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ぱんだちんの修行日記☆に☆

 今日は神さまの世界のお話だよ。


 神さまの世界はお空の雲の上に有る感じ。足場はふわふわな雲で、下を覗くと青い空が見える。雲の上に真っ白な建物が建っている。所々に白い以外の色が混じってる建物が有る。これらの建物には各神さまが住んでいる。ボクはまだ1人しか知らないけど、神さまは役割によって何人か居るらしい。


 修行は学校みたいになっている。所謂人間界の学校が雲の上に有る感じ。でも先生は居ない。正確に言うと多分居ないんじゃ無いんだよ。姿が見えないだけって感じ。


 修行場に行くと、その日する修行の内容が頭に届く。テレパシーと言うか、念話みたいな感じだね。それをこなしてると、次の指示が来たりする。修行に行き詰まってると、アドバイスもくれる。本当に至れり尽くせり。神さまには足向けて寝れないね。あっでもボクは、ぬいぐるみの時はまんまるだから無理だね。足ちっちゃ過ぎるし、多分転がっても足向けられないね。ひと安心かも。


 建物を移動する時は、飛ぶか雲と雲をジャンプして渡る。羽根を生やす修行はいがいに簡単だから、飛んでる子が多いよね。もし雲から落ちちゃったら、人間界につくのかな?って思ってたんだけど、神さまの世界は人間界の雲の上では無いらしい。とても特殊な空間で、ゆうかちゃんの世界と沢山有る並行世界との何処かの狭間らしい。雲の下は沢山有る何処かの並行世界。落ちたら中々戻って来れない。落ちない様に気を付けなきゃ。でも神さま曰く、落ちて戻って来るのも修行だって。助けてくれないし、結構スパルタだよね。まあボクは落ちないけどね。


 神さまは何人か居るって話したけど、神さまは皆全然違うタイプなんだ。ボクにバクの力をくれた白い小鳥さんの神さまは、格好良い若い男の人。所謂イケメンってやつ。


 ボクは他におじいさんと美人なお姉さんと小さい可愛い女の子は見た。お髭のお爺さんとか、美人なお姉さんは神さまって言われても納得だけど、ゆうかちゃんより小さい女の子が神さまってのにはびっくり。これも所謂ロリ幼女って奴だよね。神さまの前では言えないけどね。


 神さまには性別は無いそうだ。ボクらにも無い。ボク的にはゆうかちゃんのナイトって感じで、男の子のつもり。この先擬人化を覚えた際の姿は、心の性別に近くなるそう。神さま達も同じらしい。あっ神さまは年もとらないから、姿は本当にイメージのみ。基本の姿がメインだけど、気分によって何時でも変えられるみたい。個々のイメージによる変化だから、他の神さま達とは絶対に同じ姿になる事は無いんだって。何だか凄いね。


 さてさてそろそろ修行頑張らなくちゃね。



 ~pandachin's level up~


 ☆羽がちょこっと大きくなったよ。


 ☆完全なぬいぐるみ状態に戻れる様になったよ。完全なぬいぐるみ状態でもテレパシーは使えるんだ。ぬいぐるみ状態では喋ったり、動けなくなるだけだよ。


 ☆1つのバッドエンドの夢を食べ、2つの平行世界の夢を引き寄せる事が出来る様になったよ。でもゆうかちゃんには、その内の1つを選んでしかまだ見せられない。素敵な方を選んでるけど、両方見せてあげれる様になっちゃったら嬉しかも。



 ~神さまからのご褒美?~


 モノクロの小さなリボンをゆうかちゃんがくれました。神さまの日記に乗っかってたそう。蝶ネクタイみたい。小さいから多分ボク用みたいって、リボンを渡してくれました。


 胸元に付けてみたら、何だか体がポカポカしてきたよ。力がちょっぴり増えた感じがする。能力up機能付きだったよね。神さまありがとう。


 ごめん。ゆうかちゃんに、ボク神さまからのご褒美の話するの忘れてたよ。


 神さま、ゆうかちゃん、何時も有り難う。


 ぱんだちんは、今日も1日頑張ったよ~。

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