2-9 シャイルの休日 金髪美女との遭遇 後編
シャイルの言葉が聞こえたスフレールは驚き、そして警戒の色を顔に滲ませ、すかさず距離を取った。
「どうして、それを!!」
彼女が言っているのは、屋台やクレープの話ではない。
自分がエルフである事を見抜かれた事に対してだ。
なぜなら、授業初日の自己紹介でも言っていた事だが、人間―人族だと名乗っている。
もちろん、見た目も普通の人間なので、誰もその事を疑う者などいなかったのだ。
「ああ、急にすまない。とりあえず、落ち着いて座れよ」
そう言われて落ち着ける者などいるわけがない。
スフレールもその例外ではなく、警戒心を強めてシャイルを睨んでいる。
シャイルはフッと笑いながら、話をしていく。
「スフレールは、おそらく幻影魔法で姿を人間に見せているのだろう?悪いが、俺にはそういう類の魔法は効果がないんだよ。そういう魔法を使っている事はわかるけどな」
スフレールは幻影魔法を使う事で、種族を変えて見せる事が出来る。
そして、今までそれを見破られた事がなかった。
現に、シャイル以外には人間に見えているはずで、誰もその事は気にしていない。
ただ、彼女は美人であるという事で、チラチラと注目されてはいる様だが。
「それで、貴方は私をどうするつもりですか!?」
スフレールは更に警戒心を強める。
「・・・いや、特に何もするつもりはないけど」
「!?」
スフレールが警戒心を強めているのは、エルフが種族としては希少種であり、かつ美しい種族と言われている為、エルフだとばれてしまうとどんな目に遭わされてしまうか、それがわからない訳ではなかったからだ。
従って、スフレールは絶対に種族がばれるわけにはいかなかった。
だがしかし、現にこうしてばれてしまっている。
であるからには、自分はこの男にどうにかされてしまうのでは!?と考えて警戒していたのである。
それなのに、目の前の男・シャイルは、それがどうしたと言わんばかりの表情を浮かべている。
「貴方は私を捕まえて、私の身体を弄ぶつもりではないのですか?」
「ぶほぉ!」
「きゃっ!」
シャイルは話しながら口に入れていたクレープを、盛大に噴いた。
別にスフレールに掛かった訳では無いが、シャイルが急に噴いた事で彼女も驚いて声を上げてしまった。
「ごほっ、ごほっ・・・何を言い出すんだよ・・・そんな事するわけないだろう・・・」
気管に入ってむせながらも、何とか釈明する。
「では、どういうおつもりですか?」
「いや、どうもこうも・・・つーか、スフレールがエルフだからといって危害を加えるつもりなら、プディンなんてどうなる?とっくに俺の側にはいないだろう」
「・・・あっ!」
そう。シャイルの言う通り、希少種である事を言えば、天人族であるプディンの方が圧倒的に上である。
「で、でも、それは今まで何もしなかっただけで、これから何かするのかもしれないじゃないですか!」
「まあ、確かにその考えも一理あるだろう・・・警戒しないよりは警戒した方がいいだろうし、俺を信用する必要もないけどな・・・ただ、プディンの場合はあいつの方から寄ってくるんだよ・・・この学園にも来るなよと言っておいたのに、最初からわかってはいたが、人の言う事を聞かない奴だからな・・・あいつを変なのから遠ざけるために、俺がどれほど・・・」
スフレールの言葉に、説明しながらも項垂れていくシャイルを見て、段々気の毒に思え同情してしまう。
「ま、まあ、それは、その・・・どんまいです!」
スフレールの励ましにもならない励ましで、さらに項垂れていくシャイル。
「ま、まあ、とりあえずクレープでも食べて元気をだしましょう?」
そう言いながら、スフレールはシャイルの隣に座り直し、自分の持っているクレープを「はむっ」と食べ始める。
その彼女の微笑ましさを受けて、シャイルはまた笑みを浮かべていた。
