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step7ヘルプミーヘルプユー

今回は軟陶大地さんと清水愛さんです。2人いますが、主に大地さん目線で書きます。

僕は軟陶大地、今僕は転生なんてまるで最近流行りのネット小説みたいな事が起きたんだ。

今目覚めたけど大きな街の裏路地みたいな場所だ。早速テンプレ通りにギルドにでも行こうかな?と一歩踏み出した時、足元にある何か柔らかいのを踏んですっ転んで頭強打した。あれ?あんまり痛くない?

それよりなにを踏んだんだろう?何かクリアブルーなものが足元にある。ソレは震えていた。

「いやぁあ!お化けー!」

ソレは日本語でそう叫ぶ。あっ!そういえば泣いてた子が居たから一緒に転生したんだった。

「落ち着いて、僕だよ軟陶大地だよ」

「え、でも、ゴーレムです、よね?」

「え!?」

マジで!?とナイスタイミングでヘルプとやらが起動する。ステータス確認すると、


ゴーレム

レベル1

スキル?????

変形、中級土属性魔法、硬化、交換チェンジ、軟化

称号、《無生物》《二級フラグ建築士》《紳士》

転生したらゴーレムだった件、そんなふうに現実逃避してると彼女、たしか清水愛だったよな?が震えていた。スライムがプルプルしてる感じで物凄く可愛い。

「嫌だ、スライムなんて絶対死ぬ、死んじゃう、どうしよう、死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」あっ駄目だこれ、なんて言おう。

「ねぇ」「はいっ!」

良かったまだ話が出来た。

「私どうすればいいの!?このままじゃ殺される!私まだ死にたくないよ!!地球に帰して!」

「落ち着いて、神様が言ってた事を思い出して」

「帰れないって言ってた・・・アッアアアアアア!!」

どうしよう、更に混乱しちゃった。そうだ!僕は味方だと安心させよう!

「大丈夫、僕は君の味方だよ、絶対君を守るから、だから泣かないで」

まぁスライムだから涙なんて出てないけど、

「・・・本当・・・に?」

「誓いますよ」

その時ヘルプが光り輝き、新しいスキルを取得したと教えてきた。スキルは、

守護者ガーディアン

誰がを守ると志す者の力。防御力と素早さに補正があり、守る際にステータスが飛躍的に上昇する。

守護者ガーディアン取得によりスキル、ガード、危険察知、妨害、反射カウンター、勇気

称号、《騎士》《盾》《誓う者》《一級フラグ建築士》を取得しました。

うん、色々凄くて驚きが隠せない。でも彼女にスキルを見せて守るというのは信じて貰えた。ついでに彼女のステータスは


スライム

レベル1

スキル?????

変形、適応、消化、食い溜め、分裂、保管、学習

称号《弱者》《食物連鎖の底辺》《泣き虫》《ガラスの心》《壊れたブロークンハート》《復活者》《心奪われし者》《?????する者》

称号からスライムが強くない事が強調され過ぎだろ!そりゃビビるよね!あと、やっぱり心壊れやすい子なのか。治って良かった。

最後のスキルだけ見えなかった。気になるがそれよりも僕達はダンジョンを建てなければいけない、忘れてたけど。

早速街を囲う壁を土属性魔法のブレイクで壊して外に出る。穴を塞ぎ、近くの岩に穴を開け、そこを一時的な部屋にした。

さて、ダンジョンを・・・あれ?DPが1しかない?

水しか買えないぞ!なんだダンジョンマスターにダンジョン作らせないって!

事情を聞くため神様を呼ぶ。

「えーと、神様が持ってるDP全部転生者に共有で渡したら誰かが使いまくったみたいなの、本当にごめんなさい!」

うーん、それなら神様に言っても仕方ないか、とりあえず他の神様に頼んでDP借りてきてくれるみたいだ、なら良いとしよう、しばらくの辛抱だ。

「あと、僕達転生者同士で連絡が取れるように出来ませんか?」

「それならすぐ出来るわよ、ほら」

ヘルプに転生しちゃった人のスレ、転生電話と変な名前の機能が出来てた。仕事早いな。サラマンダーよりは・・・やめとこう。

「じゃあ私は他の神に頼んでk「こんにちは、確率の神」」

「えっ!調律の神!何で此処に!」

「貴女がいけないんですよ、私に相談もせず、勝手に転生者に記憶をもたせ、一人でも世界に影響がでるのに地球の転生者を一つの世界にまとめて、挙句の果てには魔物や亜人に転生させるなんて、絶対許さない、今からお仕置きです」

「えっ、待ってDP貸し「問答無用!!」いやぁあ!」

あれ?通信切れた!うーん、仕方が無いから今日はもう寝よう。

「愛、もう寝ようか」

「わひゃい!?ねねね寝るってどれ!」

「いや、睡眠摂ろう以外の意味あるの?」

「そ、そうだよね!わかってたよ!お休み!」

何だったんだろう?とにかく寝ることにする。


〜清水愛サイド〜

私はもう死ぬのは確実だと思っていた、だってスライムがいるのだから他の魔物も居るだろう。スライムに勝ち目なんてある筈ない。

絶望していると、なんと慰めてくれてた人が私を守ると言ったのだ。それだけなら私はまだ泣きわめいていただろう。どうせ何処かの主人公みたいに自分が勝てるか、襲われないとでも考えていると思い込んで。

しかし、スキルを見せる彼はゴーレムで、更に驚く事に表情があり(落書きみたいな線だが)、多分笑っているつもりだろうが心配そうな顔をしていて、身体も震えていたのだ 。間違いなく怖がっていた。

守るためのスキルがあるという事は敵が居るのも分かってる筈だ。それでも彼は守ると言ったのだ。

私は泣いてた、嬉しかったのだ、自分が怖くても私を守ると言った彼の気持ちが。スライムだから泣いてたのバレなくて良かった。

でも、彼は私を守ると言った、その言葉通り彼は私を守るだろう、命懸けでだ、それがとても嫌だった。何故か分からないが彼が居なくなるのが怖いのだ。

私がこの気持ちが何なのか分かるのはもう少し後の事だった・・・

大地さんはフラグ建築士です(確信)

愛さんは少し昔人間関係で悪い事が起きたので人の好意をあまり受けたことが無くそれが効いています。

今回で毎回主人公が変わるのは終わりになります。読みにくい形だった事をお詫び申し上げます。

そしてこれからもヨロシクお願いします。

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