表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある鍛冶師の一解  作者: 蛙の殿
3/33

契約

 ここまでがパーティーに出会うまでの話である。


 そこからは、展開が早かった。


 いくつかの質問をなげかけられ、それに答えると


 「なるほど、迷い子か」


 「解体が済んだら近くの街までおくっていってやる」


 「よろしくお願いします」


 いぶかしげな顔をしながら一人が近づいてきた。

 

 湖を回ってきたその青年は、名をデニスといった。


 「どこから迷い子になったんだ」と聞かれたので


 少しばかり逡巡したあと、

 

 「東のはてから」

 

 「手持ちは」

 

 「パンと銀貨が数枚」

 

 「名は」

 

 「シュンです」

 

 「俺はデニスだ、よろしく」


 と手をのばしてきたので、握手かと思い握ると首をふられ

 

 「善意というのは足枷にもなるときがある。契約といこう」

 

 「銀貨しかありませんが」

 

 「銀貨一枚でいい。近場の街まで送る」

 

 銀貨を渡すと用が済んだとばかりに仲間のもとへと立ち去っていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