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序。残念な始まり、残念な状況。
俺、入間 間人の視界は今現在"逆さま"になっている。
何故なら俺は逆さ吊りに遭っているからだ。
ここは俺が通う学校の教室だろう。
教室のど真ん中の位置に。
おそらく三分間はこうしている。
俺は意味不明な状況の中一人絶叫した。
「なんじゃあこりゃあァァ⁉」
松田優作ばりである。
全く俺は何をしている?
一人逆さ吊りに遭う俺は誰もいない教室で。
惨めだ。
などと思い、逆さまになっている俺はただひたすら自由を縛られる。
どれぐらい経ったろうか。
夏の眩しい日差しもさよならを告げようとしている時。
教壇側のドアが開いた。
始めての投稿なので右も左もわからないのですが、よろしくお願いします。週イチのペースで執筆出来れば…