に任せるわ」
ツバサ「そうなっちゃうかな。ボディーガードはキララ守ってね」
みんな頷く。異論は無いようです。
福田「では、夜の帰宅に移ります」
さて、正直困りましたね……星が異常者について一瞬言ったからドキッとしました……
(二分後)
おっ、やっと終了か。悩んでたみたいですね。
福田「夜の帰宅終了です。今回逮捕されたのはミントさんです。また、暗殺されたのはキララちゃんです。お二人は脱落者ルームに移動してください」名前さらしがない……ということはミントは暗殺者チームか……
ミント「頑張ってね、みんな」
キララ「我を脱落させるとは……」
ミントとキララは部屋をでていきました。ナナが一人じゃなくなって喜んでるんじゃないかな?
福田「では、三日目朝の捜査会議を開始してください」
愛奈「ごめん、COさせて!!私、裁判長だったんだけど怪盗に奪われたみたい!!仕事の役割の順番が怪盗、探偵、警察、暗殺者だから一番最初に逮捕しようとした人が怪盗だよ!!」
あっ、そっか。この可能性があったか。
月「まとめますと、現在分かっているのは探偵のキララちゃん、殺人者のミユキちゃん、FBIの雪さんに裁判長の愛奈さん、そして警察視点で怪盗かな?」
ツバサ「でも、警察Aが襲撃されてる可能性もあるから一概には言いきれないよ?」
麗「そうですね……そう考えると愛奈さんが本当は怪盗で真・裁判長が脱落したのを見て騙りを行って勘違いをうまそうとしといる可能性もありますね……検察の方が愛奈さんを逮捕するのも勘違いを減らすためにもいいんじゃないかしら?」
麗の言う事も一理あるな……確かに勝利条件には含まれないけど、暗殺者チームを残しておくのはややこしいし。
秀一「でも、別にいいんじゃないかな?検察は別に使いどころがあると思うよ」
夜美「そうだね、でなくていいと思う」
麗「そう、ですか……」
秀一「今回もグレランかな?」
ツバサ「そうだね……それしか無いと思う。みんなもいい?」
みんな頷く。なら。
福田「では、夜の帰宅に移ります」くそ〜、異常者としてはグレランは避けたいんだけど……仕方ないか……と、今回は早いな。終わりか。
福田「夜の帰宅終了です。今回逮捕されたのはアキです。また、今回襲撃されたのはツバサさんでした」
うわっ、襲撃落ちかよ!!
アキ「じゃ、頑張ってよ。てか、ちゅうなんメンバー全滅だな」
ツバサ「誰だよ僕襲撃したやつ……」
まあ、言っても仕方ないんですけどね。では脱落者ルームに移りましょう。また、これからはモニタ観戦なのでモニタ内での会話は『』こちらを使わせていただきます。
ナナ「お疲れ〜」
ツバサ「ん、お疲れ」
アキ「はあ、ちゅうなんメンバーばっかしだな」
ミント「そうだね。ミントとレオンだけか〜」
福田『では、三日目朝の捜査会議を開始してください』
おっと……始まったみたいだな。
月『じゃあまたまとめようか。まず、グレーが秀一君、夜美ちゃんに星君、千穂ちゃん、麗ちゃんと僕かな』
まだまだグレーも多いなぁ。誰が警察なんでしょうか。
秀一『検察の方いればでてください。考えがあります』
考え……?秀一の言い方からして多分秀一は市民チームだろうな。
モニタ内『……………』
あれ?誰も出てこない。ということは……
ツバサ「この中に検察がいるのか……」
ミント「そう、みたいだね」
あっそうそう。今回は弁護士もいるので脱落者ルームでのCOは禁止です。まぁ、ここで話し合って誰が何の役職なのか推理するのはありですけどもね。
秀一『しまったな……もうやられてたか』
麗『脱落メンバーで役職確定してるのがキララちゃん、ミユキちゃん、白判定はレオン君か。脱落メンバーであり得る役職は判明している探偵、殺人者を抜いて警察、ボディーガード、復讐者、怪盗、弁護士、裁判長、検察、依頼者、暗殺者かな……』
愛奈『うぅ、だから裁判長なのに』
月『まぁ、確証はないですからね』
秀一『完全に議論が止まってしまいましたね……』
ツバサ「確かにこれ以上は難しいところあるよね」
ナナ「FBIの雪ちゃん以外信じられないもんね」
アキ「いや、もし警察Aが生き残ってるなら愛奈さんが本当のことを言ってるかどうかわかるよ。さらに怪盗が誰かもわかってるし」
ツバサ「もし生き残ってるならそれいかせるかな~」
秀一『夜のターン移らせていただいていいですか?それなら停滞したこの空気から動き出せる考えがあるんです』
