表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
徒然枕物語 壱  作者: 緋和皐月
4/15

崇めよ!地球救世主!〜オマケ編〜

ジャンル:コメディ

キーワード:厨二


(第1部の続編)

 我は宇野尊(うの みこと)

 今日は、我が妹、美嚢(みのう)が、近々幼稚園ですることになった演劇の練習に付き合っておるのである。

 ふっふっふっ、我は妹にも優しい兄なのだ。

 ……別に、練習に付き合わなきゃ殺すとか、脅されたから仕方なくというわけじゃ無いのだぞ?


 渡された台本のセリフをチラリと見て、我は自信満々に(そら)んじる。


「なぁーっはっはっはっは! 我は悪の大明神(だいみょうじん)である……ある?(……あれ? 我が妹よ、我は悪ではなく正義であるぞ?)」


 ふむ、おかしいな、我はこの地球の救世主なのだが、どうして悪の大明神(だいみょうじん)になっているのだ?


「さ〜ぁ、皆の者! この悪の大明神(だいみょうじん)を思いっきり踏み潰すがいい!」

「それは酷くないか我が妹よ?!」


 しかも、そんなこと台本に載ってないぞ?!


「怨念込めてソォーイッッッ♡」

「ぎょぁああああ?!」


 ボキャァァァァッッッ!!


 か、壁にまた盛大な穴が空いたぞ……これはまた父さんが溜息つくやつだぞ……。


「妹よ、何でも語尾に(ハート)付けて可愛く言えば許されるとか思ってはならんぞっっ?!」

「あらやだ悪の大明神さま、ワタクシは貴方の妹ではありませんですことよ?」

「いや我の妹よな?!」

「さぁ皆の者! あたしに続けぇぇぇええ!」

「や、やめ、やめろ我が妹……ぎゃぁぁぁああああっっ?!!」


 ぐきゃごきゃぁぁぁっっっ!!


 ……その後、我と妹は、壁とドアに大きな穴を見つけた母さんにこっぴどく叱られたのである。


 ……でも、我は全く、悪く無いと思うのだぞ……?

ちなみにこれは校正して貰ってはいません。

私が独自に書いたものです。

……さすがに何度も頼むのは申し訳ないよなぁとか思いまして……( ̄▽ ̄;)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