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2-13 シャイルの思惑

遅くなりましたが、ようやく続きを更新です。



 



 ロシブルの背後から声をかけたのはシャイルであった。


 これまでシャイルは気配を消しながら、2人の戦いをずっと見ていたのだ。


 本来であれば、シャイル自身がロシブルと対峙しようとしていたのだが、タルトがどうしても自分でやるというので、仕方が無くタルトに任せて高みの見物をしていた。


 ただ、この事がシフォンにばれたら、大目玉を喰らうだろうなと溜息を吐く事案ではあったが。


 しかしタルトが負った傷は、既に自己回復で完治済みであるため、タルトが漏らさない限りはばれる事は無いだろうとシャイルは考える。


 シフォンの件は別として、実際どんな理由があろうと、立会人の居ない私闘に関しては厳禁である。

 特に殺傷武器を使用に関しては以ての外である。


 しかし、シャイルはそれに関しては対策済みで抜かりは無い。


 それはともかく、今はロシブルだ。


 彼は背後から声をかけられた事で、ダメージを受けた腹を押さえながら振り返り、シャイルを忌々しい顔で睨んでいた。


「くそっ、最初から仕組んでたのか!」

「まあ、そうだな」


 ロシブルが言っているのは、今日の事だけでは無い。

 今までの、タルトの実力を見誤らせた事なども全て含めてだ。


 シャイルはそれがどうしたと言わんばかりに、そっけなく返す。


「入念な計画を立て、証拠を残さずに俺を殺す気なんだな!?」

「・・・別にお前を殺す気なんて、最初からないけどな」


 シャイルにとってみれば滅茶苦茶な物言いであり、若干呆れていた。


「嘘を吐くな!!魔族が人間を殺さないわけないだろが!今はお前もそいつと協力してるのかもしれないが、その内そいつに殺されるのがオチだ!!」

「・・・なるほどな。お前から色々と聞き出そうと思ったんだが、それを聞いて大筋は理解した」


 シャイルが手の込んだ事をしてまで、ロシブルを誘い出して(タルトがやる事になったが)戦ったのは、彼にまともに話を聞こうとしても話すはずも無く、かつ五体満足だとすぐに逃げられると考えたからだ。


