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chapter7-3 サヨリ死す!あとなんか変なのもやってきた!

呼んでもドアを叩いても反応が全くないので冬花はドアをゆっくりと開けた。そこにあった光景は・・・・!?

 「ちょっと!返事してよ!!ってぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

 なんとサヨリは首つり自殺したのであった!!冬花の視界は突然激しいノイズのようなものが発生しさらに不協和音のような幻聴が聞こえてきた。その後サヨリの身体は蒸発するように消えていった。

 焦りながら冬花は急いで蒼を呼んだ。

 「冬花!!何があったのよ!!ってうわぁぁぁぁぁぁ!!エアコンめっちゃちっちゃい!!!」

 「そこかよォォォォォ!!もっとやべーのあるでしょ!!」

 「あ、ホントだ。一体どういうことだ・・・・・!なんで・・・・・・冬花、これは一体!?」

 「そんなことあたしが知るか!・・・・・・って本当に唐突過ぎて言葉が出ない・・・・・」

 「おや?机に何か紙が置いてある・・・・・もしや遺書か!」


 蒼は机の上に置いてあった遺書的なものを手に取った。冬花も蒼の後ろからヒョイと顔を出してそれを読んだ。しかしその文字はギリギリ読めるレベルでぐにゃぐにゃだった。

 

<もしこのメモを読んでいるってことはウチ、死んでいるのかな・・・・・。冬花ちゃん本当にごめんね。決して許されることじゃないと思うけど・・・・・それでもウチはもう限界だった。

首元に刺さった矢の影響でウチの中のネガティブとかダークな部分が耐えきれないほどに増えまくり、更に身体もどんどん異形の怪物のようなものに変化していったんだ。更には幻聴とか幻視のWパンチでとても苦しかった。それを抑えるためにさっきおいしいパンをたくさん食べて忘れようとしたけど、それでも限界が来ちゃったみたい。

 冬花ちゃん・・・・本当にごめんね。そしてありがとう。ウチの主観だけであなたに凄い力を与えてしまったせいで散々な目に合わせてしまって。でも、あなたは得体の知れない存在にも関わらず普通の友達として受け入れてくれた。

 きっとこの先、ウチと同じようにギドギド美術部のゲームキャラが自我を持って一人の人間として生きている子に出会えると思う!そして世界を救って救ってちょうだい!あ、あとはなぜウチらが生まれたかみたいな感じの事とか。

 いろいろ思うこともあるけどずっとあの世で見守ってるからね!>

 

 冬花は放心状態で何も動けなかった。一方蒼はもう一枚紙を見つけた。その髪はしわくちゃなうえに涙がしみ込んだような跡があった。


 <わたしのあたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。あたまからでていけ。わたしのあたまからでていけ。わたしのあたまからでていけ。わたしのあたまからでていけ。わたしのあたまからでていけ。わたしのあたまからでていけ。

 (中略)

 あなたにとっていちばんのことをしてしまうまえにわたしのあたまからでていけ。・・・>


 「ヒェッ・・・・・!なんかやべーもん見ちゃった。いや、見なかったことにしよう!!うん、そうしよう!あははは・・・はははははははは・・・・・。」

 蒼は青ざめた顔でヤバそうな詩が書いてあった紙を丸めて急いでゴミ箱へポイした。その後、乾いた笑いが続いたという…。


 突然紫の光が現れた。

 「ぬはははは・・・・・実験は成功のようだな!!」

 現れたのは死神将軍であった!

 「誰やねんお前」

 冬花は冷めた口調で突然現れた不審者に突っかかった。

 「我が名は死神将軍。偉大なる ヅォックァーの右腕にして世界に混沌をもたらすものなり・・・・。」

 「ほーん・・・ってまさかサヨリが自殺した原因はあんたなの?」

 「フフフ・・・さすがは月宮冬花!!いかにもその通りだ。サヨリの精神を崩壊させる事によって生まれるマイナスエネルギーは我々とっては非常に素晴らしいものでな。このエネルギーを利用し、我が主の力を更に蓄え、更には宇宙、そして別世界の脅威を呼び寄せることも可能だ!!そしてひょっとしたら”根源的破滅招来体”をも呼び寄せることも可能かもなぁ・・・・・・!!!フハハハハハ!」

 その右手にはサヨリから生まれた大量のマイナスエネルギーがたくさん詰まっていると思われるドクロマーク付きのポリタンクを手に持っていた。


  「やたら説明的ですね・・・・・・。」

 とつぶやきながらボイスレコーダーに死神将軍の説明的なセリフを記録した。


 「月宮冬花よ!貴様は日向サヨリからバグパワーを授けられたようだが今の貴様にはわずかしかその力はない。ここで死んでもらおうか。」

 「え・・・ちょっと待って!?ここ一応人ん家なんだけど!あたしを殺すのどうしても今じゃダメなの!?今じゃだめならせめてさぁ・・・・・もう少し広いところでお願いできます?例えば・・・・・特撮で使う”いつもの採石場”みたいな感じの場所とか・・・・・?」

 冬花は命乞いなのか何なのか突然交渉を始めた!


 「・・・・・別に今じゃなくてもいいけどさー・・・・・あーでもどうしよう・・・・・明日温泉旅行だし‥・・・・う~んどうしよう・・・・・」

 死神将軍は真剣に悩み始めた。

 「あれ?意外とまじめ君なのかな?このしゃれこうべマンは。」

 蒼は笑いをこらえながら二人の様子を眺めていた。


 「まぁいいだろう。いずれにしても貴様らに希望はない・・・。それまでせいぜいあがくが・・・・・ってアレ?いない・・・・。」

 「冬花ならもうお風呂に入りましたよー。あっ覗いじゃ駄目ね。」

 蒼が淡々と死神将軍に告げた。

 「えー・・・・失礼いたしました。」

 こうして死神将軍は消えていったという・・・・。とはい色々と油断はできないぞ!

                    

アーマーリシテアを育成するのに忙しくなるので更新頻度下がります・・・・・

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