俺の姉貴が一人娘を残して亡くなって、俺がこの子を引き取ったのだが、、、。
”俺の姉貴が一人娘を残して亡くなって、俺がこの子を引き取った
のだが、、、。”
姉貴が職場の上司と不倫の末、その上司の子を身ごもってしまう。
この上司は、姉貴のお腹の子を絶対に認知しなかった。
だから姉貴は、一人でこの子を産んで育てていくと決めたのだろう!
でも? 無理がたたったのか、体を壊し姉貴は亡くなってしまった。
姉貴の子は、まだ当時2歳で俺達の両親に姉貴は預けるつもりだった
らしいのだが、、、。
俺が姉貴に頼み込み! ”姉貴のこの娘を引き取りたい” と志願した!
自分の娘として俺はこの子を育てていくと心に決める。
姉貴も俺のその言葉に最初は驚いていたが、俺が真剣だと分かると俺に自分
の娘を託そうと思ってくれたらしい。
・・・あれから3年!
俺は結婚もせず、姉貴の子を自分の子として一生懸命育てていた。
娘はもう直ぐ5歳になる!
姉貴の面影を残した娘に俺は少しホッとしていた。
俺は昔から、”姉貴が大好きだったからだ!”
憧れのような、結婚するなら姉貴のような女性と結婚したい
とずっと想っていた。
姉貴はいつも俺の事を気にかけてくれて、俺がいじめっ子にイジメられ
ていると、直ぐに盾になって守ってくれた。
”私の弟をイジメないで! イジメたら私が絶対に許さないから!”
いじめっ子達も、姉貴のその言葉でイジメをやめたんだよな。
正義感が強く、誰に対しても優しく、弱音を吐かない姉が俺の憧れだった。
だから今度は俺が、姉貴の力になると決めたんだ!
『ねえ、パパ?』
『うん?』
『優ちゃんのママは何処に居るの?』
『お空からずっと優を見守ってるよ。』
『パパはママが大好きだった?』
『もちろん!』
『ママに返ってきてほしい?』
『うん、そうだな!』
『優ちゃんもママに会いたい!』
『いつか会える日が来るよ。』
『・・・いつ?』
『もっともっと先の話だよ、まだまだ今はママには会えないな。』
『早くママに会いたいな~』
『パパもだよ、さあー家に帰ろう。』
『うん!』
娘が5歳になって、幼稚園のお友達にママが居ない事をよく聞かれる
ようになったらしい。
他の子のママはいつも幼稚園に迎えに来てくれるのに、優ちゃんは
何故、パパしか迎えに来ないのって思うらしいだ。
ママが居ない事を、段々と気になるような歳になってきたのかな?
”何故、優ちゃんにはママが居ないの?”
”ママがほしい!” ”ママ、返って来て!”
寝ている時も、娘は姉を想って涙を流して寝ている事も多々あるんだよ。
やっぱり娘には、母親が必要なのだろうか?
・・・そんな時、俺は偶然! 街中で姉貴にそっくりな女性と
出会ってしまった!
『・・・あ、あの?』
『えぇ』
『”姉貴?”』
『違いますけど、誰かと間違ってません?』
『・・・あ、ああ、スミマセン! 俺の亡くなった姉貴に貴女がそっくり
だったので、つい声をかけてしまったんです。』
『”貴方のお姉さん? 亡くなったんですか?”』
『えぇ、もう3年経ちますが、本当に貴女は亡くなった姉貴に瓜二つで、』
『そんなにそっくりなんですか?』
『えぇ、ちょっと待ってくださいね! 写真があるので、』
『・・・・・・』
『”これが、亡くなった俺の姉貴です!“』
『”あら? 本当にワタシにそっくりだわ。”』
『それに姉貴の娘が居るんですけど? 貴女がよければ会ってあげて
くれませんか? 娘がどうしてもママに会いたいって言って、その願いを
叶えてやりたいんです。』
『・・・でも? 娘さん、お姉さんが生き返ったと思わないかしら?』
『アハハ、そうですね! これだけ似てたら、そう思うかもです。』
『ワタシは別に娘さんに会ってもいいですよ、それで娘さんが喜んでくれる
なら、ワタシも嬉しいし。』
『娘も喜びますよ!』
『”じゃあ、コレ! ワタシの連絡先です、アナタがいい日に連絡して
ください!“』
『本当にありがとうございます!』
『別に気にしないでください、娘さん! 喜んでくれるといいな。』
『”それは、俺が保証します! 絶対に喜びますから!“』
『それなら、大丈夫かな。』
『はい!』
ひょんなことから、”姉貴にそっくりな女性と娘が会う事に!”
娘は、”ママが返って来たと大喜び!”
彼女も娘が喜んでる姿を見て、ホッとしていた。
俺はこの姉貴にそっくりな彼女と結婚をしたいと思うようになった。
”娘の為にも、俺の為にも、、、。”
彼女と結婚して二人で娘を育てていきたいと思っている。
”ここから3日後、彼女に結婚を前提に付き合ってほしいって言うつもりだ!“
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