月『いいですよ』
雪『私も反対ではないです』
夜美『うん』
千穂『私も』
麗『大丈夫だよ』
福田『え~、では、夜の帰宅に移らせていただきます』
ツバサ「どうなるんだろうね?」
ミント「シュウイチの考えってなんだろ?」
アキ「まぁ、アイツも賢いしなんかあんだろ」
福田『夜の帰宅終了です』
ツバサ『終わったみたいだね』
福田『今回逮捕された方は愛奈さんです。また、今回暗殺された方はさんです。脱落された方は冨本です。脱落された方は脱落者ルームに移動してください』
冨本『僕の作った可能性を消さないでくださいね』
ツバサ「逮捕できたということは愛奈の裁判長が本当であるということが判明、同時に前回のアキが黒であることも確定だな」
アキ「お見事、正解だよ」
福田『それでは、三日目、朝の捜査会議を開始してください』
夜美『弁護士ってさ、もし生き残っていたらそろそろ誰か復活させてもらったほうがいいのかな?』
麗『どうでしょうか?私も気になります』
星『そうだな……ミントさんはアキが黒確定で逮捕されるはずのない怪盗ではないから暗殺者の可能性はあるな』
夜美『あと、異常者ですけど……』
千穂『そうだね……怖いし、仮に弁護士いたとして復活させなくてもいいんじゃない?』
星『因みに、みんなはだれが暗殺者だとおもってるんだ?俺は全体的にあんまり喋ってない千穂さんが怪しいとおもってる』
夜美『う〜ん、ボディーガードはいないと思うの。もしいたら、キララちゃんが襲撃されることはないと思うし……だからナナちゃんかレオン君のどっちかじゃないかと思ってる。それもふまえて考えるとミントさんが暗殺者じゃなかった場合は、現在生き残ってるメンバーに暗殺者が二名いるということだから……千穂さんと麗さん、かな?』
千穂『私結構疑われてるわね……私としてはそういって不安を煽るような事をいう夜美ちゃんが怪しいと思うわ』
月『僕もそうだね、夜美ちゃんが怪しくかんじるよ』
雪『う〜ん……私は月さんで……無難な発言も多いし……』
麗『私は星さん、かな?他の人に聞いて自分は市民ですよ、っていうアピールをしてるように思えた』
夜美『割れたね……そうだ、ならCOするよ。暗殺者の人、聞いてね。わたしは依頼者だよ』
千穂『はっ?―――あっ、えっ?……な、なんでCOしたの?』
夜美『わたしを抜けば警察はわたし以外の誰かってのがわかる。だから殺害はわたし以外でやってくほしいなって、思って』
アキ「ふ、普通ってCOするっけ?依頼者って?」
秀一「基本はしないけど……そこは、なにか考えたうえで、じゃないかな?」
月『その依頼者COって本当ですか?』
夜美『というと?』
月『いえ、一つの可能性としてですけど夜美ちゃんが依頼者を騙った暗殺者で疑いの目をそらす作戦ということもありますし』
夜美『そうですね、まあ、わたしは暗殺者の人にだけ信じてもらえればいいので』
千穂『そ、そういうことね』
なんだろう?千穂が動揺してるけど……そんなに依頼者COが以外だったかな?
福田『残り一分です』
星『時間がやべーな。今回もグレランしかないのか?』
千穂『夜美ちゃん逮捕でもいいのでは?もしかしたら暗殺者かもしれませんし』
月『そうだね、僕も賛成』
ツバサ「やっぱそうだよね……夜美が疑われる流れか……」
雪『いえ……逆に言えば夜美ちゃんは黒の可能性高いしここは次につなげる意味でも私と夜美ちゃん以外の誰か……月さん、星君、千穂さん、麗さんを逮捕して黒か白かみるのも手ですよね』
星『博打ではあるけど……もし、暗殺者が二人残ってるならこっちのほうがいいよな……』
秀一「頼むよ、市民チーム」
アキ「秀一はなんか仕掛けたっぽいからな、なんかあるのか?」
秀一「まあね……でも、多分夜美は……気づいてくれ」
福田『時間です。それでは、夜の帰宅に移ります』
ツバサ「このターンで終わる可能性も十二分にあり得るよな」
アキ「確かに……この終わりってのもどっちの勝利で終わってるのかもわかんねえな」
愛奈「以外と異常者勝利で終わったりして」
そうだと、嬉しいんだけどね〜。殺されたよ。
福田『夜の帰宅終了です。今回、逮捕されたのは千穂さんです』
千穂『私、か……』
福田『また、今回暗殺されたのは夜美さんです』脱落ルーム「えっ!?」
なんで、暗殺!?暗殺者チームなにか勘違いしたか?