 多少痛めつける程度で、動けなくさせてしまえば、彼がシャイル達の話を聞かざるを得ないだろうと考えていた。


「お前に何がわかる!!」

「さあな、細かい事は知らんよ。ただ一つわかる事は、お前は魔族が人間を殺した(・・・・・・・・・)所を目の当たりにしたんだな?」


 シャイルは事も無げに、平然とそう告げる。


 シャイルの言葉を受けロシブルは一瞬顔をしかめたが、特に何かを言う事はなかった。

 ただシャイルの言葉に反応したのは、ロシブルだけではなかった。


 タルトもシャイルの言葉で、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。


「シャイル、それはどういう事だ?」


 自分の同族がそんな事をするわけが無いと考えるタルトは、シャイルに問い詰める。


「どういう事も何も、言った通りだ」

「そんなはずはない!我が同胞に、誰も好き好んで人間を殺す様な者などいない!」


「お前の同胞かどうかは知らん。ただ、人間だって人間を殺す事もあるし、他種族が他種族を殺す事だってあるだろう」

「・・・確かに、魔族も我が同胞だけではないし、同胞の中でも我らを謀っているものがいないともいいきれん・・・」


「実際の所、状況や理由がわからんから何ともいえないけどな」

「・・・まあ、な」


 シャイルは魔族が無闇に人間を殺すとは思ってはいない。

 ただ、種族だけで物を語れるものでもない。

 それは、シャイルが常々周りに言っている事でもある。


 だから魔族が人間を殺したという事実があったとしても、別に有り得ないなどと驚いたりする事はない。


 シャイルとタルトの会話を聞いていたロシブルが、我慢できずに口を開く。


「ふんっ!何が、好き好んで人間を殺す様な者はいない、だ!!ふざけるなよ!魔族は楽しそうに人間を殺しやがるくせにっ!!それに従えられた魔物共も同じだ!!」


 ロシブルの言葉に、シャイルとタルトは違和感を受けていた。

 というのも、ロシブルの話からすると魔族が魔物を引き連れていたという事が伺える。

 しかし、魔族は別に魔物を使役するわけではない。


 場合によっては、そういう事もあるかもしれないが、魔物を使役するには服従させる必要があるし、多数となるとかなり面倒になる。

 そのため余程の事が無い限り、そんな面倒な手段を用いてまで魔物を使役する事はない。


 まあ、どちらにしても、それを調べる手段もなければ必要もないと考えるシャイルは、その事については聞かずに話を続ける。


「ってことは、お前は魔族だけで無く魔物に対しても殺意を持っているという事だな?しかも、それだけ憎しみを持っているという事は、誰か近しい者でも殺されたか?」

「ふんッ!お前にそこまで言う必要はない!!」


「それに話し振りからすると、それだけでは収まらないのだろうな。村、もしくは町規模で襲われたか」

「・・・・・」


 シャイルの言葉にロシブルは口を閉じ反応も示さなくなったのだが、シャイルはそれを気にせずにロシブルを注視しながら話続ける。


「その時には、力の無かったお前は誰かのおかげで逃げ切れた」

「・・・・・」


「そして、お前は憎しみの対象を、襲ってきた魔族や魔物ではなく、全ての魔族や魔物にしたという所か」

「・・・・・」


 シャイルは最初から、ロシブルに答えてもらおうとは思っていないし、その必要もない。

 シャイルが一方的に話し、それを聞いている彼の反応全てを逃さずに注視するだけで十分物語るからだ。


「・・・いい加減にしろ!人の傷をほじくり返して楽しいか!?」

「ああ、すまない。別にそういうわけじゃなくて、事実関係を明確にしておきたかっただけなんだが、確かにそのとおりだな。悪かった」


「ふざけるな!お前に俺の気持ち・憎しみがわかるか!?わかるわけないんだろう!?だから、そんな平然と人の傷をえぐる事が出来るんだ!」


 シャイルの言葉や態度が、さらにロシブルを苛立たせていた。

 そんな彼の言葉にシャイルは・・・


「・・・いや、わかるさ」


 少しだけ考える素振りを見せて、シャイルはそう答えた。


「はあっ!?何がわかるっていうんだ!?口から出任せを言うな!!わかるわけがないだろうが!!」

「わかると言っているだろう?・・・まあ、それこそお前に言う必要はないけどな」


 ロシブルが自分の事を話さないのに、シャイルが自分の事を話す必要はないと切って捨てる。


「くっ!」

「まあ、お前の気持ちを分かった上で言うが、お前のやろうとしている事は下らない・・・という事だ」


「な、なんだとぉ!!」

「具体的に言うのなら・・・敵を穿き違えるな、そして守るべき者がいるのであれば、敵を倒す事よりもどうすれば本当に守れるのかを考えて行動しろって事だ」


 シャイルは闇雲に敵を作るのではなく本当の敵を見極める事、そして敵を倒す事だけが守る手段ではないと告げる。


「ふん、説教のつもりか!?そんなものすでに答えは出ている!守るべき者を守るなら、敵を全部殺せばいい!」


 シャイルには、ロシブルのこの意見を受け入れるわけにはいかない。

 いや、受け入れられない理由がある。

 なぜならば・・・


「安直だな・・・お前のその持論を俺が許容もしくは共感するのなら、お前はすでにこの場には・・・いや生まれる事すらなかっただろうな」


 シャイルは今まで誰にも語らなかった、自分の過去の片鱗をうかがわせた。


「はっ?それはどういう・・・」

