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01 愛が欲しいだけなんだ
今日も空気の僕
勝手に起きて
行きたくもない学校に行くために
準備をする
「……おはよう、ございます…」
「まぁ、またテスト100点を取ったの?」
「さすが藍だな」
「ふふ、ありがとう、お父さん、お母さん」
今日も僕は空気か
「…行って、来ます」
聞こえているはずないのにそんなことを言い
1人家を出る
友人も味方もいない
孤独になる学校へ
あぁ、もう学校につく
いっそのことここから引き返してサボってしまおうか
なんてできもしないことを考えながら
学校へ、教室へ
入っていく