福田『そして、今回弁護士の能力より逮捕された方からお一人が復活しました。復活したのは……ミントさんです』
ミント「やった!!」
福田『脱落されたお二人は脱落者ルームに復活したミントさんはゲーム室に来てください』
ミント「じゃっ、戻るね!!」
そういってミントはゲームに復帰しました。これで弁護士の能力なくなったので脱落者ルームはCOしてもいいんですけど、まあ面白く無くなりますし止めておきましょう。
福田『え〜、では、四日目朝の捜査会議を始めます』
ミント『まず今回の事でチホは黒決定だよね。そして、ミントCOするね。検察CO』
ツバサ「ミントの役職は検察か」
アキ「まあ、これは信じられそうだな」
夜美「そうですね」
ミント『それで、誰かを強制逮捕したいんだけど……まず、警察Aの人COして』
モニタ内『…………』
ミント『いない、のかな?じゃあ、警察Bの人、COして』
麗『私です』
星『俺だ』
月『僕です』
ミント『だよね……三人COか、二人COかは分かってたよ』
えっと、お気づきの方もいると思いますが軽く説明します。雪はFBI、ミントは検察なので残り三人は警察一、暗殺者一は確定で残り一人が警察か、暗殺者、それ以外かとなります。しかし、ミントは先ほど警察AのCOを募った時、誰もCOしませんでした。これにより残り一人は暗殺者かそれ以外の黒、もしくは白になるわけですがアキと千穂が黒確定。両方とも逮捕による脱落ですので二人は暗殺者、依頼者のペアです。ということは残りの暗殺者チームは暗殺者のみかプラス怪盗ということです。この時、暗殺者視点で考えるならこのCO合戦時潜伏するのは危険です。というのは、もし前者だった場合はまだCOしてない二人は市民チームなので確実に勝つためにも二人ともCOしますよね。その時、出遅れたりすれば怪しいですし騙れない役職、つまりCO済み役職のFBI、探偵、裁判長、検察は騙れませんよね。つまり、騙れる役職は復習者、弁護士の二つだけとなります。怪盗を騙るメリットはありません。というのも怪盗の役割は暗殺者のサポート。ならば、この状況なら警察騙りをして惑わす方が暗殺者に有利なのにそれをしない、それは暗に暗殺者をCOしているようなものだからです。ですのでこの状況、怪盗が生き残ってるなら怪盗も含めた三人の信用合戦、いないなら二人のCO合戦となるわけですが……実は二人のCO合戦なら検察は能力を使わずに一旦ひき夜の帰宅を迎えれば真・警察Bが暗殺者を逮捕し終了できるからです。恐らく、暗殺者の人はかけにでて成功したのでしょう。
ミント『どうしよっかな……』
星『ミント、ここは一旦ひこう。お前が俺―――真・警察を逮捕したら終わりなんだからな。なら真・警察が二分の一のかけに出た方がいいだろう』
ミント『それもそうだね』
雪『あの、だったら議論を夜美ちゃんのことについてにしませんか?』
ミント『確かに……依頼者COしてた夜美の襲撃理由ってなんなんだろう?』
月『恐らく……暗殺者にとって不利な状況に追い込むことを言ったんじゃないですか?』
星『しかし……そんなこと言ってなかった気がするが……』
雪『もしかして、ですけど夜美ちゃんは騙りをしたんじゃ……』
ミント『あっ、そっか……夜美が殺害された時、黒確定してたリタイア組はアキだけ……そのアキが暗殺者じゃなければ必然的に依頼者だしその事は暗殺者なら知ってた情報……もしかしたら、夜美は異常者だったのかも』
なるほど、その推理もあるけど……異常者は僕なんだよな。
麗『もしくは……白のなにかで誤認逮捕をさせないため、そしてもし暗殺者が自分が騙っていると気づいたなら警察の変わりに殺されるために……って、ミントさんが復活したってことは愛奈さん、夜美ちゃんのどちらかが弁護士じゃなきゃおかしいってことだから愛奈さんは黒確定だから夜美ちゃんは弁護士!!』
夜美「麗ちゃん、そうだよ」
ツバサ「な、なかなかトリッキーなことすんな……てかミントも白確定じゃなかったのによく復活させようとしたな」
夜美「そこは千穂さんの動揺をみて恐らくアキ君が依頼者確定と睨んだんでミントさんは白だと」
千穂「私の……ミス?」
愛奈「だね」
ミント『まぁ、どっちにしろ……このターンで決まるよね?』
星『まぁ、おそらくこの三人の組み合わせは真・警察と暗殺者・異常者or怪盗だろうから……警察・暗殺者が異常者、もしくは怪盗を狙いに言ったらつぎのターンに持ち越されるけどそうなったら市民チームの勝ち確定、警察が見事暗殺者を逮捕できたら残りが怪盗なら警察の勝利、異常者なら異常者の勝利、警察が異常者、もしくは暗殺者を逮捕し暗殺されたら暗殺者チームの勝ちだな』
ミント『ミント、やっぱり誰かを逮捕すべきかな?異常者の勝利だけはなんか嫌だね』
月『どうでしょ?それで警察を逮捕してしまったら元も子もないですよ?』
星『てか、一度まとめるとだ。みんな共通でわかってるのはレオンの白確定、雪のFBI、キララの探偵、愛奈さんの裁判長、ミントの検察に夜美の弁護士、そしてアキと千穂の黒確定ですか?』
雪『そうだね。それでリタイア組でグレーは秀一君、ツバサさん、ナナちゃんかな?』
月『いや、そのうち二人は白確定だよ。市民チームでリタイア組の残り役職は警察A、ボディーガード、復讐者の三つ。内、レオン君は白確定だから残り役職は二つ。暗殺者チームは全員で暗殺者二人に怪盗一、依頼者一の計四名。内、アキ君と愛奈さんは暗殺、依頼者の組み合わせだから……確実に二人は白、残り一人が怪盗or異常者で決定だね』
福田『残り一分です』
時間がおしてるね~。さぁ、難しいぞ……
星『三人の内だれかか?』
ミント『ミントが動くのも危険だもんね……』
雪『FBIの能力がもう一度使えたらな……』
月『ここは仕方ないでしょ……最後の帰宅に移りましょ?』
星『だな』
雪『うん』
麗『はい』
ミント『そうだね』
福田『では、夜の帰宅に移ります』
ツバサ「どきどきだね~」
愛奈「怖いよ、これ」
ミユキ「どうなんねんやろ?」
ナナ「結構激戦?」
福田『夜の帰宅が終了しました。今回、逮捕されたのは……月さんです』
それで、どうだ!?