「いや、少し喋りすぎた・・・気にするな。まあ今は、お前がする事を俺が無理に止めるつもりはない」


 ロシブルはシャイルの言っている意味がわからず説明を求めたが、シャイルはこれ以上話す気はないため、話を切り替える。


「手の込んだ事をして俺をはめた上に、説教まで垂れておいてどういう事だ!?」

「それを俺に言わせたいのか?」


 シャイルはロシブルをニヤリとしながら見て、その理由は自分が一番わかっているのだろう?と暗に告げる。


「っ!」

「・・・今回の目的は、お前に直接動かせて実力を測る事だ。そもそも、俺が何を言った所でお前の様な奴が人の言う事を素直に聞くわけがないだろうしな」


 シャイルは経験上、ロシブルの様に自分が正しいと信じて疑わない者に、何を言った所で聞く耳を持たない事は承知の事であった。


「まあ何よりもお前が今考えた事が、お前を放置しても構わないというのが一番の理由になるけどな。お前が思うとおり、今のお前の実力ではタルトには到底敵わないのだから」

「くそっ!!」


 結局、聞かれた事に自分の事以外は答えるシャイルは、ロシブルが聞いてしまったが最後、彼にとって一番聞きたくないであろう現実を突きつけた。


 シャイルが言うようにロシブルもタルトと戦った事で、彼女がまだ本気ではないという事に気がついた。

 しかも、その手を抜いたタルト相手に殺す・・・勝つことすら出来なかった。


 その事実を突きつけられた事で、ロシブルは悔しそうに地面を叩いた。


「お前を放置しても構わない理由はわかってもらえたかな?」

「くそっ!くそっ!くそおおおお!!」


 ロシブルはシャイルから言われた言葉に対してだけでなく、自分に対する不甲斐なさを感じて叫んだ。


「はあ、はあ、はあ・・・・・そ、そもそもだ!お前は人間なんだろう!?それなのに、なぜお前は魔族の肩を持つと言うんだ!!」

「はあ・・・・・俺には種族なんてどうでもいんだよ」


 シャイルは、またかと溜息を吐く。

 もうこの説明も何度目になるのかと、若干飽き飽きしていた。


「・・・どういう事だ?」


 だからロシブルのこの疑問には答える気はしなかった。

 どいつもこいつも、少しは自分の頭で考えろと言いたくなるのを抑える。


「・・・そんな事はどうでもいい。なんであろうと、俺はタルトの味方だと言うだけだ」

「ふん、だったら・・・魔族の味方をするやつも全て等しく俺の敵だ!だからお前も魔族の味方をする限り、俺が殺してやる!」


 シャイルは理由なんて些細な事で、重要なのはタルトの味方であるという事だと告げる。

 それに対し、ロシブルは魔族に手を差し伸べるのなら魔族と同じだと、理不尽な理論をシャイルにぶつける。


「そうか。俺を殺したければ勝手にしろ。まあ、簡単に殺されるつもりはないけどな・・・しかし、お前の持論は滅茶苦茶だな」

「なんだと!?」


「魔族を許せないというのは百歩譲ってわからなくも無い。しかしお前は、ただ単に魔族と仲が良いという理由があれば、

 何もしない人間すら殺すと言っているんだぞ?」

「そ、それが、どうした!魔族の味方をするのなら、何か企んでいるかもしれないだろう!何かがあってからでは遅いんだ!」


 ロシブルは人間が魔族の味方をするというのなら、その人間も魔族と一緒に何かを企んでいるのは間違い無いと断言する。

 だからそれを防ぐには、その人間すら何かをする前に殺してしまえばいいと言っているのだ。


「なるほど・・・確かにその理屈はわからなくはない・・・・・しかし、それならば全ての種族を滅させなければならないな」

「はっ!?お前は、何を言って・・・」


「お前こそ何を言ってるんだ?お前の理屈を通すなら当たり前の事だろう?誰が何を企んでいるのかなんてわからないんだからな。だったら未然に防ぐ為には、種族と言うよりも生物という生物全てを根絶させれば済む話だろう?それともお前は、全ての者の企みがわかるというのか?」

「・・・・・」


 ロシブルの理屈が正しいというのであれば、企むのは何も魔族に限った話ではなくなってくる。

 それは人間に然り、獣人に然り、妖精族に然り、はたまた他の種族や動物、さらには普通の生き物ですら誰かに害を及ぼす可能性がある。


 それをゼロにしたいというのであれば、それは生き物が存在しなければいいと言っているのと同じ事である。


 それは絶対に不可能であり、誰もそんなのを望んだりするわけが無い事くらい、シャイルはわかっている。


 別にシャイルはロシブルを諭そうとは思っていないが、そういう考え方もあるという事だけを伝えたのだ。


「まあどちらにしろ、お前の考えも実力もわかった事だし、これ以上ここで討論するつもりはない。俺やタルトを襲いたければ好きにすればいいが、もし関係無いものに危害を加えるつもりなら、俺も容赦はしないという事だけ覚えておけ」


 シャイルはそう言うと、悔しそうに項垂れるロシブルには目もくれず、タルトを連れてこの場を去っていった。





「おい、あんな事言って大丈夫なのか?」


 ロシブルの姿が見えなくなった所で、タルトがシャイルに問いかけた。


「ああ、問題ないだろう。あいつはあんな事言ってたが、しばらくは俺達を襲う事はしないだろうな」

「なぜだ?」


「ロシブルの実力ではお前には敵わない事は、あいつ自身がよくわかっただろう。だからといって、弱いと思っている俺を本当に殺した場合、お前がロシブルを殺す可能性があるからな。そうなったら、あいつの野望は達成出来ないからだ」

