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DAY2 増加大1

中亘>>>陸上部。足が速い。

天野>>>陸上部。スタミナに自信あり。

本木>>>頭が良いが自分が第一。

俺は目を覚ました。

時計を見ると7時30分を指していた。すると放送がかかった。 「皆さんおはようございます。よく眠れましたか?皆さんにルールの改正を一つ。

ゲームスタートはどの日も午前9時に行いますのでご確認下さい」

放送が終了し終わると俺は立ち上がりタオルを濡らしに水道へ行き戻って来ると中山と福嶋は起きていた。

「おはよう」

「「おはよう」」

二人は挨拶をして俺と同じように水道へ向かった。

「竹中と渡はまだ寝てるのか」ゲームの始まりが近いにも関わらず竹中と渡はまだ寝ていた。時刻を確認すると8時に近くなっていた。

竹中、渡を置いて三人で話し合っていた。

話し合うと言っても雑談程度だ、俺達は雑談をしながら徐々に緊張していく。

時刻は8時30分。

ゲーム開始時間まで後30分になった。

その時にムクッと後ろで誰かが起きた。

「おはよう」

竹中だった。

「遅いぞ竹中!死にたいのか?」

俺は少し強くいってしまった。

竹中は時計を見て一言

「悪かった」

と言った。

「まぁ.そう怒るな。まだ時間はある」

福嶋は俺の肩を叩き言ってきた。この時点で福嶋にはリーダーの風格が出て来はじめていた。


時間は8時45分にやっと渡が起きた。

俺らは時間が迫っているせいか渡が起きたのは気づいても挨拶はしなかったが福嶋は渡に。

「後5分で移動するから準備しろ」

渡はすぐに準備を開始した。


時間は8時50分。

「移動時間だ行くぞ」

「「「「あぁ」」」」

五人は移動を開始した。 なぜか知らないが俺らは隊列を作っていた。

隊列は前から

俺→中山→福嶋→竹中→渡。の順で一列に並んでいた。

西階段から二階廊下へ進み真ん中まで来て、右、中央階段、左へと視点を変え見張りをした。


その後放送がかかり。

「これから二日目のゲームを始めます」

放送が終了すると同時に三階でパリン!!と窓が割れる音が聞こえた。

「奴を見かけたら見つかる前に逆方向に逃げろよ」

福嶋は言った。

「「「わかった」」」

「わかった!」

渡以外の3人は小声で言ったが、渡だけは少し声を大きくしてしまった。 「バカ!声がでか・・・!!!」俺が言おうとした瞬間に 「来たぞ!!」

竹中が声を上げ走ってきた。

それを見た渡、福嶋、竹中は俺の方向に走ってきた。

俺は全員が走り去って行くのを待って逃げたが逃げる際に地が飛ぶのが見えた。


俺らは東階段で福嶋の提案で縦一列に変更し上から二人づつ(真ん中は一人) 渡、中山→俺→福嶋、竹山の順で並んでいた。すると俺の居る階の奥から3人走ってきた。

その後ろには一人の学校の生徒を片手に引きずってこちらに向かってきただが様子がおかしい。奴は走っている3人を追わずにジャンプをして西校舎へ向かってった。

俺は奴が西校舎へ行った事を皆に知らせた。

もちろん生きていた三人の事も。

---------

「こいつらが生き残りか?」

奴が行ききったことを確認し二階にあるコンピューター室に入り話をしていた。 「このグループに加わりたいと?」

俺は少し低めの声で聞いた。

「あぁ。頼む入れてくれ」 「本木、中亘、天野。俺に聞くなグループのリーダーは福嶋だ!福嶋に聞け」俺は福嶋に決定権を譲った。

「そうだな。今はこの学校での情報が必要だし仲間はまだ多い方が良い」

「それじゃあ!?」

本木は期待の眼差しを向けていた。

「あぁ。今は拒まない」

「ありがとう!」

福嶋は

本木、中亘、天野を簡単には受け入れた。



時刻は12時になり昼休みになった。

俺達は一階の体育館に行き昼飯を食べていた。

----------

50分経ち俺達は移動した。

二階に戻り人数が多い分前回より間隔が狭くなっていた。

「いいか前も言ったが奴が居たら逆の方向へ逃げれよ」

福嶋は助言した。

全員が「了解」と言って持ち場へ戻る。

そうしている間にも西校舎でわ。

「うわぁ!」

「話せ!」

「助けて!」

などの叫び声が聞こえている。その中には聞き覚えのある声が聞こえている。

だが俺は何故か不思議な笑みをこぼしていた。

「どうした?宮崎」

中山が声をかけてきた。 「あぁ。なんか性格が出るなぁってさ」

「???」

中山は分からないとゆう顔をしていた。

「だってさ。グループの仲間が窮地に立たされたら自分は人を助けれるかってずっと考えていたんだけど。

それが今わかった」

「どっち?」

「多分 俺は おれ・・」

ドン!! という音が聞こえた。


前を見ると奴が跳ねながら逃げている生徒を追いかけていた。

それを見ながら俺達は少し後ずさりをした。そして逃げていた生徒は奴に捕まり食われていた。

「うっ!」

皆 突然吐き気に襲われた。奴は食った奴の顔を剥がし始めたのだ。

「!!!!」

それ見た俺以外の仲間は全員嘔吐した。

俺は福嶋を探す際に沢山の死体を目の前にしたからなんとか大丈夫だが、皆は違う

いきなり顔を剥ぐというグロい絵を見たのだ無理もない。すると

奴は突然ジャンプしてこちらに飛んできた。

「ヤバい逃げるぞ!

二方向別れろ!後で合流だ!」

福嶋はそういい俺とは逆方向へ。

福嶋、本木、天野、竹中は東階段へ。

俺、中山、中亘、は西階段へ。

だが一人逃げ遅れた。


渡だった。

渡は捕まりそうになりながら俺の方向へ走っている。

端にいる者は全員が横を通り過ぎるのを見届ければならない。

これは俺たちが作ったルールで暗黙の了解だ。

だから俺は、渡が必死に走ってくるのを待ち構えていた。

俺は後ろにいる奴等を上の階に行くよう先導し他の人に被害が及ばないようにした。


だが、目を話した瞬間に 「ぐわぁ!」

とゆう叫び声が聞こえた。

渡が捕まった。

それも足を完全に折られている。

その後逃げる事が出来ない渡がどうなったかは言うまでもない。


俺は静かに渡へ黙祷し上へあがった。

二階での逃亡劇の後、俺らは三階の教室に身を潜めていた。

皆、仲間が死んだことに悲しみを露にしていたが休憩時間には皆は冷静に物事を観察し対処していた。


--------

そして、二日目最後のゲームがスタートした。

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