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HANIWA⭐︎HAO  作者: なかと
第三章 ノロワ=レイル編
101/114

死闘⭐︎よりどりミドリのビュッフェだよ!②

「前の話に引き続き言いますわ! ハオちゃん、あの変身を使う時が来たのですわッ!」


 さあ、本作のテンプレであり、アイデンティティである『やあ、アッシは〜』を覆し、メオちゃんの言葉から開幕です!


「わかったよ、メオちゃん! バディ変身だよ!!」


 ── その光は、明るく等しく全てを包みます。

神々しいまでの光は、様々な料理を美味しそうに見せるのです! さあ!今回の四天王バトル変身は?!


「ハオちゃんは、魔法少女だよっ♡」


── なん……ですって?!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  おおおおおおおおおおお!!!

いいぞもっとやれ   「!?!?!?!?!?!?」

     キタコレ!!     目が、目がぁ!

        ( ゜∀゜)o彡°魔法!魔法!

   弾幕薄いぞ!何やってんの!

 (゜д゜)ウマー   お、おう… キタコレ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 なんて事?! ハオちゃんが魔法少女ですって!

これにはコメント弾幕が止まりません!!!

 ああッ、ダメですダメです!

 私の脳も焼かれちゃいますぅ!!


「盛り上がってるところ悪いが、僕はジムトレーナーだね」


 ( ゜∀゜)o彡° ハオちゃんッ!ハオちゃんッ!!


「おいコラ、ちゃんと僕の変身にツッコミを入れろよ!」


 おほん、取り乱しました。 ハンムラビくんは…ハオちゃん!

「んな訳あるか!」


「メオは弁護士の先生ですわ」


「コヅエは…… 冷蔵庫。  って、こうなる事わかっていたのよねぇぇぇ!! 魔法少女いいよねぇぇ!!」

(※覚えてます? コヅエちゃんは魔法少女に憧れる少女設定です)


 はあはあ、危ない。自我が崩壊するところでした。

まさに最後の四天王を屠るに相応しい変身をした魔砲少女たち。 これは勝ち確でしょう!!


『うふふふ…… こら。想像の斜め上をいってるんじゃないわよ! せめてフードファイターとか、ブラックホールとかがセオリーでしょう!? まさか…魔法で食べる量を増やすつもりッ?!』


 これにはビュッフェも冷や汗をかいてます。

そして、当のハオちゃんは……。


「美味いんだよ美味いんだよぉぉおお!! 流石はホテルのカレーだよぉ!」

 なんと! カレーを貪り食っています!!

ああ、フリフリな衣装もカレーまみれになっちゃった!


 それを見かねてか、黒レ騎士が叫びます。

「魔砲少女! それは悪手だ! カレーは量を食べられなくするための罠だぞ!」


 なんて事?! ハオちゃんはビュッフェの巧妙な罠に陥ってしましました!


『え? それって自爆…… アタイの策にまんまとハマったねぇ!魔砲少女!』


「ふう、満腹だよ。げふぅ」


 こんな事があってはいけない!! アンニュイなゲップを放つハオちゃんは満腹です! このままではビュッフェに敗北してしまう!


「おい埴輪。地獄のブートキャンプで胃を復活させてやる。覚悟しろ」

 なんと、ここでジムトレーナーのハンムラビくんが愛の告白?!

「してません」


 しかし、そこにメオちゃんが割って入りました。

「ラビさん、食後の急激な運動は腹痛の原因になりますわ。 それに強制はパワハラ認定の可能性がありますわ!」


 流石はメオちゃん。しっかりとチームを法的管理しています!


 ── しかし、その時。

    思いもよらぬ悲劇が起こってしまったのです。


「あはは、ハオちゃん。ウチが魔法少女の役を貰うのよね! 冷蔵庫の扉(ヘルズ•ゲート)オープンよねぇ!!」

 なんて事! コヅエちゃんが裏切るなんて!

コヅエちゃんが冷蔵庫から出したもの……、それは!マヨネーズ!!


「ハオちゃん、これで太らせてあげるのよね。 ミチミチの魔法少女なんて存在してはいけないのよねぇ! 魔法少女の役はウチがもらうのよねぇ!」


 ビュッフェの恐るべき能力に窮地に立たされたハオちゃん。


『え? アタシは何を見ているの? あのぉ、大食いバトルの方は?』


 コヅエちゃんは冷蔵庫なので視線は分かりませんが、この時、間違いなく彼女は「ふっ」っと笑いました。

 しかし、この微笑みはハオちゃんに対する嘲笑ではなく、暖かさが宿っていたのです。


「コヅエちゃん……。アッシは嬉しいんだよっ♡」

 何が起こったの?! ハオちゃんは焼きそばをプレートに山盛りにしていきます! そして!


「全く世話の焼ける主人公よね。敵を騙すには味方から。ハオちゃん! 紅生姜もサービスするのよねッ!」


 一体誰が予想できたでしょうか?! コヅエちゃんは裏切っていませんでした!

 これはビュッフェを騙すための演技ッ?!


「ハオちゃん、大丈夫ですわ。今回の流れは完全に合法ですわぁ!! by六法全書ですわぁ!」


「よし、埴輪。いまだ! ブートキャンプならぬ……」


「うん!いくよ♡ 合体魔砲!! マヨブースト•チャンプだよっ♡」


 なんと!! ハオちゃんは焼きそばにマヨブースト! 更には紅生姜の援護射撃!!

この組み合わせ……。もう、焼きそばが止まらない!!


『そんな馬鹿な!! 今までのカオスはアタイの箸を止める策略だったっていうの?!』


 愕然とするビュッフェ。その隣では黒服の男が『ビュッフェ様、残り時間3分です! 奴が食べた量は…。もう……追いつけません』と、膝を落としました。


 ハオちゃんの前に積み重なる皿の巨塔を、ビュッフェは仰ぎ見ます。

『ええ……、完敗ね。 ノロワ=レイル様。アタイはアンタの夢を叶えることができなかったよ。 すまないねぇ』


 その様子に黒レ騎士はビュッフェに駆け寄ります。

「ビュッフェ、まさか…お前」


『ええ、そのまさかよ。 アタイは敗れると命が尽きる』

 しかし、ビュッフェはなぜか嬉しそうに頬を緩ませて続けました。


『……そう。呪いさ』


             ── つづく。


 【次 回 予 告(本編と関係ある)


 魔法要素のない変身で、見事四天王ビュッフェを撃破したハオちゃん達!

 しかし、ビュッフェには死の呪いが掛かっていた!!


 いやぁ、駄目駄目! この作品のレイティングは全年齢対象!! そんなこと運営が許さない!!


 次回、ビュッフェ編最終話。

今、魔砲少女の真価が問われる!


── そして、ビュッフェの運命は。

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