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chapter7-8  パン戦士集結!!



蒼はよろよろと立ち上がり冬花の身体を担ぎ一歩一歩ゆっくりと ナセヤ・ガードタワーの出口へと歩いて行った。約2時間かけて出口にたどり着いだ。

 「あ・・・もしもし・・・・?メイア、今すぐドクタージャムに ナセヤ・ガードタワーに向かうように言って・・・・!」

 「え?こんな時間に何?なんか死にそうな声なんだけど?てかドクタージャムってああ・・・・あの人かぁ・・・・全然面識ないんですけどぉ・・・・仕方ない、行くか。」

 メイアはすぐにドクタージャムの所へ向かった。一分一秒を争うぐらいヤバめの状況のためアスリート選手並みのスピードで駆け抜けた。


「あのードクタージャムはいます?めっちゃ急用なんですけど!」

 メイアは必死にピンポンを鳴らせたが出る気配は全くない。

 「やっぱりこの時間じゃ寝ているかぁ・・・・仕方ない、あれつかおう!」

 そう決意すると、移動速度強化魔法<ヤイーハ>を詠唱した。緑色のエネルギーが脚全体を包み込んだのを確認すると一気にナセヤ・ガードタワーへ猛ダッシュした。約5分後に到着し、瀕死の重傷で倒れこんでる二人を見つけた。


 「ちょ・・・!すごい怪我じゃん!ちょっと待ってて!」

 メイアはギガリペアをとなえた!蒼と冬花の傷が全快した!

  

 「あぁ・・・・助かった!いやーまさかあんな恐ろしい目に合うとは。」

 「めっちゃ眠いからもう帰るね。もう午前4時だし!そんじゃいくよー」

 メイアが眠そうにつぶやくと転移結晶を掲げた。青い光が3人を包み込み、パっと消えた。

 パン工場のすぐ隣の小さな宿舎に到着した後、3人は倒れこむように眠ってしまった。


  そして翌日、もう午前10時だというのに(よくよく考えたら当然か)3人は爆睡していた。そう、この日はナセヤ・ガードタワーへの大規模なデモをする日なのだ!恐らく非暴力フィールド発生装置が壊れたのをいい機会に予定より大幅に早めてデモを決行したと思われるが3人はそれを知らない。


 窓から日が差しそれが冬花の顔に当たった瞬間、パッと起きた。

 「あれ・・・もうこんな時間?てか妙に騒がしい気が・・・・?」

 冬花はドクタージャムをとりあえず探したが見当たらなかった。しかしたまたま通りかかったバダ美が声をかけた。

 「ドクタージャムさんならもうデモってますよー」

 バダ美の一言ですべてを察した冬花は二人を起こした。

 「はよ起きなさい!!なんか重大イベント中なんすけど今現在、デモっているんです!!」

「「なんだって!?それは本当かい!?」」

 急いで3人は色々と装備を整え、デモの現場に向かった。するとそこはデモというより合戦の方が表現として合ってるぐらい激しい抗争が繰り広げられた。

 弾幕が飛び交い武器と武器がぶつかり合う激しい金属音や幾多の爆風・・・少なくとも冬花たちの知っているデモとは全く違っていた。


 一応この世界はゲームの中の世界ってことになってるが、噂によるとやはり死人は出るそうだ。肉体がある程度原型を保っていれば復活させることは可能らしいが手段やら条件がややシビアな仕様となっている。

 そして戦況はマナザー・ラシムの方がかなり優勢でドクタージャム率いるレジスタンス軍はかなり追い込まれ、復活できずに戦死した人も少なくなかった。

 「おお・・・・ようやく来たか!冬花!!奴ら、非暴力フィールド発生装置を失ったにも関わらず、これだけの兵力を持っていたとはな。そこでだ!また、お前さんたちの力を貸してほしい!」

 ドクタージャムは深く頭を下げた。

 「・・・・・あたし達も戦います。もうこれ以上誰かの涙はみたくない。みんなで笑顔でいてほしいから!だから見ててください!あたしの・・・」

 「あっそうだ蒼!牢獄にこっそり忍びこんでショックパンメェン達を開放してくれ!あいつらならきっとこの状況を打開してくれるはずじゃ!」

 「わかった!そんじゃ光の速さで一足お先に行ってくるよ!」

 蒼はナセヤ・ガードタワーの牢獄へ走り出した。

 「あれ?スルーかよ?」

 「ドンマイwwwwまぁ笑えよ。」

 メイアは冬花の頭を撫でた。しかしやや笑いをこらえながらであったが。

 「ハァッ☆」


 ナセヤ・ガードタワーの牢獄にて


 「いやー思った以上ガバガバ警備で楽チンチンだなー」

蒼は 牢獄をしばらく探索していると食パン、カレーパン、メロンパンみたいな風貌の戦士たちを見つけた。

 

