受肉悪魔vs魔王軍幹部
「お主ら、あやつはグレゴリーではない…グレゴリーを許して魔王軍に戻ってもらうつもりじゃったが…腹を括らねばならないようじゃな」
「そうですね。私としても許したいと思っていましたが…倒すしかないようですね」
「あたしはさっきのダメージが完全には抜けきってない…だから2人に攻撃は任せるわ。ただ、あたしにできることは全力でやる…!」
3人がそのようなことを話してる間にも悪魔の詠唱は進んでいく。
そして、それを止めるべく動いた時にはもう魔法は完成してしまっていた。
「死ね。シャドーウェイブ」
魔法がすべてを飲み込まんとしながら3人へと迫っていく。
それをエイダが相殺して、その間にエリアが魔法の詠唱をする。
そして、スレッドが近接攻撃を仕掛け、気をそらすという連携を見せながら悪魔を追い詰めようとしていく。
しかし、多少のダメージはあれど悪魔はつまらなそうにしながら自身の傷を直していく。
「はぁ〜…実につまらん。そのような攻撃はオレ様には効かねぇんだよ。そもそもお前らの遊びに付き合ってやってるだけありがたえと思えよな?」
「ふん、その油断が命取りになるということをワシが証明してやろう!」
その宣言のあと、明らかにこれまでとは規模が違うほどの魔力が渦巻いていく。
しかし、完全に油断しきっている悪魔はそれに気づくことはなかった。
スレッドの大したダメージにならない攻撃を受け、時々飛んでくるエリアの様々な属性の魔法に対して多少面倒臭いと感じながらも殺す気も起きなく、生かしていたのである。
そのおかげもあり、エイダの魔法が無事に発動した。
「離れるのじゃ2人とも!」
その言葉を受けて2人がその場から飛び退く。
何が起こったのか分かっていない様子の悪魔はその場で立ちすくむ。
しかし、目の前から迫りくる魔法を見て、どこか楽しげに笑うのだった。
防御も何もせず、ただただ純粋に楽しそうな笑みを浮かべながら魔法の到達を両手を広げて…
このあともう一本上げます




