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何故、9歳も歳上の幼馴染を起こし、ご飯を作って一緒に暮らしているか。不思議に思う人も多いだろう。理由は両親の海外赴任と仁くんの生活力の無さが原因だったりする


私が5歳の時に初めて会って、私は本当にずっと仁くんにくっついて遊んでいた。

仁くんの家に居座るのは当たり前で仁くんのお母さん、麗ちゃんも歓迎してくれたし何よりお母さん同士も仲が良かった。さらに私の両親は仕事で忙しくて半分くらい一緒に暮らしてた。仁くんが高3の時、麗ちゃんが転勤になった。奥さんラブな奏ちゃんはついて行くっていったけど仁くんは家に残るって言ってついて行かなかった。

麗ちゃんたちが引っ越してすぐ、私は風邪を引いて3日位仁くんの家に行けなかったんだけど、治って行ったらいつも綺麗だった家がゴミ屋敷になってるし、台所にはカップ麺が散乱してるし悲惨な状況だった。


元々、両親が共働きで忙しかったから家事をお母さんと麗ちゃんに叩き込まれていた私は掃除しまくった。まだ、小学3年生の9歳児がだ。ほっといたらゴミ屋敷になるし、今までどうりに過ごしたいが為に頑張った。そんなこんなで前より仁くんの家で過ごす時間が長くなり家事をマスターし始めた12歳の時、次は私の両親が海外赴任することが決定したけど日本に居たいとゴネにゴネまくった。結果、仁くんと一緒に暮らすという事を条件に許してもらったんだけど、大変だった。

なんせ、お父さんは物凄く過保護なタイプで最後の最後まで反対してたから面倒くさかった。まぁ、そんなこんなで仁くんとの2人暮らしは4年目に突入したうえ、トータルでは10年の幼馴染歴だ。


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