 「おお、もしかして君が我らを開放してくれるのかい?(by食パンみたいな人)」

 「いよいよ私たちにも救いが来たのね!(byメロンパンみたいな人)」

 「ऐसा लगता है कि हम अंत में वापस लड़ने का मौका मिल गया है! धन्यवाद!(訳:いよいよ俺たちも反撃のチャンスが訪れたようだな!感謝するよ!)」

 カレーパンみたいな人に関してはヒンディー語で喋っていたので何言ってるかわからなかったが囚われた3人の戦士はぴんぴんしていたのでひとまず安心した。

 「さっそくここから出よう!」


 4人は牢獄から脱出し冬花たちの元へ急いで駆けつけた。

 「あ、あれは!?鳥か、飛行機か!?それともまさか、ソン・ウか!!??」

 一人の兵士が空を見上げて指をさした。

 「いいえ。ケフィ・・・・ショックパンメェンとカリィーパンメェン、そしてメロンパンメェンよ!」

 蒼は飛翔しているカリィーパンメェンの背中に仁王立ちしながら大声でアピールした。その後冬花の元へ飛び降りた。

 

 グキッ


 「あぎゃぁぁぁぁぁ!!ま・・・まぁなんとかミッションクリアしたよ・・・・・いてぇ~!!」

 「ああもう無茶するからもう!」

 メイアはリペアをとなえた!蒼の足の傷が回復した!



 「我が名は<純白の聖拳闘士>のショックパンメェン!この深紅の拳で天に葬ってやろう!」

 「そして私は<新緑の甘き旋風>のメロンパンメェン!この甘い香りで歪んだ心を溶かしてあ・げ・る♡」

 「मेरा नाम है<भारत से युद्ध के देवता >करी रोटी आदमी!(訳:俺の名は<インドからの戦神>カリィーパンメェン!!)」

 3人が名乗りを挙げるとアイアンパンメェンもちょうどいいタイミングで戦場に舞い戻った。

 「ようやく出てこれたんだね!一緒に戦おう!」

 「ああ、そうだな。だが、礼はあのお嬢さんにしたまえ。」

 「蒼くん、ありがとう!本当に助かったよ!」

 アイアンパンメェンは蒼にむけてサムズアップした。

 「さてと、さっさとクソフェミ野郎どもを叩き潰すよ!一斉突撃じゃーーーい!!!」


 蒼の叫びと共にレジスタンス軍はテンションが最高潮に達し、奮起した。めっちゃすごい勢いでマナザー・ラシムの率いる軍団に襲い掛かった。

 4人のパン戦士のおかげか、レジスタンス軍はどんどんマナザー・ラシム軍を討ち倒し、戦力差をひっくり返した。


 そしてついに、マナザー・ラシムのボス的な人が姿を現す!そいつは一体!?

                                                


オマケ パン戦士超全集


①アイアンパンメェン


 元気100倍の人。正義の鉄槌アイアンパンチは推定130トンの破壊力 他にも多彩な技がある

 困っている人にパンをあげるのに定評がある。あとこしあん派

 色んなフォームを持っている(ワサビ、クリーム、高級小豆など)


②ショックパンメェン

 食パンみたいな人。ややナルシスト気味でアイアンパンメェンとは互いを認め合うよきライバル関係でもある。紅茶と日光浴が大好き 敵対しているカビリオン帝国のドキュナ(小悪魔系の感じの子)となんかいい関係になってるらしいとの噂も。


③メロンパンメェン

 オネェ系。石鹸や香水集めが趣味。こだわりまくった甘い香りで敵の戦意を奪い、痛みを感じさせることなく瞬殺する戦法が得意だが、普通に戦っても強い


④カリィーパンメェン

 カレーパンみたいな人。パン戦士の中では最年長だが基本ヒンディー語で喋っているので言ってることが全然伝わらない。ヨガや、カラリパヤット、シランバムなどを組み合わせた武術で戦う。

もちろん炎を吐き出すこともできる。カレーはスパイスを育てるところから始めるタイプ。

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