福田『これにより、暗殺者が全員リタイアし、異常者もいないため市民チームの勝利です!!』
脱落者ルーム「おお~」
雪『やった!!』
ミント『勝利だね!!』
月『はぁ、惜しかったな』
麗『そうですね』
星『っさ!!月さんがやっぱ暗殺者だったのか』
福田『え~、では。役職発表を行いますので脱落者ルームのみなさん、移動してください』
移動はカットします。あっ、そんなに場所は離れてませんよ?二十秒ぐらいです。
ツバサ「おつかれ~」
全員「お疲れで~す」
福田「では、役職発表を行います。A,Bがある場合はAから先に発表します。まず、警察は冨本と星」
秀一「星君、最後ナイスだったよ!!」
星「お前が愛奈さんを逮捕したのが結構でかかったよ」
福田「復讐者はレオン」
レオン「せっかく殺害で終わったのにまさかの殺人者でやられるとわ」
福田「FBIは雪ちゃん」
雪「私はもうわかってたよね」
福田「ボディーガードはナナちゃん」
ナナ「誰ひとりとして守れなかったな……」
福田「探偵はキララちゃん」
キララ「ふっ、我の活躍もあまりなかったの」
福田「裁判長は愛奈さん。怪盗に役職を奪われ後に役職効果がなくなりました」
愛奈「これでみんな混乱したんだよね」
福田「検察はミントさん」
ミント「せっかく復活したけど結局役職の能力は発揮できなかったな」
福田「弁護士は星野」
夜美「できるだけ暗殺者を惑わそうとしてFCO(フェイクカミングアウトの略で騙りのことです)したけど正解だったかな?」
福田「暗殺者は千穂ちゃんに月さん」
千穂「私、どじったな……」
月「まぁまぁ、気にしないでください。それにもうちょっとだったわけですし。惜しかったですよ」
福田「依頼者はアキ」
アキ「くっそ、惜しかったな……」
福田「殺人者はミユキちゃん」
ミユキ「せっかくレオン殺せたのに……」
福田「怪盗は麗ちゃん。後に裁判長の能力を奪いました」
麗「奪い先は結構よかったと思ったんだけどな」
福田「そして、異常者はツバサさんでした」
ツバサ「異常者むずっ。いや、僕が作ったゲームなんだけどね」
月「そうそう、最後らへんまで異常者が脅威となってましたけど僕たち、暗殺者は誰が異常者か知ってたんですよ?」
ツバサ「えっ?」
アキ「俺が調査した相手がツバサだったんだよ」
ツバサ「なんと!?」
千穂「だから、調査結果がでた瞬間、ツバサさんを狙ったんだよ」
ツバサ「くっそ……そういうことかよ。んじゃ、第二ゲーム、てか次で最後のゲームをするか」
雪「そうだね」
ツバサ「そして役職チェンジがあります」
ツバサ・福田以外「え!?」
福田「んじゃ、俺もでれんの?」
ツバサ「お前はGM(ゲームマスターの略)だ」
福田「ですよね」
ツバサ「んじゃ、役職チェンジの際になくなる役職は異常者と怪盗、裁判長です。そして、追加役職はこちら!!今回初公開です!!」
面会人
市民チーム
逮捕された人が暗殺者かそれ以外かがわかる。検察の逮捕にも能力は発揮する。
ギャンブラー
市民チーム
初日の夜の帰宅時に必ず能力を発揮しなければならない。能力は三人を選択しその選択したメンバーに暗殺者が入っていればその三人の名前とその中に何人暗殺者がいるかがその日の夜が明け朝の捜査会議が始まる前の時に発表される。ただし、選択した三人に暗殺者がいなかった場合は名前発表もなく強制リタイアとなる。扱いは逮捕となるので弁護士の能力で復帰は可能。あくまでも能力は選択なのでサイコパス(後述)の効果も受けない
サイコパス
暗殺者チーム
ギャンブラーと暗殺者を除くすべての能力が自分に向けられたときその者を殺害する。自分には一切影響を受けない。ボディーガードでも守ることができない。この能力は受動的で能動的な能力はない。
ツバサ「はい、この三つを追加いたします。正直言いますとこのサイコパスの能力は強すぎます。ですのでバランスをみてサイコパスをいれた方がいいです。因みに仕事を働く順番はこちらです」
ギャンブラー>怪盗>探偵>依頼者>面会人>警察>ボディーガード>暗殺者
ツバサ「これも頭にいれておいた方がいいかもですね。先刻のゲームでもありましたが怪盗は早いです。ですので裁判長を奪った麗は警察の逮捕を免れました」
麗「でも、追加役職でさらにややこしくなるよね?」
月「でも、異常者がいなくなったのは楽かも」
ツバサ「ははっ、そうだね。んじゃ、ゲームを始めよう」
(席に座る一同)
福田「では、役職を確認してください」
さて、今回はなんだろう?皆さんを案内しなければならない僕としてはサイコパスやギャンブラーはイヤだけど……
役職は……キター(・∀・)、暗殺者。因みにB。さて、仲間は……夜美か。夜美なら任せられるな、うん。
福田「確認しましたね?では、朝の捜査会議を始めます」
ツバサ「おはようございまーす」
全員「おはようございまーす」
月「まず、推理する前に一ついいかな?僕と千穂さんは前回は暗殺者だったけどそのイメージを引きずらないでね」
