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七と烈火の異世界神楽  作者: ウサ吉
幕間 コロシアム編
65/100

56 下調べのような観戦のような









 烈火は七との会話を切り上げ、朝食を腹に収め、いつもの鍛錬をいつものようにこなして――なんの気負いもなくコロシアム中会場にやってきた。

 すぐに小さいおっさんに見つかって、軽く手を挙げて寄ってきた。


「よぉ、気分はどうよ。まさか一回負けたくらいで折れてねぇよな。小枝じゃねぇんだからよ」

「当たり前だ。おれはこれでも負けた経験なら豊富過ぎるほど豊富だよ。それこそ一日一回負けてた時期もある。もはやベテランだ」


 格上に負け慣れているというのも奇特な話だ。事実なのだから仕方ないのだけれど。

 踏ん反り返って言うことでもないが、問うたダグは笑っていた。そのふてぶてしさに変わりがないなら充分だと。


「で、今日はどうする、戦うか? ファイティングか?」

「いや、今日はやめとく」

「なんだ、天気予報は聞いてねぇが今日は臆病風が吹き荒れるんだったか?」

「ちげーよ。今日は、というかしばらくはちょっと勉強しようと思ってな。お前にも付き合ってもらうぜ」

「へえ?」


 そして烈火は、参加者用ではなく観戦用の受付に声をかけたのだった。






「要は今までやってこなかった参加者の情報を知ろうってことだな? 傾向と対策ってか」

「おう、そうだ。ほらギャンブラー、今までのデータを搾り出せや。参加者についてつまびらかにしろや」


 観戦用の席に座り、Aランク同士の戦いを流し見しつつ、烈火はダグへと水を向ける。

 ダグも賭けてない分、目の前の試合にはあまり興味がなさげ。烈火の申し出に面白そうに乗っかかる。


「おうおう、藪から棒にカツアゲしやがって、へへ、そう簡単に教えてちゃあ立ち行かねぇ。こっちとしちゃあメシの種だからな」

「別に減るもんじゃねぇし、カツアゲじゃねぇよ。だいたい教えておれが勝てばお前の得だろ」

「情報ほど高いモンはねぇだろが。お前さん、金払えんのか? 貧乏金なし」

「後払いだ、後払い。勝って金でも勝手に稼げ。なあギャンブラー?」


 ダグは痛いところを突かれた、みたいな顔になる。ギャンブラーとしての矜持が窺えた。そちらを刺激すればあるいは。烈火は挑発的に笑う。


「まさか博徒の端くれともあろう者が、賭けで得た金以外で生きるのかよ」

「生きるに決まってんだろ」


 ありゃ、外したか。流石にそこまで極端でもないのか。烈火はつまらなさそうに肩を竦めた。

 特に揺さぶりのための動作でもなかったが、ダグはムッとした顔で言い寄る。


「あ、お前今つまらんとか思っただろ。賭博師ならギャンブルで得た金だけで生きてこそとか思っただろ」

「だったらカッコいいなとは思ったな、似非ギャンブラー」