「あ、そっちのも、一口貰ってもいいですか?」
シャイルの話を聞いて、天人族であるプディンが彼に懐いていると言う事を思い出したスフレールは警戒心が薄らぎ、肩を落とす彼を慰めるように陽気に振る舞おうとしている。
そこでスフレールは、シャイルの返事を待たずにクレープを持った彼の手を掴み、自分の口へと引き寄せる。
そして「はむっ」と、一口と言うにはかなりの量を奪い取る。
「おわっ!俺のクレープ、どれだけ食ってんだよ」
「ふぇ~、もひゅもひゅもひゅ」
「口の中に物を入れたまま、喋るんじゃありません!」
「ふゎ~い」
シャイルの持っていたクレープを口いっぱいに頬ばりながら喋ろうとした為、何を言っているのかわからないスフレールを、シャイルは軽く叱りつける。
「ほら、口の周りについてるぞ」
「んっ」
スフレールが頬ばった時に、口の周りにクリームを付けてしまっており、それをシャイルは持っていた布で拭ってあげる。
スフレールは抵抗する事もなく素直に口を拭かれた後、シャイルが笑いながら自分のクレープを食べる姿を見て、ふと我に返る。
ぼひゅっ!!
シャイルは何の音だ?と疑問に思ってスフレールを見ると、茹でダコの如く真っ赤な顔をしてプルプル震えている様子が窺えた。
「はっ?どうしたんだ?」
シャイルには、今のこの状況が全く理解できずにいた。
警戒心が薄くと言うより、ほとんど無くなっていたスフレールは、シャイルを元気づけよう ― 言う程シャイルは落ち込んでいないのだが ― として、自分でもよくわからないテンションになり、調子に乗ってしまっていた。
そして我に返ったスフレールが、今自分がした事を冷静に振り返ってみた・・・
シャイルのクレープを一口貰う・・・
こ、これは、か、かかかかかかんせつ・・・!!
クレープを口一杯に頬ばりながら話したため、何を言っているのか伝わらない上に、叱られる・・・
こ、子供じゃないんだから・・・
シャイルに口を拭ってもらう・・・・
こ、こここここんなの、ま、まるで・・・・・!!
と、スフレールが思い至ってしまった結果が、茹でダコ状態である。
エルフは長命であり、100歳で成人として扱われる。
そのため、彼女は生まれてから75年も経ってはいるが、エルフとしては比較的に若く、人間で言うとクラスメイトと同じくらいの年頃であり、まだまだ未熟であると言える。
その彼女が、思春期の発想を持ってしまうのも当然と言えるのだ。
そんな思考に至っているとは露知らず、シャイルは心配している。
「な、な、なんでも、ありません!」
「・・そう、か?それならいい・・・のか・・・?」
未だ挙動不審であるスフレールに釈然としないシャイルだが、あまり気にしすぎるのもよくないだろうと、それ以上は追求するのをやめた。
「・・・せ、せっかくですから・・こ、こちらもどうですか?」
未だに顔を真っ赤にさせながらも、真面目なスフレールは自分だけシャイルのを食べておいて、自分のはあげないというのは悪いと考え、自分の持っているクレープをシャイルに差し出す。
それに今更もう、1度も2度も大して変わらないと、自分を無理矢理納得させる。
「いいのか?」
「い、良いも悪いも、も、元々は貴方が買った物ですから・・」
そう言いながら、スフレールは顔を下に向ける。
シャイルは笑いながら「じゃあ、遠慮なく」と、スフレールの持つクレープを食べる。
「うん、こっちも美味いな」
「は、はい!そ、そうですよね!そちらも美味しかったです!」
どこか吹っ切れた様なスフレールは、満面の笑みを浮かべていた。
そしてスフレールが自分のクレープを食べようとした時、再びボシュッ!?という音が聞こえたとか聞こえなかったとか・・・
なんだかんだありながらもクレープを完食した2人は、再び真面目な顔になり話始める。
