閑話:とある神様の尋問結果
確率の神様が調律の神様に連れて行かれた後の話です
「さぁ説明して貰います」
私調律の神は問題を起こした確率の神に真顔で話しかけます。
「ええっと、確率の神らしく確率で転生者を選び、可哀想だから記憶ありで転生させて、ダンジョンマスターにして、生まれる場所や種族をランダムにしまし・・・た?」
「何故7人も一つの星に送ったのですか?地球の技術は広まると大変な事態を引き起こす可能性、いや確率があるのに」
「めんどかっ・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!だからそんな眼で見ないで!」
チリを見てる様な眼で見るのが効果的なんですよね。神は基本敬われるから。
「罰として私を手伝いなさい、しばらくこきつかってあげます」
「えっ、貴女の神の問題解決じゃないの!貴女が休んでたの20000年前の9時間だけじゃない!そんな苛酷な仕事いやー!」
「決定事項です、貴女の仕事あまりにも少ないです。普段自動でやってる位で仕事したの5、6回ですよね?」
「いーやーだ!」
「じゃあ寂しがりの破壊神と二年間住んでもらい「バリバリ働きますから勘弁してください(泣)」」
流石破壊神、彼女子供だから加減出来ないせいで、嫌われてるからどうにかしたいのだけど・・・
とにかく仕事内容を説明した後質問があるか聞く。
「給料としてDP前貸ししてくれませんか!」
「別にいいですけど、何故ですか?」
「実はDP共有して渡したら一部の子が使い過ぎたみたいで一部の子がダンジョンすら作れない状況なんです!」
「なんでそれを早く言わないんですか!」
「言う前に怒られたからよ!」
もうあっちの時間は結構進んでいます、時間の流れが違うのはこういう時大変です。
「ちょっと待って、今から銀行で下ろしてくる!」
彼らは大丈夫でしょうか?
調律の神様はブラック企業です。神様は暇を持て余し遊びで大変な事態を引き起こす事が多いので休みは疲れた時の半日だけ故に性格が歪みやすいですがこの神は強靭な心の持ち主で当たりと呼ばれてます。確率の神はニート。
この話の間にあちらでは一ヶ月は進んでいます。