「なるほど・・・確かにお前が殺されたら、私はそいつを許しはしないだろう。まあ、それ以前に、お前を殺せる者など存在しないだろうがな」


「バカ言え。今の俺なら、お前どころかシフォンやスコティーにすら敵わないっての」

「はあ・・・何が目的なのかは知らんが、さっさと元の力に戻してくれ。私はお前を越える事を目標にしてるんだからな」


「それは、しばらくは無理だ」

「しばらくって、どのくらいなんだ?」


「少なくとも、この学園にいる間だな」

「思ったより長いな・・・」


「まあ、そんなに悲観するな。今のままでも、そのうちお前に追いついてやるから」

「・・・私は全力を出したお前に勝ちたいんだがな」


 タルトがブツブツ文句を言っているが、シャイルはそのタルトを見ながらフッと笑みを浮かべていた。

 そして、その場に立ち止まる。


「どうした?行かないのか?」


 急に立ち止まったシャイルに、タルトが首をかしげながら問いかけた。


「ああ、俺は少し用があるから先に行っててくれ」

「・・??ああ、わかった」


 シャイルに先に行くように言われたタルトは、深くは聞くことはせずに了承して寮へと戻っていった。

 そしてタルトの姿が見えなくなった頃を見計らって、近くの木の陰に移動してシャイルは呟く。


「もう周りには誰もいないから、出てきて大丈夫だ」


 シャイルがそう言うと、シャイルがもたれかかっている木の上から何者かが飛び降りてきた。


「んもう、シャイル君!!こういうのはこれっきりにしてよね!」


 降りてきたと思いきや、シャイルに詰め寄り文句を言ってきたのはエンゼルランであった。


「ああ。多分、大丈夫だ。多分、もうないはずだ・・・多分、」

「多分が多すぎるよ!」


 以前、シャイルがエンゼルランに言った事を、逆に言われてしまう。


「冗談だ。まあ、こんな事はもうないだろうし、万が一あったとしてもエンジーの手を煩わせる事はないようにするさ」

「本当だよ?アリーちゃんも協力してくれてる事だし、ばれる事はないと思うけど、私達にとってかなりリスキーなんだからね!」


 エンゼルランが怒りながら念を押すのにはわけがある。


 彼女がシャイルに何を頼まれたのかと言うと、タルトとロシブルが戦っている場所を中心に、半径15m程の結界を張ってもらったのだ。


 その結界というのは、防御結界などではない。

 中での出来事を外には一切漏らさない、空間遮断型の結界である。


 なぜその結界を張ったのかと言うと、二人の戦いが外にばれるわけにはいかなかったからだ。


 本来、学園内で私的な決闘はもちろん、殺し合いなど以ての外だからだ。

 下手をすると退学も有り得る。


 シャイルは、タルトだけでなくロシブルも退学にさせるつもりなどないため、エンゼルランに結界を張るように頼み込んでいた。


 ただ、結界を張るという事、そのものが魔力を消費する為、感知されるおそれもある。

 その為、さらに魔力を隠蔽する為の魔法もエンゼルランは使っている。


 さらには、アルストロメリヤも他の教師達にばれないように、陰で手助けをしてくれていた。


 そしてエンゼルランが言うように、もし結界を使って隠蔽したなんて事がばれたら、エンゼルランとアルストロメリヤも何かしらの罰を与えられかねないほどリスクは高かった。


「これだけの事をしたんだから、ちゃんとシャイル君には約束を守ってもらうからね!」


 従って、そんな事をすんなりオーケーしてもらえるわけも無く、シャイルがエンゼルランとアルストロメリヤの言う事を一つ聞くという約束を取り付けられてしまっていたのだった。





登場人物

★シャイル:謎多き主人公。シャイルの力や過去が少しずつ明らかにされてきているが、未だに謎は多い。。

★スコティー(名前のみ登場):シャイルと同室でクラスメイトの内気な少年。シェットランとのわだかまりが少しずつ解け始めてきた。剣士(フェンサー)

★シフォン(名前のみ登場):勇者を志すクラスメイトの少女。思慮深い一面もあるが、それ以上に猪突猛進な所は否めない。剣士

★タルト:シャイルと知り合いの魔族でクラスメイトの少女。魔族だけあって、ポテンシャルはかなり高い。双剣士(クロスセイバー)

★ロシブル:魔族に殺意を持つクラスメイトの少年。普段のタルトを観察し、力を読み間違えた為、タルトに敗北。剣士


★エンゼルラン:学園寮の管理人。シャイルを気に入っている(?)

★アルストロメリヤ:学園の教師。エンゼルランと仲が良い。



後書きに載せている登場人物に関して。

誰なのかがわかる程度で、簡単にしか載せていませんが、

もっと詳しく載せてほしいと言う方はおっしゃってください。




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