「それで、さっきの事だけどな。別にスフレールがエルフだからどうだという事は全くない。それこそさっきも言ったが、スフレールに何かするつもりなら、すでにプディンとタルトに危害を加えていてもおかしくはないだろう?そもそも、そんな事をしようとするなら、彼女達が俺に近づいてくるはずがない」
「確かに、その通りですね・・・」
「君がなぜこの学園に来ているのかは置いておいても、なぜ種族を隠しているのかはわかっているつもりだ。ただ、俺みたいに君の種族を看破できる者がいるという事を、教えておきたかっただけだ」
「・・・そう、ですか・・・先ほどはごめんなさい。早とちりしてしまって・・・」
「いや、謝る必要はない。言い繕ってはいるが、こんな得体のしれない奴を信用しろと言う方が無理な話だ」
「そ、そんな事は・・・」
「あるさ。俺は危害を加えないから安心してくれとも、俺を信用してくれとも言わない。なぜなら相手の本当の姿なんて、言葉ではわからないんだからな」
「・・・確かに、そうですね・・・でも・・・シャイルさん、貴方がこうして話してくれたという事は、何かあった時には私をフォローしてくれる、という事ですよね?」
シャイルの話を聞いていたスフレールは、満面の笑みをシャイルに向けながら確信を持ってそう尋ねた。
「ま、まあ、俺も出来るだけの事はするつもりだが・・・ただ、俺なんかよりも、プディンやタルトを頼った方がいい」
プディンやタルトを頼れといったのは、彼女達も希少種であるという大前提があるからだ。
同じく希少種として、同じ境遇を分かち合えるという観点から、互いに信用し合える事は間違いない為である。
「タルトさん・・・でも、彼女は・・・本当に魔族なんですよね・・・?」
何気ないスフレールの言葉で空気が一変する。
「お前も、魔族だという理由だけで、あいつを非難するつもりか!?」
さっきまでの雰囲気とは打って変わり、シャイルは凍てつくように冷たい目でスフレールを射貫く。
「っ!」
その瞳に射貫かれたスフレールは、緊張に身体を強張らせ言葉に詰まる。
完全に失言だったと、スフレールは自身の発言を後悔する。
ただ、やはり一般的に魔族は悪とされ、忌み嫌われる種族である事には間違い無い。
それは他種族とあまり関わらないエルフにとっても例外ではなく、彼女自身は実際に魔族と対峙した事があるわけではないが、話に聞く魔族からすると信用出来るものではなかった。
しかし、シャイルが信用出来る者として彼女の名前を出す通り、彼女が何かをした訳でもない。
それに彼女は、自分から魔族であると名乗っている。
もし何かをするつもりなら、魔族である事を明かして警戒されるより、自分の種族を隠蔽して事にあたる方がいいに決まっているだろう。
少し考えてみればわかる事だった。
それに、種族による差別があるために、自分だってエルフという種族を隠しているというのに・・・
「ごめんなさい・・・軽率な発言でした・・・」
その謝罪の言葉を聞いて、シャイルは自分を抑える。
「・・・俺の方こそ、すまないな」
「いえ、貴方からしてみれば、当然のことだと思います。ですが、1つ伺ってもいいですか?」
「なんだ?」
「・・・これは差別とかではなく、私も同じように種族で苦汁をなめる者としての興味本位の事です。ですから、答えたくなければ答えなくて構いません・・・貴方は人間、ですよね?それが、どうして彼女と親しく出来ているのか・・・」
スフレールの質問に、シャイルは目を閉じ一呼吸置く。
「・・・皆、そもそもの認識が間違っている」
「・・・え?」
「ほとんどの者が種族で捉えがちだが、それだけで善悪を決める事自体がおかしい。逆にスフレールに聞くが、エルフには禁忌があるのだろう?じゃあ、エルフならそれを犯した者が1人もいるはずがないよな?」
「・・・いえ・・・恥ずかしながら、そんな事はありません」
