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ブレイドのダンジョン攻略 1

ダンジョンまでつれてきてもらったブレイドだが、とある問題が生じていた。


「俺たちは35階から始めるけど初めてだったら1階層からしか挑戦できないからなぁ…王様から今日で2階層は進むように言われてるから一緒に潜ることはできないか」


「え、勇者様と一緒に潜りたかったのに……でもそうですね……残念ですがダンジョンの広さ的にもギリギリといったところなので……また今度一緒に潜りましょうね?」


「久しぶりにともに戦えると楽しみにしてたんだが…ったくあの王様はちと厳しすぎんだよな」


「そうね、私も強くなったことだし力を見てもらいたかったのだけど」


「じゃあ一緒に戦えるように頑張って攻略してみるよ」


「おう、それじゃあな!」


そのあとすぐに勇者達は転移魔方陣に乗り、移動してしまった。


「さて、そろそろ行くか」


そうしてブレイドは登録を済ませたあとすぐにダンジョンへと足を踏み入れるのだった。

ダンジョンに入ったブレイドは身体強化魔法を全力でかけ、道なりに走り始めた。

襲い来るモンスターは氷魔法でなぎ倒しながらあっという間に階層を駆け抜けていく。

気付いたときには勇者パーティーが1日で進んだ分をたった半日で踏破してしまっていた。


「ふぅー、何かボスみたいなのがいたけど何ともなかったなぁー。よし、このままのペースで頑張ろう」


魔力にはまだまだ余裕がある。

悪魔との戦闘を経てブレイドの能力は一部を除いて上昇していた。

身体能力や氷以外の攻撃魔法は全くなのだが、魔力出力が大幅に上昇したことにより、魔法の威力や、実質的な身体能力がクロエに近づき始めていた。

しかし、探知魔法などは持っていないためしらみつぶしに道を探すしかない。

21階層以降は複雑な地形も多くなってくるため、ここからはさすがのブレイドでも苦戦を強いられた。

モンスターについては強くなってきているはずだが、ブレイドの進行を止めるほどの強さを持ったモンスターはいなかった。

結局この日は27層まで進むことができ、そこでその日は探索をやめたのだった。

外に出るとまだ日が暮れる前であった。

エイダからの依頼を達成するためには勇者パーティーと共にダンジョン攻略をすることが必要。

しかし、勇者達のいる階層にたどり着くためにはあと数日はかかるだろう。

だが、それは勇者パーティーが数日間攻略を進めなかったらの話である。


「よし、明日からはもっと頑張ろう。それと騎士団のことについても調べないとかな?」


そうして、そのまま宿へと戻ることなく騎士団について調べ始めるのだった。

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