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ある鍛冶師の一解  作者: 蛙の殿
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遭遇

 

 私が転移した場所は、湖のすぐそばであった。


 転移した後の数分間は体が熱く、湖に手をいれ水をすくい飲むと、その後には耐えきれなくなったのか湖に口をつけて飲んでいた。


 後から考えればよく病気にならなかったと思ったが、それはなにか神様からのはからいがあったように感じる。


 落ち着いてきたので、湖から少し離れたところに腰をおろした。


 この後、どうすればいいか考えなければならないからである。


 ふいに、お腹が鳴った。


 それに気づいた私は、周りを見回して怪しい赤いぶどうのようなものがなっている木をみつけ、そちらに行こうと立ち上がった。


 立ち上がったときに重みを感じた。


 ポケットに手をいれると、数枚の銀貨と、黒いのっぺりとしたパンが数枚入っていた。


 パンにむさぼりついた。


 こぼれたパンくずに小さな鳥が集まった。


 その鳥達が急にはばたいていったかと思うと、湖の反対側は鬱蒼とした森になっていてそちらからずしんずしんと地響きをならして、猪がでてきた。 


 猪というが、私の知っている猪よりも数倍も大きかった。


 その猪が数歩こちらに近づいたかと思うと横に倒れた。


 ほっと息をはくと、同時に森の奥から3人組のパーティーがでてきた。


 見た限り人間である。そのうちの一人が、私に気づいたとみるやこう叫んだ


 「これは私達の獲物だぞ!」

 

 私はこれを聞いて、言語が聞き取れることに感動した。


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