次小説予告
この小説の最後の更新です
あくまで予定なので製品版では内容に変更がある場合がございます
毛布というものは人類最高の発明である。
「そもそもVR技術なんてSCP8900EXみたいなもんだろ」
取り敢えず森でも焼こう
ダメだ、こいつらと今ヤるのはマズイ!
「私の分も持ってきてたの?」「うん」「可愛いかよ」
さぁ引き潰すぜ暴血狂斧!
もうこれでお互いに逃げられないね♡
──そうして絶望は舞い降りる
わんこ絶望
「あはっ……うるせぇんだよさっきからごちゃごちゃと! 一切合切私がぶっ殺すっつってんだろ黙って見てるか応援してろ!」
──開け、古傷。
さあ爀翼よ私を飛ばせ! この煉獄を残光となって駆け抜けろ!
血よりも赤く、炎よりも明るく。赫赫と燦めくダメージエフェクトが口端から吹き散らす様はまるで焔のよう
煉獄に紅の流星が迸る
絶望も、運命も。その全てを捩じ伏さんとする狂った火力は、黒炎の主を消し炭に変えるまで止まらない
絶景よ、墜ちろ
「殴っていい?」「やだ」
公式大会のお知らせぇ〜? そんなことより冒険しようぜ!
「はい勝訴。法律というケツ持ちがいる限り私の正当性は疑いようがないのです」「欺瞞!」
なんだろうこの感情、嫉妬?
「「ギルド高っ」」
なんで私はVRMMO内でNPCとデートしているんだろう
「まるでクトゥルフの世界観だね」「無理無理無理無理きもいきもいきもいきもいっ!!!」
「あるじゃんご飯。これ食べれば?」「それどこから出て来たか分かってて言ってる!?」「水槽」「それも割ったら水じゃなく血が流れるねっ!!!」
なんだこの竜、初めて見たぞ
「──じゃ、初配信スタートだ」
『生き別れの兄妹じゃん(機械音声)』「「ぶっ」」
──"血"が、滴る
「がはっ……あは̴͎̆̈͂͜͞、吐血とか久々だなぁ?」
クソっ、空いた風穴がデカ過ぎる……なんで私あんなことしたの!? 再生が追い付かねぇんだけど!?
──もう、ぶっつけ本番でやるしかない。「仮想世҈̙̚̚͜͠界──第八҈̘̰̪́̓͊͜͞、仮説」
……それは例え、あなたが不死だとしても
「まま?」「違うよ???」
急募、サイコパスでも出来る子育ての方法
「お前ら私のことなんだと思ってんの?」『会話の出来るキングボンビー』『天が二物しか与えなかった女』『気狂いアルビノサイコパス』『100億以上の価値があるだけのクズ』「戦争がしたいみてぇだな???」
「まぁでも**ちゃんにはむずかちいかぁ!」「は? 出来るが?? 余裕だが!?!?」
あぁはいはい、要はハードチートとソフトチートの合わせ技かテメェ!
「仮想曲芸──」
「魔王はコイツについてなんか知ってる?」「……なんで、奴がこの世界に?」
「ギルマスというかギャンボスなのよお前」「抗争が別の意味に聞こえてきた」
「はえーこれが摩天楼ちゃんですかぁ」
『太鼓の達人の彁裏をフルコン出来るまで追われない配信』「正気か黒? 名前からして絶対やばいじゃんその曲」
時速2448km……それはただ一人の神速が君臨する戦闘領域
「はぁ……はぁ……白ちゃん、生きてる?」「うぅ……もう階段むりぃ……」
今更何を恥ずかしがってるんだこの娘?
「……で、呼び方は?」「んー?……別に、そのまんまだよ」
ッ紫龍……!
「何この服!?」見ての通りメイド服だけど?
AFのツモが完璧過ぎる……!
「モンスターが……仮説の、再現だと!?」
「……奇̶̨͇̫̲̈́̓̕跡̷̡̗͂͠を҉̢͉͓͉̊͑̕嫌҈̪̆̃͢͡い҉̦̈̎͜͠、̸̡͖͔̆̕奇̵̨̟͌̚͝跡̷̡̛̥̭̗̂̍̏を҉̧͉͎͙͛̔͝殺̷̘̔͌́͜͡せ҈̢̮͇͆̓͠」
やがて緋天は空を作る
「終月夜を探せ」
しょうもねぇ〜……まぁ運営は回ってはいるけどさぁ
「これは私をイラつかせた代金」
「「「「「何でここに居るんだよとっととログアウトして練習してこい!!!」」」」」
『お前をこれから最強の殺戮兵器に魔改造します』「わぁい」
魁星よ、太陽を踏み躙れ
「──今宵、遍く星は欠く」
「何してんの?」「褒められ待ち」
「槐、今すぐこの街のNPCを殲滅しろ!!!」
最悪は終わりなく、絶望はとめどなく
「これより、オペレーションレッドクリフを開始する!」
VRゲーム史に残る伝説の配信は、その言葉により始まった
──その男はこれまで、ただの一度もデスペナルティを受けた事がない
『──君が、黄金の落とし子なのか?』
ルービックキューブがくるくる回る。がしゃがしゃと組み替えられて、その音で言葉が作られていく
たんぽぽ畑に風が吹く。花弁は金色の吹雪として黄昏の空に舞い上がり、暁を背景に絶景を書き殴った
ラジオを止めてカメラを起動、やがて私の声が電波に乗って世界へ届く
「──久しぶり、皆。本日も終末ライブのスタートだよ」
おまたせ
ランキングタグで下にリンク貼っといたよ!