「けっ。カッコつけて死んだ馬鹿は多いんだぜ? 夢見がちなのは女子供だけで充分だ」

「死んだらカッコ悪いだろ。格好つけて、それでなお生きてる奴が最高カッコいいもんだ」


 烈火はわかってねぇなと首を振り、ダグはそれこそ夢見がちな女じゃねぇかと笑った。見解の相違である。


「まあ情報だったら、そうだな、当たり前のもの程度ならくれてやるよ。なにせ当たり前で、金にもならんからな」

「ケチだな。まあいい、とりあえずは常識もわかってねぇしな、基礎から学ぶのは順序的に正しい。で?」


 バッチ来いと聞く姿勢を作ったら、ダグは立ち上がる。すかされた気分で目を向けると、割と真っ当なことを言われる。


「場所を移すぜ。こんなところで駄弁ってたら、試合を見たがる奴らの邪魔だ。観戦する気のないのが席を占領しちゃいかん」

「そこら辺はなかなか律儀だな。流石にコロシアムに住まうホームレスは言うことが違う」

「宿くらいあらぁな。常連舐めんな」

「おっと、ギャンブラーって言ったつもりが悪い悪い、口が滑ったわ」

「たく、口の減らねぇガキの相手は辛いぜ」


 吐き捨てて、ふたりは会場の隅にまで移動。壁を背にすれば、試合の歓声が少しだけ遠のいた。

 ダグは懐から煙草とマッチを取り出して、素早く火を灯す。煙草をくわえて、一吸い。そして紫煙を心地よさそうに吐き出してから、烈火に向く。口を開く。


「とりあえず、今のトップスリーについてだ」


 一位「闘王トウオウ」、魔族。コロシアム最強。他に言葉もなし。

 二位「羅刹天ラークシャサ」、鬼族夜叉。武術に優れ魔法に優れるオールラウンダー。

 三位「紅鎧クガイ」、人間。紅い重装鎧を纏った大柄な戦士。槍と剣を使う。魔法は下位程度だけ。


「「闘王」に「羅刹天」、それに「紅鎧」……か」


 本当に人間が三位についてるんだな、すげぇ奴もいたもんだ。一位、二位と幻想種だってのに、そこに食い込んでいる。


「今日とかいねぇの? できれば見てみたいんだけど」

「んん? いねぇと思うぜ。いたら騒がしくなるからわかる」

「残念。最強格の実力の程を知りたかったんだけどな」

「そういうことなら、あーちょい待て」

「なんだよ」


 言葉も届かず、ダグはさっさとどこぞへと飛んでいった。おい、話してくれるって言って放置とかねぇだろ。あ、しかもあの野郎、賭けの窓口に直行しやがった。あん畜生、定期的に賭けてねぇと死ぬ呪いにでもかかってんのか。潔く死ね。


「玖来さんて、男相手だと容赦ないですよね……女性相手だと随分優しいのに」

(異世界で出会う男が大体駄目野郎ばっかりなだけだ。おれを極度の女好きみたいに言うな)


 地球にいた頃にはちゃんと男友達いたし。というか女友達のほうがいなかったし。

 別に異世界にやって来てから方向性を変えたつもりはない。玖来 烈火は玖来 烈火で不変である。


「あぁ、硬派気取りの悪影響でしたっけ」

(言うな)