確かに、これは言っておかないとね。結構引きずりますからね。
レオン「まあ、だからといって白にはならないからね。グレーのままだ」
月「分かってるよ」
ナナ「う〜ん、じゃあ、誰かCOする?」
ミント「面会人、とか?」
星「そうだな……しかし、怖いのは警察がサイコパスを逮捕しようとしたら怖いな」
ツバサ「いえる。警察をそれで失うのはおしいよ……CO候補は探偵、面会人、かな?」
ミント「じゃあ、面会人COしよ〜よ」
月「悩んでるよりかは動いた方がいいかもしれませんね。賛成です」
……面会人騙りは……今回は見送ろう。夜美はどう動くだろ?
ツバサ「じゃ、面会人COしてください、どうぞ」
秀一「面会人CO」
星「俺が面会人だ」
ツバサ「二人か」
麗「どうしようか?」
ミユキ「FBIは……もったいないよね」
雪「二人の内、どちらかを逮捕しますか?」
レオン「いや……ギャンブラーで調べてみるのはどうだい?」
ミント「どういうこと?」
レオン「ギャンブラーはこの日、秀一と星、そしてもう一人を調べる。その結果で暗殺者がゼロだった場合は無理に逮捕する必要はないだろ?それにサイコパスの可能性もあるしね。仮に一人なら、その時はFBIとかに出てきてもらえばいいんだよ。そして、二人なら、それもFBIに出てもらえば万事解決にむかうだろうしね」
ツバサ「なるほどね……悪くは転ばないということか」
夜美「では、逮捕はどうしますか?」
ナナ「グレラン、かなぁ……」
グレランね……確かにこれしかないか。でも……ちょっと、仕掛けてみようかな?
ツバサ「ところで、さ。みんなは誰が暗殺者だと思う?僕は……寡黙な愛奈や千穂が怪しいと思ってるけど」
愛奈「いうわね?私は考え事してただけなんだけど」
千穂「私もです」
ツバサ「そっか……まあ、まだなにもわからないからね。なんとなくで言ってみただけだから気にしないで」
さて、火種はまいたぞ。後は皆が疑心暗鬼になってくれれば。
夜美「わたしは月さん、かな?一番最初に釘さしてたけど、まるで二連続で暗殺者になってしまったから焦って言ったように思えて」
おお、夜美がのってくれた。
月「ははっ、そんなんじゃなかったんだけどな。僕は違うよ……ただ、確認の為に言っただけだよ。僕的には……キララちゃん、かな?少し顔が強ばってるように見えてね」
キララ「ふっ、それは気のせいじゃな。ただこの遊戯が楽しくて頬が緩んだだけじゃ。我は千穂を怪しくみるぞ?先ほど考え事してたと言っておったが、まだ材料も少ないのに考え事も難しかろう。なのに黙っておるとはまるで潜伏したいと言っておるようなもんじゃ。愛奈の言葉に同上して逃げたように見えたのも理由に加えよう」
千穂「言われるわね。なら、私が怪しんでる人言うわね。ずばり、ツバサさんよ」
ツバサ「どうしてだい?」
千穂「なんだか、無駄に落ち着いてるようにみえる。まるで、自分は暗殺されない、と言わんばかりにね」
ツバサ「テンパった僕が見たい?一応作者だからそれなりには落ち着かないといけないからね」
レオン「まぁ、別にいいや。寡黙より多弁の方が情報としてはよく残るから市民だろうが暗殺者だろうが残しておいていいだろうな。ところで……本格的に誰を逮捕するか決めようか?探偵が誰を調査するかとかも」
夜美「逮捕は……警察がグレランで決めるしかないんじゃないですか?」
ツバサ「そうなると……探偵もかな?」
雪「そう、しますか……」
ツバサ「うん、じゃぁ、福田、頼む」
福田「では、夜の帰宅に移ります」
う~ん、どうするべきか……もちろん、僕はBなので基本決定権はAの夜美にあるんだけど、グレランでやられる可能性も否定できないからね……一応慎重に選ばないと。
さて、考察していくと今回FCOしたのは依頼者or殺人者orサイコパス。この中で大切なのはサイコパスは基本潜伏でいいということ。というのも下手に騙りを行い、じゃあ、○○逮捕ね、となった時逮捕されない、というのは明らかな矛盾ですよね。つまり、サイコパスが発見されるわけですが……その後はただほっとかれるだけですので役職バレと引き換えに警察一人を葬るのはあまり良い手とは言えません。それなら初期は潜伏しておいて探偵やFBI、ボディーガードに検察といったものを葬っていくのがいいですよね。もちろん、状況によって変わりますけどもね。
さて、と。ここまでグダグダ言ってましたが誰にしましょうか……賢いやつを消すなら月や秀一だけど……僕を責めた千穂でもいいが……いや、ここは月でいこう。月が仮に暗殺されたら月が疑っていたキララに疑惑の目がいくと思うし。
福田「夜の帰宅終了です」
さあ、逮捕、暗殺されたのは誰だ……そして、ギャンブラーは……
福田「まず、ギャンブラーの結果からお伝えいたします。今回選ばれた三人の中に暗殺者はいませんでした。なので、ギャンブラーは逮捕されます。では、今回逮捕されたのは……千穂さんとアキです」
千穂か、アキがギャンブラー……どっちだ?
