1-千夜の日常
私の朝は早い。なぜならすることがたくさんあるからだ。
その日の弁当を作りつつ朝ごはんも作る。料理も終盤になると、魔王サマを起こしに行く
「仁くん起きて!ほらー!もう6:45だよ?仁くん朝弱いんだから早く起きないと!」
「……」
「ねえってば!何でこんなに叫んでるのに起きないの…もうっ!仁くん!起きろーー!」
「…千夜…うるせぇ」
「うるせぇじゃないよ!ドスの効いた声してもダメッ!早く起きないと仕事行けないし、朝ごはんと弁当あげないよ?」
「…ちょっと待てそれは無しだ」
「はい、おはよー」
「ちっ、はよ」
仁くんが支度してる間に朝ごはんの仕上げをして降りてきたら朝ごはんをたべる。
「仁くん、麗さんから何か届いてたよ?」
「あ?お袋から?どこだ」
「あそこの台の上、今日友達と遊びに行くから少し遅くなる」
「俺も遅くなりそうだからまぁ良いが…何時だ?」
「うーん20:00位かな?」
「迎え行くから連絡しろ」
「えーいーよー?幼馴染でも迷惑かけれないよ」
「お前の両親との約束だしな迎えに行く。あと、お前の父親に殺される」
「おぅ、じゃあ連絡する」
「うし、じゃあ行ってくるわ」
「んーいってらー」
よし、高校行く用意するか
これが私、黒崎千夜(15歳 高1)と幼馴染の五条仁(24歳)の朝の光景である