 ちょっと悲しくなってきた。烈火は目深に軍帽を被りなおす。

 しているとダグが戻ってきた。ニヤついたいつもの顔で、言う。


「見てきたが、これからちょうど十八位がやりあうぜ」

「……掲示板見るのに賭けの窓口に行く必要性」

「んなことより十八位の戦いがはじまっちまうぞ」

「ちなみに賭けた?」


 ダグは無言で振り返りただにひりと笑った。






 コロシアムAランク闘士十八位「無明暗夜ケセラセラ」エーヴェンクルス・ヴァン・アズガロン。鬼族吸血鬼。暗黒による視界殺しの結界を使う魔法攻撃主体の青年。

 それが開戦直前にダグが教えてくれた十八位の情報だった。言葉の上では、うん、ちょっとズルいけどその分強そうって印象だが、実際ははて。


「Aランク闘士十八位「無明暗夜ケセラセラ」エーヴェンクルス・ヴァン・アズガロン対Aランク闘士ガッゼ・ギッゼ」


 エーヴェンクルスの相手は地霊種ドワーフの男だ。鋼のような筋肉が印象的な、大きな斧を片手で振るう小男。地霊種ドワーフなのだから身長問題は仕方ないけれど。

 大してエーヴェンクルスは金髪長身の美男子。余裕の物腰で、鼻につく。

 烈火はどうせならエーヴェンクルス負けちまえとその容姿に妬んだような感想が出てくるが、それはまあこの戦いになんら影響ないだろう。


「――試合開始!」


 そして審判の号令が上がる。ふたりの闘士は走り出す。

 ガッゼの猛烈な加速。足裏から推力を得て砲弾のように襲い来る。〈加〉速の魔法かなにかか。


「ぬぅん!」


 一瞬で斧の間合い。軽々横一閃。大木をも一撃で寸断できるだけの破壊力がそこにはある。

 対して、吸血鬼の青年は。


「ふ」


 と、優雅に笑うのみ。なにを余裕ぶいている。もはや油断に等しく見え、このまま叩き斬られるのではないか。

 そうならないからこそ十八位――エーヴェンクルスの嵌める白の右手袋が発光する。かざした手が輝く。それは発動光、紋章魔法の発動の合図である。

 そして瞬時に〈守〉〈護〉障壁が展開。斧を受け止め、傷ひとつなし。


「ぬっ」

「はん」


 この程度かとばかりにエーヴェンクルスは嘲弄し、斧が引かれる前に手を打つ。

 ぱちん、と指鳴り。


「《無明》」

「なっ」


 瞬間ガッゼの瞳から〈明〉かりが失せた。その鋭い眼光に、映るものはなにも〈無〉し。

 突如の失明にガッゼが驚愕してしまうのは無理もない。相手を知り、その術理を把握していても、刹那の驚倒はどうしたって免れない。

 その隙を狙い、エーヴェンクルスは左手をガッゼに向ける。発光――ただしガッゼには見えず感じず。

 光呑む〈暗〉き〈刃〉が撃ち抜く。


「っ!」


 だがガッゼも流石にAランク。予感し斧を手放して転がり避ける。いや避けきれない。気付けば左腕から血が流れる。苦痛が襲う。だがこのていど、まだ戦える。


「そうかな?」

「ぐ」


 エーヴェンクルスはそれきり沈黙。物音もなく気配を消し去る。

 するとどうなるか――視力を失ったガッゼには、存在を知覚する術がない。彼は特に人の気配を探ることに長けた戦士というわけでもないのだ。

 ではどうする。闇雲に殴りかかるか。外れた場合、真横から魔法を撃たれる。ならば魔法を唱えるか。してる間に接近されて殴り倒される。

 相手は吸血鬼。魔法に優れ、あの細腕でも膂力は無双である。無手でも岩を砕きかねないほどに。

 ガッゼは斧を手放したことを後悔した。ガッゼの持つ紋章道具はあれと靴だけだったから。隙を作らず攻め入る手立てが今やない。


「卑怯だぞ、それでも誇りあるコロシアムの闘士かっ! 堂々とかかって来い!」


 ガッゼは本音混じりの挑発を敢行するが、やはり反応はなし。彼は決断しなければならなかった。

 場所もわからぬ敵に向かう。それは否。

 このまま攻撃を待って反撃。それも否。

 ガッゼが選ぶのは。


「っ」


 脈絡なく走り出す。一直線に、斧へと向かって〈加〉速の〈印〉を踏む。

 彼は地霊種ドワーフ。大地の民にして、踏み締めるものの友。足裏から地を感じ、それを経由して鉱石を探ることのできる種族である。そして彼の持つ斧には魔力を増強する魔石がはめ込んである。ガッゼはその魔石の気配を辿り、手繰り、探る。そして見つけた。

 手を伸ばす。見えずともそこにあるのはわかるから。

 しかし。


「…………」


 無音で苦痛が脇腹に広がる。先ほどと同じ切れ味。紋章魔法を撃ってきたか。なんて静かな攻撃だ。だがそれは想定内。喰らうと覚悟していた分だけ仰け反らない。走り続ける。

 ――よし、掴んだ。

 馴染んだ柄の感触に歓喜し――そこで強烈な一撃を腹にもらう。ぶん殴られた。


「がは……っ」

「お前はここに来るのはわかっていた。私は、それを待てばよかったのだよ」

「くそっ」


 まさか斧の傍で待っていた? 馬鹿な、先ほどの魔法は全然別方向から飛んで来たはず。移動音もなかった。


「馬鹿だな、お前。私がまさか歩いているとでも思ったのか?」

「ち……そういうわけかよ」


 エーヴェンクルスはそこで《無明》の魔法を解く。ガッゼに視力を返してやる。この現状がどうなっているのか、確認させるために。

 数分ぶりの視界には、敗北の結果が示されていた。

 エーヴェンクルスは優雅に数センチだけ浮かび上がっていたのだ。おそらくガッゼと同じく靴にでも紋章魔法を刻んであるのだろう。そしてガッゼが捨て身で握ることのできた斧には先の防護種魔法が上から被せられて、持ち上げることもできやしない。勿論、左手はガッゼの顔面を捉えて構えている。その手袋に描かれた紋章が、無機質な脅威を見せ付けていた。