福田「また、今夜暗殺されたかたは月さんでした」
おお、夜美と被ったか……まあ、これが吉か凶かはわからないけど。
千穂「じゃあ、頑張ってね〜」
月「今回は早々に退場ですね」
アキ「市民チーム、頑張れよ」
千穂、月、アキが出ていきます。
福田「では、二日目朝の捜査会議を始めてください」
星「今回、逮捕された中に暗殺者はいなかった」
秀一「僕もです。いませんでした」
ふむ……まあ、一日目の結果だし、いきなり暗殺者がいた、とは騙ってる側としては言いにくい所あるよな。
レオン「まあ、どちらにしろ月も千穂も違うと言うことがわかったのは美味しいね。弁護士が能力発揮をするときは安全なこの二人を考慮ないれてほしいね」
ツバサ「そうだね、まあ、まだリタイアしてなかったらの話だけど」
ミユキ「ん〜、で、どうすんの?」
夜美「探偵あたり、COしますか?」
ん?夜美が一瞬こっちみたけど、なんだ?
麗「そう、ですね」
ツバサ「んじゃ、探偵COしてくれ。どうぞ」
夜美「探偵COです」
……………
あれ?夜美だけ?てか、さっきこっち見たのは騙る事を表してたのか。でも、この対抗なしは嬉しいぞ……ただ、はやまった殺人者がいたら危ないが……
夜美「騙りなし、か。よかった。一日目に占ったのは愛奈さんで市民でした」
愛奈「ふぅ、とりあえず、私は白ってことね」
ツバサ「いや、夜美が実は騙りで真・探偵はすでにリタイアしていたら……分かんないよ」
夜美「わたしを逮捕したら市民チームの勝利は遠退きますよ?」
ツバサ「分かってるよ。悪魔で可能性だ」
なかなか、いい演技をしてくれるね、夜美は。
雪「まあ、とりあえずは夜美ちゃんを信じて話を進めましょう。そうすると、暗殺者ではないのは星君、秀一君、愛奈さんに夜美ちゃん。で、星君か秀一君は暗殺者チーム確定。それで、面会人の情報でアキ君、千穂ちゃんの暗殺者以外が確定だね」
ナナ「さて、どうしよっか?」
ミント「警察は今回もグレランだよね」
ツバサ「探偵も……そうなるな」
麗「いかんせん、情報が少なすぎるね」
僕は潜伏できてるけど……どうする?グレラン候補にされるのは正直避けたい……んだが。そうだ。
ツバサ「まぁ、悩んでても仕方ないし……そうだ、探偵だけ誰を調査するかみんなで決めとこ。警察が逮捕した人と同じ人を調査してもアレだしね」
夜美「いいですね……わたしとしては、さっきわたしを疑ってきたツバサさんを調べたいんですけど」
ツバサ「あ、はは。気分を害しましたかな?夜美さん」
なんという、騙しあい。というか、少し頬が緩みそうになるのを抑えなければ。ポーカーフェイス、ポーカーフェイス。
雪「まぁ、夜美ちゃんが好きな人調べたらいいと思うから雪ちゃんが決めたらいいと思うよ。うん、ツバサさんでいいと思う」
ミント「了解~。じゃ、警察の人決めてね~」
レオン「くくっ、じゃ、もういいかい?今日は?」
ツバサ「そうだね」
福田「それでは、夜の帰宅に移ります」
さて、どうするか。次の日には僕は夜美から白判定をもらえるわけか……ん〜。適当に暗殺するか。じゃ、ま。麗あたりでいいや。結局は夜美に決定権があるわけだし。
(数十秒後)
おっ、終了か。
福田「夜の帰宅を終了します。今回、逮捕された方は、いませんでした」
なっ、ということは……
福田「また、暗殺、殺害された方はレオンとミユキちゃんです」
サイコパス来たな……レオンかミユキが警察!!レオン「やれやれ、じゃあね」
ミユキ「頑張ってな〜」
福田「それでは、三日目朝の捜査会議を始めます。どうぞ」
夜美「じゃあ、わたしから。ツバサさんは市民チームだった。確認したかっただけみたい」
ツバサ「そういうこと、まあ、信じてもらいたいね」
ミント「うぅ、でも、どうしよ……警察をこれで失ったのは痛いよね」
麗「困りましたね……」
愛奈「こうなると……白判定を貰ってないメンバー、つまりはミントちゃん、雪ちゃんに、ナナちゃん、麗ちゃんにキララちゃんの内最低でも誰か一人の役職確定させる?」
ナナ「それも、アリですよね……」
麗「……なら、CO、FBI。指名は……雪ちゃんで」
福田「では、雪ちゃん、貴方の役職を嘘偽りなく答えてください」
