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HANIWA⭐︎HAO  作者: なかと
第三章 ノロワ=レイル編
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団結⭐︎いざ決戦の地へ!だよ! ①

「やあ、アッシは埴輪な魔砲少女ハオちゃんだよ! 今日は気温が30°あるよ? 秋らしくないよ?」


 恐るべき気候変動! このままでは、♪ 秋を愛する 人〜は〜♪ 心〜深き人〜♪ が絶滅してしまう!


「おい、はにわ。話がある。ちょっといいか?」

 おや? おやおや? ハンムラビくんがハオちゃんの教室にやってきました。

 ── まさか。婚姻届を持ってきたのね!


「持ってきてません」


 イケメンなハンムラビくんに声を掛けられたハオちゃんに、クラスの女子達の鋭い視線が差し向けられます。

 ヒロインゆえの嫉妬や憎悪を身に受けるというテンプレをしっかり回収して、ハオちゃんはハンムラビくんと教室を後にしました。


「何か用?だよ」


 ハオちゃんの麗しい声に、ハンムラビくんは視線を逸らして言いました。

「実は……。 黒レ騎士と会って伝言を預かっている。 最後の四天王『よりどりミドリのビュッフェ』の居場所がわかったらしい」


 うん?ストーリーが進むので良い知らせですが、ハンムラビくんの表情が冴えませんね? 何かあったのでしょうか?


「だが、黒レ騎士の様子が…… とても苦しそうだったんだ。 はにわ、何か思い当たる事はないか?」


「うん、黒レ騎士は元四天王の一人だよ。元恋人のノロワ=レイルとなった白巫女を救う為に『闇の勾玉』を集めているんだよ」


「それは知っている。 だが、救うというのは、どういう方法なんだ? あの様子……、闇の勾玉が完成した時に…… 嫌な予感がするんだ」


 わあ、なんだかシリアスっぽいですね。でも大丈夫!本作はハートフル作品ですから!


「ハンムラビさん、今の話を詳しく聞きたいのですわ」

 どこからともなく現れたサブヒロインのメオちゃん。

 そうそう、要所に居ないと困りますもんね!


「ああ、僕が思うに闇の勾玉はノロワ=レイルの呪いの塊。それに、はにわが持つ光の勾玉を組み合わせると言っていたが、理論上だと力が相殺される事となる」


「なるほどですわ。もし、黒レ騎士を含む四天王の力…… 生命の根源であるなら、勾玉の力を使った時には……彼の命が尽きてしまうのですわ」


 いやぁ! 重い重い! この世界では『死』の概念が無いから安心ですけどね? うん? 『何故、この世界には死の概念が無い』のかしら? なんだか違和感が……。 まあ、深くは考えないでおきましょ!


「アッシは救うよ。黒レ騎士もノロワ=レイルも。だって、アッシは人の優しさが詰まった埴輪。笑いに満ちた世界を作る魔砲少女だからだよ!」


 感動で涙腺が崩壊しちゃうッ! そうです。 ハオちゃんはHoney World を造るって使命があるんですもの! 私も全力で応援するわ!!


「ちょっと? ウチを忘れてるのよね。 ハンムラビくん、後先考えても仕方ないのよね。 最後の四天王を倒しに行くのよね!」

 ここでコヅエちゃんが合流! 四天王編の準備が整いました!!


「そうだな。最後の四天王ビュッフェの居場所はこの国最北の地。 そこの最大都市にいる」

 これは! 飛行機旅が決定ですね!! 果たして中学生だけで飛行機に乗れるのか?! 物語は壮大さを増していきます!


 その時 ──


『カカカカ、そうはさせんぞ魔砲少女ども。 俺は豪雨の為、飛行機が欠航になるノロイ。 貴様らを北の大地には行かせねぇぜ?』


 なんて事でしょう。冒頭の気候変動がこのように繋がるとは! きっと作者はここまで考えていなかったはずです!


「アッシ達の道を」

「私達の未来を」

「お前たちノロイに」

「邪魔させないのよね」


 ハオちゃんたちは手を繋ぎ、「バディ変身!」と叫びます。

 眩しく輝く光。 その中から現れた姿はまさに『光の戦士達』というに相応しいものでした!


「ハオちゃんは美食家だよ」

「メオは気象予報士ですわ」

「僕は料理人だね」

「ウチは…… スプーンって! またこんなのよねぇ!」



『な、なんだと?! こいつら何を企んでやがる?!』

 ノロイは困惑してますね? さあ、ここでクエスチョン! ハオちゃん達はどのようにノロイに立ち向かうのでしょう?


 答えは…… 次回に続きます。



          ── つづく。

 


         【自 壊 予 告(オピステイル)


「あら、レイル。こんなところにいたのね?」

 その声の主に顔を向ける少女。そこには彼女の母親が柔らかな微笑みで立っていた。


「うん! 今日はパパの誕生日だから、プレゼントを作ってたの!」


 ── その昔。人々の間に争いはなく、不便な中でも幸せに暮らしていた世界。

 笑顔が咲き誇る温かな時代。


 しかし、人とは【欲望】を持つ生き物である。

時代と共に人々は利便性や快適性を求め始めた。


 その【強欲】はいつしか争いを生み、世界に戦火が広がっていった。


 国が分裂し、互いが主導権を争う中、人々は【魔法】を生み出した。

 そして、遂に戦場では道徳を逸脱した大量殺戮魔法…… 禁忌魔法まで使われる事となる。


 その残虐性は人々の中に【呪い】を生む。

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