DAY3 緊急事態3
「「「はぁ、はぁ、はぁ」」」
俺らは近場に有った教室に隠れた。
「どうゆうことだよ?」
中亘は体を震わせながら聞いてきた。
「わからねぇよ」
俺は中亘の問いには答えられなかった。
「バイオハザード」
後ろから全員に聞こえる程度の声で遊佐が言った。
「バイオハザード?」
中亘が言った。
「多分、そう」
遊佐は淡々と答える。
「でもなんでこんな時に」福島が聞いた。
「わからない
でもこれも多分遊び」
「遊び!?」
中亘が声を荒げた。
「天皇・・・か」
俺は遊佐が言わんとすることを言った。
「うん」
「でも
今のこの国にそんな金があるのか?」
福島が聞いた。
「共同開発」
「共同開発?」
「うん。
たぶん」
遊佐は答えた。
「そうか!
共同開発で金を得て自己開発して今のゲームで使用したわけか」
福島は考えを述べた。
「てか
そんなことしたら俺ら全員死ぬんじゃないのか?」中亘が言った。
「「・・・・・・」」
「えっ?俺なんか変なこと言った?」
中亘は焦った。
「いや、ただ今のが本当なら死が一段と近くなったなって」
俺は言った。
「まぁ、これで一つの目標が出来たわけだ」
「なに?」
「この学校から脱出することだ!」
「そうだな!」
中亘が元気良く言った。
「じゃあまずは中山達と合流することだ
時間は無い急ぐぞ!」
全員は頷き一つの目標に向かって歩き出した