雪「……私は、弁護士です」
ツバサ「弁護士にFBI、か……」
愛奈「ん〜、どうすべきかな……」
夜美「……この中に暗殺者が二人いると仮定した場合、わたし視点ではナナちゃん、キララちゃん、ミントさんの内二人です。この三人を順に逮捕していくべきでは?わたしも調査をして補佐するので」
ツバサ「いいんじゃないかな?それで、賛成だよ」
完全にこっちのペースだな……探偵騙りがうまくいったみたいです。グッジョブ、夜美。
キララ「ふっ、なら今宵調べる者を選びたまえ」
夜美「ん〜……、キララちゃんで。理由は特になしです」
ナナ「うん、なら警察は私以外を逮捕してね」
ツバサ「そういや、指示してなかったけどボディーガードは夜美守ってもらうってことでいいかな?」
秀一「いいですよ」
星「俺も」
ツバサ「んじゃ、そういうことで……福田」
福田「では、夜の帰宅に映ります」
さて〜、このターンで夜美がリタイアすることは無さそうだし、ゆっくり構えておきましょう。
(数十秒後)
福田「夜の帰宅終了です。今回、逮捕された方はナナちゃんです。また、暗殺、殺害された方は愛奈さん、夜美ちゃんです」
愛奈「おわり……かぁ」
夜美「えっと……頑張ってね」
ナナ「よめないな〜」
夜美〜!!てことは、愛奈は復習者か……ヤバイ……どうしよ。
福田「では、四日目朝の捜査会議を始めてください」
ツバサ「っつうことは……キララがサイコパスか?」
キララ「ふっ、どうだろうな?」
星「……とにかく、キララは怪しんでおくか。それより結果伝えるわ。ナナは白だ」
秀一「あれ?ナナちゃん、暗殺者だったよ。だから、恐らくキララちゃんはサイコパスで夜美ちゃんは確定占いだとおもったんだけどな?」
ツバサ「意見別れたね……」
ミント「ねぇ、ツバサさんはなんの役職なの?」
ツバサ「ん?どうして?」
ミント「いいから、答えて」
ツバサ「僕は……ボディーガードだよ」
騙るしかないよね……
ミント「……可笑しいんだよね……もしシュウイチの言うこと信じたらキララがサイコパスで面会人二人に暗殺者はいない。そして、警察はミントだもん。暗殺者がいなくなっちゃう」
秀一「そうですね。つまり、ツバサさんが暗殺者ってことかな?」
ツバサ「ま、待ってくれ。僕は占い師の夜美から白判定を貰ってる。矛盾するぞ?」
秀一「そもそも、夜美が占い師って確証は無いですよね?」
ツバサ「それは、そうだが……でも、僕は違う。秀一が嘘をついてるんじゃないかと思ってる。だから、僕はアキを真・面会人としんじるよ。そして、秀一は依頼人かな?」
これはホント。秀一が黒判定だした時点で秀一が暗殺者チームってのは確定してるからね。逆に秀一視点から見てミントの警察は信頼できるから僕かキララのどっちが暗殺者かまよってるんだろう。ところで、キララの役職は?探偵でも、ボディーガードでも無いだろうし……サイコパスか、殺人者か……なら、キララにかけよう。
ツバサ「僕はキララと……ってアレ?」
秀一「引っ掛かりましたね……僕の正体が何であろうと真っ黒なんですよ、ツバサさんは」
ぐっ……そうか……仮にアキを信じたとしたら現在は暗殺者を誰一人として逮捕してないことになる。しかし、現在残ってるメンバーから疑いがあるのは僕とキララだけ……積みだったのか……でも、なんで秀一はこんな事を……そういうことか……かけに出るって訳だな。
秀一「……そして、僕は依頼者です。面会人騙りしてました」
キララ「ふっ、我は暗殺者だ。上手く潜伏できたわ」
ツバサ「んで、僕も暗殺者。ここで登場ですよ。ちなみに、夜美はサイコパスor殺人者だったんだけど、どうやらサイコパスだったみたいだ。愛奈がボディーガードで夜美を守ろうとして殺害される。矛盾が起きてすぐばれないように僕は夜美を暗殺しといた。そしたら、案の定こんな感じになったから、警察が名乗り出ると思ったんだ」
大きく嘘をつく。胸が高なるよ……バレるな。
ミント「……はぁ。負け、か」
よし、ここから誘導だ……僕を最後っぺで逮捕したら計画が崩れる。
キララ「くっくっくっ、悔しいか?」
ミント「そりゃね。あ〜、シュウイチに騙されたのが悔しい!!」
秀一「ゴメン、ゴメン、ミント。でも、これで終了だ。最後に僕でも逮捕して憂さ晴らししたら?」