「そうだろう?それが答えの1つだ。種族ではなく個人を見るべきだ。俺は彼女と出会い、互いに敵対する気は最初からなかったというだけの事」
「そうなんですね・・・1つと言う事は、他にもあるという事ですか?」
「ああ、まあ、色々御託を並べたが、単純に言えば・・・あいつとは“友人”だというだけだ」
「えっ・・・?」
他種族と、それも世間からは忌み嫌われている魔族と、こうして堂々と友人だと言える人間。
そんな彼を目の当たりにしたスフレールは、心がほわっと暖かくなり、こみ上げてくる感情に少し目を潤ませていた。
「お、おい、どうした?」
「え?・・あ、な、なんでもありません」
スフレールはシャイルに声をかけられるまで、自分の目から一滴の涙を流した事に気づいていなかった。
慌てて顔を背けながら、涙を拭う。
そしてスフレールは、再び先程までの自身の発言の愚かさを恥じつつも、何か胸のつかえが取れた様な晴れ晴れとした気持ちになった。
自分が友人だと言われたわけではないが、それでも嬉しく感じたからだ。
そして・・・
「ありがとうございます」
と、自然にお礼の言葉が口から出ていた。
種族を関係無く友人であり続けてくれている彼に、敬意を表しながら。
「??何がだ・・・?」
お礼を言われるような事を何一つ言ったつもりのないシャイルは、ただただ困惑するだけだった。
スフレールは困っているシャイルを見ながらも、彼に希望の光が見えた気がした。
自分も、種族を隠さなくてもいい日が来るのかもしれない。
さらに、自分も彼と一緒にいれば、その内に“友人”と言ってもらえるのかもしれないと。
そして・・・
ただそれは、自分から頼んでいい事ではないし、自然にそうなれる事が大切なので、その事を口にする事はない。
「ふふっ、何でもありません」
「??」
スフレールはそう言いながら、悪戯っ子の様な笑顔を見せる。
泣いたと思ったら急にお礼を言われ、さらには笑顔になる彼女を見たシャイルは、何が何だか全く意味がわからず戸惑うばかりである。
そしてスフレールは、再び真面目な顔に戻す。
シャイルの言う事を理解し、彼に光明を見つけたからこそ聞かなければならない事がある。
「それよりも、もう一ついいですか?」
「ああ、構わないよ」
「・・・不思議に思っていたのですが、タルトさんはもちろんの事、プディンさんもなぜ種族を隠そうとしないのでしょうか・・・?シャイルさんの話は理解しましたが、それでも世間一般ではプディンさんは最希少種という存在であり、狙われる可能性もあるでしょう。タルトさんは魔族であるため、魔族と言うだけで恨みを向ける人は多いでしょう。それなのに・・・」
2人の境遇を考え、いたたまれないと言う様な表情を浮かべながらシャイルに問う。
「まあ、あいつらはああ見えて種族意識はあまりないし、基本的に種族を隠す事自体を面倒だと考えているからな。それにタルトに限っては、あいつをどうにか出来る者はそうはいないだろう。プディンは世間知らずで脳天気だから・・・深くは考えていないのだろうな」
「そう・・・なんですか」
シャイルの説明を聞いても、種族を隠さずにいられる理由が、まだ釈然としない。
それを知ってか知らずか、シャイルは続ける、
「あいつらに共通して言えるのは、なぜか俺に対して過剰に信頼しすぎているんだよな」
ふぅと溜息を吐きながら言ったシャイルの今の言葉が、スフレールにとってなぜか一番合点がいく様な気がした。
そしてそれは彼女達の様に、種族を隠さなくても良い日が来る一番の近道なのかもしれないと。
シャイルは濁しているが、もちろん彼女達が自分を信頼している理由についてはわかっている。
しかし、今の自分が何か出来るかというと、それは微妙な所だというのが本音である。
そして、そんなシャイルの心内なんて知らないスフレールが、身を乗り出してきた。
