シュガーズの音盤パンフレット~第二章~
性懲りもなく自己満オマケの第二弾です。しかも、今回は全くボリュームがありません。音楽が主体の回がほぼゼロだったので仕方ないですね。
いくら書いていて楽しいからって、むやみやたらに作中に音楽要素をねじ込まないように気をつけたいですが、おそらくこれからドンドン増えてしまうと思います。音楽に興味ない方でも十分楽しめる内容になるようには尽力しますので温かく見守って頂きたいです。
その①「だけど犬にはとっても弱いコト」
1.『地獄のハイウェイ』AC/DC
ギターで殺人事件を起こす(比喩)ヤバいハードロックバンドAC/DCの6枚目のアルバム。発売の直後、ボーカルのボン・スコットが急死した為、彼のボーカルではラストのアルバムとなる。ローリングストーン誌が選ぶオールタイムベストアルバム500にて200位をマークしている名盤。
2.『ボール・ブレイカー』AC/DC
AC/DCの14枚目のアルバム。ドラムのフィル・ラッドが12年ぶりに復帰して初のアルバムである。本編中で本当は「ハイ・ヴォルテージ」が割れた事にしようと思ったが、黒川の性格的にジャケットが良いものはレコードで買うだろうと思いCD世代のアルバムに変更した。
3.「新・オバケのQ太郎」…『ローリング・ドドイツ』モダンチョキチョキズ
大阪発のコミックバンド、モダンチョキチョキズのファーストアルバム。タイトル通り某F作品の主題歌のカバーにてデビューしている。本家はQちゃん本人の声優も務めている堀絢子である。素直に白状するが作者はこれを書くためにWikiを見るまでこっちが本家だと思っていた。
その②「気まぐれなテンションで振りまわすけどこの手はかならず離さないコト」
1.「気まぐれロマンティック」…『My Song Your Song』いきものがかり
いきものがかりメジャーデビュー3枚目のアルバム。「気まぐれロマンティック」はアルバム内からシングルカットされた人気曲である。アニメ「からかい上手の高木さん」内にて高木さんがカバーしたことでも有名な曲だが、いくら何でも歌詞がアニメ本編とリンクしすぎていてタイアップして作ったのではと錯覚させられる。
その③「夢があるなら空を飛べるコト」
1.「20センチュリー・ボーイ」…『グレイト・ヒッツ』T-REX
マーク・ボラン率いるグラム・ロックバンドT-REXの大ヒットシングル。言わずと知れた『20世紀少年』の元ネタである。本編で黒川が初心者用にアレンジしたものを弾いていたが、そもそもそこまで高難易度の曲ではないらしい。何故かベスト以外のアルバムに収録されていない。
2.『死霊復活』アイアン・メイデン
イギリスの超有名ヘヴィメタルバンド、アイアンメイデンのライブアルバム。本編中で凛が勧誘ポスター用に描いたイラストのトレース元がこのアルバムのジャケットである。本作にかかわらずアイアン・メイデンのアルバムジャケットは基本的にパワフルな亡者でデザインされている。
3.「ロックン・ロール・スーパーマン」…『キラーストリート』サザンオールスターズ
『KAMAKURA』以来となる2枚組の超大作アルバム。2005年に発売されたアルバムだが、そのレコーディングは90年代時点から行われていたらしい。これは作者個人の感想であるが、従来の多彩なポップさに合わせて「死」を始めとする「別れ」的要素が濃く、どこか荘厳な雰囲気を覚えるアルバムである。関係は無いと思うが、このアルバムが発売されてから8年間日本はサザンとお別れすることになる。
また私のミスにより、7/23の午前2時までこのオマケを最新部に掲載していました。これはあくまで第二章、「立つヒナ跡を濁さず」のオマケです。ごたごたして申し訳ないです。