星「はあ、俺もそうしてほしいよ。結局、秀一の奴に言いように踊らされたんだからな。せめてもの復讐だ」
ツバサ「ははっ、んじゃそういうことで。福田、形だけ頼むわ」
福田「では、夜の帰宅に移ります」
んじゃ、さっさとにミント暗殺して……と。
福田「夜の帰宅終了です。では、今回逮捕されたのは冨本です。また、暗殺されたのは……ミントさんでした。よって、警察二名がリタイアしたため暗殺者チームの勝利です!!」
ツバサ「よしっ!!」
キララ「最良の結果じゃな」
秀一「ほっ……二人の様子をみるに、やっぱりでしたか」
ミント「えっ?なんでそんな喜んでるの?さっきの日で勝利確定してたんじゃ。それにそういう意味って?」
ツバサ「すぐわかるよ……さて、みんなこっち来て」
(数秒後、全員集合)
福田「では、今回は……暗殺者の方から答え合わせしましょう。暗殺者の方、手上げてください」
ツバサ「は〜い」
夜美「はい」
ミント「えっ!?」
星「ま、マジ!?」
雪「嘘っ!!」
麗「なんで!?」
ふふっ、そういうことなんだよね。
キララ「我はサイコパスだ」
秀一「僕は依頼者だよ」
アキ「まっ、なんもしてないけど俺は殺人者だ」
ミント「そんな~」
ツバサ「まぁ、結構優位に立ちまわれてたんだけど夜美のあれはびっくりしたね」
夜美「はい、びっくりしました。まさか復讐者を引いてしまうなんて」
愛奈「驚くなら私よ。探偵って信じ切ってたのに復讐者の私と一緒に殺害って驚いたよ」
月「ははっ、ちなみに僕は探偵だよ。初日でやられるとは」
ツバサ「月でよかった。あれでこっちのペースに持ち込めたね」
レオン「ペースでいえばサイコパスでやられた僕だよ。あれも復讐者チームに持って行かれた一因だったね」
ミユキ「因みにウチがボディーガードな~。なんも仕事でできんかったけど」
千穂「私がギャンブラーね。ちなみに指名は秀一君、星君、キララちゃんね」
ナナ「私は検察。仕事できなかったね」
福田「え~、じゃ、まとめますね。警察はレオン、ミントさん。探偵は月さん、FBIは麗ちゃん、面会人は星、ボディーガードはミユキちゃん、弁護士は雪ちゃん、検察はナナちゃんでギャンブラーは千穂ちゃん、復讐者は愛奈ちゃん、暗殺者は星野にツバサさん、殺人者はアキで依頼者は冨本、サイコパスはキララちゃんです」
ツバサ「いや~、よかったね。楽しかったよ。さて、第一部はここで終了です。また、明日第二部をあげますよ~。さて、とりあえず最後にみんな、挨拶して。ドリキャチメンバーから」
愛奈「みんなも楽しめた?よきクリスマスを過ごしてね!!」
レオン「ツバサ視点、どうだったのかな?まぁいいや。リア充は楽しみな、非リアは……クスッ」
月「あ、はは。えっと、よき聖夜を過ごしてくださいね」
ツバサ「ちょっ、レオン!!あ~、えっと、はい、次はクリアライフメンバー」
秀一「聖夜の美しき時間を」
夜美「わたし達よ一緒に過ごしてくれてありがとう」
福田「クリスマスはまだまだ続く」
ミント「それぞれの楽しい時間を見つけてね!!」
ツバサ「コンビネーションすげぇ。てか、いつの間に練習を?んじゃ、次はちゅうなんメンバーどうぞ」
アキ「えっと、なんか、むっちゃやりづらいけど……これからもちゅうなん始め小説をよろしくな!!」
ナナ「秀一君達ずるいや……えっと、それぞれの楽しみ方で思いっきり楽しんでね」
キララ「生誕の際を思いっきり楽しむがよい」
ミユキ「ウチも楽しむからみんなも楽しんでな」
ツバサ「やりにくさはわかる。恨むならクリアライフメンバーな。んじゃ、その他小説から登場してくれたメンバーどうぞ!!」
雪「えっと、私はツバサさんの処女作からの参戦だったけどどうだったかな?楽しめたのなら処女作の私の作品もみてね」星「楽しかったぜ。俺の作品も見てくれよな」
麗「夜空に浮かぶ星を見ながら楽しんでね!!」
千穂「クリスマスのパーティーに暗殺ゲームをやるというのも面白いかも。暗殺ゲームは仲間を信じあうゲームだよ」
はい、みなさん、ありがとうございました。明日も見てね。では。せーの!!
全員「メリークリスマス&二周年ありがとうございます!!」