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第二の人生を得たので、自由に暮らしていこうと思います  作者: コル


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畑作り

探索をした翌日、俺達は入手した野菜を安定して収穫する為に畑を作ることにした。


「まずは拠点を囲ってる壁を少し広げた方が良いかな」


今の範囲では大きな畑は作れないし、今後も作物が増えるかもしれないからある程度広めに作ることにした。


「クロ、茶スライムに壁の範囲を少し広げて貰える様に言ってくれないか?」


隣には通訳係のクロと今回ひと仕事してもらう茶スライムがいる。

クロは今の内容を伝えてくれたみたいで、早速茶スライムが今までの壁の1部分を平らにしてその奥に新たな壁を作り始めた。


「じゃあ俺は空いたスペースを耕して行こうかな」


腕輪をクワに変化させた俺は土を耕し始めた。

作業を始めて2時間程経過した所で、畑が完成した。茶スライムもちょうど作業を終えた様で、新しい壁も完成していた。


完成した畑に種を植える為に、家にいるメイドのリビアさんを呼びに行った。


「リビアさん、畑完成しましたよ」


「了解しました。ではこちらが種になります。それぞれの野菜を区画ごとに植えて行って下さい」


「ありがとうございます。ちなみに畑の水やりはどれくらい行えば良いんですか?」


「そうですね、1日2回を目安に行って下さい」


「分かりました」


そして、種を預かってまた畑の方に戻ってきて、区画を4つに分けて種を植えた。


「よし種植えも完了っと。しかし水やりはどうしようかな」


野菜が4種類しか無いとはいえ、広さはそれなりにある為、川まで行って水を運ぶのにも一苦労である。


「あっ!そんな面倒な事をしなくても魔法を使えば良いのか!」


と考えた俺はクロに、


「なぁクロ、水スライムを連れて来て畑全体に水をやる事ができるか聞いてくれないか?」


クロは早速水スライムを探しに行き、少しした所で水スライムを連れて帰ってきた。


「どうだ?出来そうだったか?」


と聞いてみると、クロはジャンプをした。

どうやら水やりをする方法があるみたいだ。


「じゃあ、早速水やりをする様に伝えてくれ」


俺がそう言い、クロが水スライムに伝えると、水スライムは魔法陣を展開し始めた。

すると、畑の上に大きな水球が出来上がった。

そして、水スライムが魔法陣の展開を終えると、水球は破裂し雨の様になって畑に水を与えた。


「おぉすごいなぁ!これなら一瞬で畑全体に水をやれるな」


今後はこの方法で水やりができそうなので、水スライムに毎日朝と夕方にこの魔法を使って畑に水をやって欲しいと伝えた所、水スライムはジャンプをしたので、どうやら引き受けてもらえた様だ。


「よし、水やりは解決したし、次は本命の“プロモート”って魔法だな」


プロモートは野菜を早く成長させるのに欠かせない魔法だ。

早速、茶スライムにその魔法を使って貰うことにした。

そして、茶スライムが魔法陣を展開する。

そうすると、なんとさっき種を植えた場所から芽がピョコンと生えたのだ。


「魔法の力ってすごいな・・・」


ありえない急成長に驚いてしまった。


「よし、とりあえず畑はこれで完成だな」


畑を作り終えた俺は魔法で育てた野菜がどんな物か、今から楽しみになった。











次回はお楽しみ?なのかな?

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