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chapter4 in the Exploding parasite その3 手術成功したけど・・・

<これまでのあらすじ >無事に冬花の手術に成功したけど、蒼はまだミクロ化したままなのだ わかっているのか おい!


サヨリはひたすらに悩んでいた。どのような方法で蒼を元にに戻すか頭痛がするほど悩んでいた。

 すると、冬花が目の前にいた。

 「サヨリちゃん、本当にあじゃどう!決死の覚悟であたしに何かのエネルギーを送って体内の免疫細胞をめっちゃ強くさせたみたいだけど・・・・本当にすごいよ!」

 「えへへへ・・・・だって大事な友達だもん!まぁ結構体力消耗したけど冬花ちゃんが元気でよかったよかった!ただねぇ・・・・・」

 「?あぁ・・・・蒼のこと?どんな方法で小さくしたかわかんないけど・・・・・・同じことをすれば元に戻るとか?あっでも・・・・『?』が書かれた箱から出るキノコ食わせたほうが確実かも?」

 「じゃあその『?』が書いてある箱探すよ!そんじゃ!」

 「あ!早いなぁ!この世界に本当にあるとは思えないけど・・・・」


 一息ついた後、シャーレの中にいる蒼に話しかけた。

 「すごい無茶させてごめんね・・・。でもおかげでこんなに痩せたし結果オーライなのかな・・?

いや・・・笑いごとじゃないねこりゃ。」

 「マァ、サンザンナメニアッタケド・・・・・ゲンキニナッテホントウヨカッタヨ!!!!!」

 「え・・・・なんかヘリウムすったみたいに声高くなってる気がする・・・。」

 「タブンコレ、シヨウダナ!!ソウトシカイエナイナ!ハァ・・・コレカラサキドウイキレバ・・・・・・・?」

 二人は沈黙した。そしてどこか切ない空気になっていった。

 

 その頃サヨリは『?』が書いてあるキューブを探していた。最初はそんなものはないと頭の中では思っていたが普通に1面ステージのような平原にたくさん空中にあったという。

 「ホンマにあるんかい?!まぁいいや!キノコキノコっと・・・・・」

 ぷぅ~んとジャンプし、下からキューブを叩く。当然の如く赤地に白い斑点のおなじみの例のキノコが排出された!逃げていく例のキノコを5個ぐらい袋に入れてお持ち帰りした。途中様々なデザインのキューブを空中に並べているおじさんを見かけた。

 

 「あのーすみませーんそれは一体なんですか?」

 「ははは。これはな、いろんなキューブやらオブジェクトを並べて計算機を作っているんだ!今度学会があるからそのためにね。他にも、攻略するのに20万年ほどかかるステージを作ってる人もいるね!」

 にこやかに、おじさんはそう熱く語っていた。サヨリは熱意はすごいと肌で感じたが何やってるのかさっぱり理解できていなかった。

 「なんかよくわかんないけどめっちゃ凄いですね!それじゃ失礼!」

 すぐさまアイサツを済まし病院へと超ダッシュで冬花たちのいる病院へと向かった。


 「お   ま   た   せ」

 「あっサヨリ!お帰り!キノコ見つかった?」

 「うんみつかったよ!」

 そう言うとサヨリはドヤ顔で袋に入った例のキノコを見せつけた。

 「オーーーーーイ!!ソレヲハヤク!!」

 蒼は必死にアピールした。

 「はいはい・・・・ちょっと待って・・・・。ってコレ生でいけたっけ?」

 サヨリはすぐさまキノコ図鑑で確認した。

 「あぁ・・・生でもいけるね!あっでも水洗いして適度なサイズにカットしていくか。」

 「でも台所ないじゃん」

 冬花は呆れた様子でツッコんだ。

 「あっ・・・・そうだった!」

 「メンドーダナ!ハヤクヨコセ!」

蒼は早く元の大きさに戻りたいのに当の二人はコントみたいなことをダラダラ続けていたので、さすがに怒った。

 すぐさま蒼に1つキノコを手渡した。どえらい速さでキノコを食らい尽くす。すると、ウィンウィンウィンって感じの音とともに蒼の身体が大きくなった。その後大きすぎないように何とか食べる量を調整しながら、元の大きさになるまでキノコを食べ続けた。なお、大きすぎた場合は『亀の甲羅や茶色いキノコみたいな生命体をぶつけると少し縮む仕様』を活かしてうまく調整したという・・・・・。


 「ようやく・・・・・もとに戻ったあああああああ!!」

 ついに蒼は元の大きさに戻ることに成功した!その瞳には感動の涙があふれていた。まるでなんかのスポーツドキュメンタリー番組の最後らへんのワンシーンみたいだった。

 

 そこにちょうどいいタイミングで今回オペを担当した山崎先生がやってきた。

 「いや~無事でよかった・・・。それよりも大事なことを話しておかなくてはならない。」

 そういうと、分厚い資料が冬花に渡された。

 「現段階で判明しているフジツボムの生態みたいなのと予防法が書いてある。それで、先生これからどうするんですか?」

 冬花は不安げな表情で尋ねた。

 「これから対フジツボム用のワクチンを開発する必要がありますね。いちいち龍山師さんにミクロ化してもらって治療するのも確実な方法とも言えませんし・・・・・。」

 「そーなのかー」


 ・・・・・そして退院の時刻がついに来た。

 「あーやっと終わった!!みんなホントにありがとう!!」

 冬花は深々とお辞儀して微笑んだ。

 「まぁ元気なってよかったよ。あっそうだ!この辺にぃ、美味いラーメン屋の屋台、来てるらしいっすよ」

 唐突に蒼が誘い出した。

 「ああ^~いいっすね~」

 ちょうど昼飯の時間だったので、3人はラーメン屋の屋台に向かい、楽しく過ごすのであった。

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