「では、私も貴方を信頼すれば、種族を隠さなくてもいいと言う事ですね!?」
「・・・はっ?」
シャイルには訳がわからない。
今日初めて話した相手を信頼し、さらには種族を隠さなくてもいいなど、どう考えるとそういう発想に至るのか。
理解に苦しみながら、シャイルは呟く。
「それは勘弁してくれ・・・」
シャイルが勘弁してほしいのは、種族を明かすという事について。
もちろん差別的な事ではなく、彼女が種族を明かして大丈夫である根本的な理由がどこにもない。
むしろ、ただ単にシャイルの気苦労が増えるだけだと考えたからである。
スフレールも、さすがにそれはわかっている。
「ええ、もちろん、そんな急に種族を明かしたりする事はありませんよ。ただ貴方を信頼すると言うに関しては、私の勝手ですから構いませんよね?」
そう言うスフレールの顔には、今日一番の笑顔が浮かんでいた。
スフレールは、種族を知ってなおも変わらずに接してくれるシャイルが嬉しかった。
それに、実際シャイルは他の種族とも普通に接している。
それだけでも、彼を信頼する値には十分であった。
「はあ・・・何で俺を信頼できるのかはわからんが・・・好きにしてくれ・・・」
「はい!好きになります!・・・・・・え?・・え・・あ、あ、きゃあ!!」
興奮気味に返事をしたスフレールは、「好きにします」と言おうとした所で言葉を少し間違えた。
言ってから冷静に自分の言葉をリピートし、その事実に気付きだすと、徐々に顔が真っ赤になり叫び声を上げ手で顔を隠しながら身悶え始めた。
その様子に、シャイルは頭に疑問符を浮かべながらも話しかける。
「あ~、まあ、なんだ、信頼を置ける仲間を作ると言う意味では、プディンやタルトは打って付けだし、俺以上にシフォンの方がいいんじゃないか?」
シャイルが話しかけてきた事で、スフレールは顔を隠した手の指の隙間から目を覗かせて聞いている。
そして顔を隠していた手を下ろし、真面目な顔で尋ねる。
「シフォンさん・・・ですか。勇者を目指していると言っていた方ですね?彼女は、貴方から見ても確実に信頼できる人なんですか?」
シャイルは、なぜ自分が信頼出来るかどうかを気にするのか疑問に思うが、それで安心できるならと、自分が思った通りの事を伝える。
「ああ、多少考え方の視野が狭い所も否めないけど、少なくとも何もしていない者を迫害するような事はしないだろうな」
「そうですか・・・わかりました!シャイルさんがそう言うなら、私も彼女と仲良くしてみようかと思います」
(俺は・・・そんなに彼女に気に入られるような事を、何かしただろうか・・・)
とシャイルは、ただただ疑問に思う。
そして。
(・・・何か今日は彼女に戸惑わされてばかりいるな)
と溜息を吐いていたが、微笑む彼女を見て、(ま、いいか)とシャイルも笑みを浮かべていた。
登場人物
シャイル:謎の多き主人公
スフレール:シャイルのクラスメイトの少女。入学式初日の自己紹介時に、シャイルが気にした人の内の1人。人間と偽っていたが、本当の種族はエルフ。武器職は狩人
シフォン (名前のみ):勇者を目指すクラスメイトの少女。剣士
プディン (名前のみ):シャイルと知り合いの天人族でクラスメイトの少女。武器職無し
タルト (名前のみ):シャイルと知り合いの魔族でクラスメイトの少女。双剣士
武器職の有無に関して。
武器職は基本的に、人間―人族の間に用いられる。
もちろん例外もあり、それはスフレールの様に人間に化けている者、タルトの様に人間から見て武器職が明らかにわかる者には使われる。
人間以外の他種族は、その種族によって得意な武器などがほぼ同じなので、種族の中だけなら区分する必要が無いため、用いられない事が多い。。
感想などがございましたら、是非是非よろしくお願い致します。
ただ、作者はガラスのハートなので酷評だけはご遠慮願います。