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熊エッセイ

「宣伝が大事!」ってどう宣伝すりゃあ読んで貰えんだよぉぉぉ!!

作者: 熊ノ翁

2023年10月24日

エッセイ部門日間ランキング1位達成!


皆様、お読み頂きあざます!

 どうも、熊ノ翁です。


「物書きはね、待ってたって誰も読んでくれないの! だから自分からSNSを利用して宣伝していかないと!」


 こんな感じのアドバイス、ちょいちょい聞きますよね。

 物を売るなら宣伝は大事というのは実に当然の話で、それこそ小学生のお子様でも理解できる事かと思います。


 農家のおっちゃんが畑で大根作って放置してたら、お客さんがやってきて代金置いて引っこ抜いていく、なんて都合の良い展開は世の中あり得ないわけです。


 それと同じように、我ら物書きもただ小説を書いて投稿小説サイトに載っけても悲しい事にまず読まれません。


 いや、そりゃ中にはありますよ?

 書いた小説がいきなり読まれまくって総合ランキングを駆け上り、速攻で書籍化キメて本屋に並ぶとかって奇跡の展開も。


 でもね。

 奇跡って、起きないから奇跡って言うわけじゃないですか。

 

 うだつも給料も上がらない生活を送る我ら庶民に、そんな都合の良い展開が訪れるわけありません。

 当たり前です、なろう小説じゃ無いんですから。


 だから、熊達のような投稿小説サイトの底辺を這いずり回る書籍化経験の無い童貞野郎どもが、書いた小説を読んで貰おうとするのなら、やはり宣伝は大事になってくるわけです。


 で、大事だってのはわかるんですが、じゃあどんな宣伝なら効果があるのかというと、これが実に悩ましい所でして。


 てなわけで。

 今回はこの「大事だ大事だ!」と言われている自作小説の宣伝について、どんな事をすれば効果があるかのか、熊の実体験も踏まえて書いていきたいと思います。

 皆様、どうぞよろしくおなしゃす!


 さて、熊も一応は物書き。

 せっかく頑張って書いた小説は、沢山の人に読まれたい!

 そんなピュアピュアハートな願望を持っていますし、幸いな事に熊のTwitterアカウントはそこそこの人が見てくれてます。

 多分ですが、ヘッドツイートの平均インプレッションは一万かそこらはあるはず。


「おっしゃあ! いつもこんだけ沢山の人が読んでくれてるTwitterで宣伝すれば、熊の小説もきっといっぱい読んでもらえるに違いない!」


 そう思って、自身のアカウント上で自分の小説を宣伝してみた事は一度や二度ではありません。

 ましてやTwitter。

 日本国内の文字媒体SNSとしてはほぼトップな、ユーザー4000万人を誇る化け物アプリです。

 投稿小説サイトなんて大手のなろうであっても登録ユーザー数は200万人程度。

 対するTwitterの規模は20倍ほどもあるわけで、こりゃ宣伝すれば読者さん集めるのなんてイージーゲームに決まってる。

 と考えちょこちょこ宣伝してみたんですが、まー読まれないのなんの。


 宣伝方法としては割と鉄板な「バズツイに自作品のアドレスを載せる」ってのをやった時でさえ結果はひどい物でして。

 ええと、数日前にRT2500回以上、インプレッション約85万程のツイートにアドレス載っけて宣伝した時でさえ、そこから読みにきてくれた人は161人程、割合的には5300人に一人程度でした。

 85万人の目に触れたツイートで宣伝してさえ、161PVしか伸びなかったわけです。


 いやちょっと待て!

 宣伝効果無さすぎだろ!


 お土産屋に85万人の来客あって品物買ってくれたの161人だけとかだったら、店主心折れて首吊るぞ!

 やってられっかこんなもん!


 大体な、そんな1000も2000もRTされんのなんて普通じゃねぇんだからな!

 こっちは別に芸能人でもひろゆきでも、ちいかわ描いてる作者でもねーんだから、そうそう頻繁に数千数万回もリツイートなんてされる事ねーんだよ!

 

 やっと訪れた貴重なチャンスに宣伝しても「5千3百人に1人しか小説読んでくれません」って報われないにも程があるだろ!

「バズったらTwitterで宣伝すると良い」とか最初に言い出したバカはどこのどいつだ!

 そいつ、割り算とか出来ないレベルで算数苦手だったやろ!


 ちくしょう。

 Twitterなんかでいくら宣伝しても、誰も小説なんて読んでくれねぇよ……


 と、Twitterアクティビティを見ながら嘆いてたわけですが。

 いやでも、これも考えてみれば当たり前の話です。

 だってTwitterアカウントに来てる人は140文字のツイートを読みにきてるのであって、何の実績も無いどこの誰とも分からない奴の妄想長文を読みにきてるわけでは無いからです。


 ケーキ屋の看板と、表でやってる試食が気に入って店内に入ったら車のエンジンオイルを勧められたとして、誰が買うかって話なんすよね。

 もし仮にそのエンジンオイルが高品質な素晴らしい物だったとしても、そんなん関係ありません。

 だってお客さんはケーキに興味持ったから店に立ち寄ってるわけですし。

 

 Twitterも同じ事なんでしょう。

 興味の無い相手に無理やり宣伝した所で、まず効果なんてありません。

 じゃあ、どうすりゃ良いんだって話なわけですが、熊個人的に「何だかんだで結局これが一番効果が見込めるな」と思ったのは、単純な更新の告知です。


 更新の告知ツイートは、基本的にほとんどインプレッションも増えませんしRTもそこまでされません。

 でも、そのツイートに反応してくれるような人たちが作品を読んでくれる割合は、他のネタツイで宣伝した時よりも遥かに高いです。

 熊の場合は、インプレッション1.8万程度の更新報告のツイートで、300人くらいの方が作品を読みにきてくれました。

 割合で言うと300人に一人。

 85万インプレッションのバズツイで宣伝して、5300人に一人しか読んでもらえなかったのと比べて雲泥の差です。

 この位の方が読んでくれるのなら、やってみる価値もあるかもですね。


 てなわけで。

 小説を多くの人に読ませたいなら無駄に宣伝ツイートばかりするよりかは、更新重ねてその告知をする方が効果も高いのかもしれませんね。



「宣伝が大事!」ってどう宣伝すりゃあ読んで貰えんだよぉぉぉ!!……END

最後までお読み頂き有難うございます。

エッセイだけでなく小説も書いてますので、気が向いたらお立ち寄りください。


日常魔王作品アドレス

https://ncode.syosetu.com/n8322ic/


もしよろしければ、こちら↓↓↓の広告下にございます「☆☆☆☆☆」欄にて作品への応援を頂けますと、今後の励みとなります。


よろしくお願いします!

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― 新着の感想 ―
[良い点]  見るべきものがあって、書き続けていれば……と思うのですが、やはりどんなに頑張っても限界はありますよね。  でも、希望はあります! 皆、ジャンルは違えどエッセイは読むんです。エッセイジャン…
[一言] そもそも更新の告知ツイート読む状態の人はフォロワーだし 気に入った作者をフォローした結果 そもそも気に入った作品はブックマークしてるから更新されたら勝手に読むし あまり導線にならないかな?
[一言]  提案、個人VTuberに朗読を依頼し、YouTubeにてオーディオブック化を依頼する、というのはどうなんでしょうか。  思いつきなのでいくらかかるか、また受けてくれるかどうかなど問題はいく…
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