 これは、詰みだ。


「もうひとつ言わせてもらえば、撃った魔法を曲げることも、私はできるが?」

「……これだから魔法使いに主導権を渡したら怖ぇんだ――負けだよ、降参だ」


 これにてその試合は終了。派手さもなければ熱戦でもない。なんとも呆気なく、そして静かに十八位の地位は不動である。






 それを観戦していた烈火は、なんだか感心しながら感想を述べる。


「ありゃ、もしかして視力を奪ったのか」

「おう、それが「無明暗夜ケセラセラ」のお得意の魔法のひとつ《無明》さ」


 賭けに勝って儲かったダグの口は軽い。やはり話を聞くなら相手の気分がいい時に限る。


「……つまり《暗夜》っていう魔法もあって、それも使ってくるって?」

「そうそう。〈夜〉の如き〈暗〉幕を敷く魔法でな、こっちは空間を支配して視界を奪う。周辺一体を真っ暗にする魔法だな。けど今回は敵が地霊種ドワーフだったからそっちは使わずじまい」

「あぁ、地霊種ドワーフは夜目がきくんだったな。もともと洞窟坑道で暮す種族だったらしいし」


 そういう種族にも対応するため、《無明》も体得しているということなのだろうか。

 ふむ、場に影響する魔法と、対象者に影響する魔法の差異か。色々考える。

 また、そういう視力を奪うことを主な戦法にしているために、声や物音を極力排そうとしているのが窺える。だから紋章魔法で固めているのだろう。もしかしたら舞踏魔法も嗜んでいるかもしれない。


「で、その《無明》だっけ。どうやって発動したんだ、あれ」


 詠唱もなく、発動光もなく、動作もおそらくなかったが。物凄くいきなりだったと思う。

 ダグは自身のコメカミをとんとんと叩きながら言う。ちょっと得意気なのは、その情報がそこそこ伏せられたものだからだろうか。


「ありゃ想念派だよ。象徴たるふたつの魔法だけは完璧に修得してるってことさ」

「あー。なるほどな。想念派、ね」


 厄介だよな。思っただけで魔法とか、せめてなんか兆候予兆を事前にしておいてくれ。アポイントもなく突撃とか、マナー悪いだろうが。


「けどあの《無明》ってのセコくないか? 発動すれば視力奪えますって、おいおい魔法怖ぇな」

「いや? そんなことはないって。ありゃ想念派だからヤベェんだよ」


 他の言声魔法ならば声で、紋章魔法なら発動光で、舞踏魔法ならば動作で、わかる。その発動の瞬間が。そして個人にふりかかる状態変化系統の魔法なら、発動の時に魔法的抵抗レジストができる。無論、それだけの魔力を持って、制御できる者ならばだが。


「あぁ、そういうことなのか。それが不意打ちの無詠唱、ノーモーションの想念派だからこそあんな恐ろしいことになるわけか」

「それにあれならたぶん数分か十数分で自然に解ける。解除の魔法を知ってれば一発だしな」


 魔法も色々と奥が深いなぁ。烈火は腕を組んで難しそうな顔をした。

 思い返せばあの「無明暗夜ケセラセラ」が使った攻撃の魔法も考えられていた。左手の魔法、光を奪って進む刃。あれもたぶん見切りが難しいだろう。それに、《暗夜》の中でやられたら闇に乗じてしまう。見えもしなければ音もなく襲い来る刃。

【不在】をして言わせてもらうが、それは大変な脅威だ。


「逆に言えば想念派でこそ力を発揮するから、そこだけでも修得したってことか」

「「無明暗夜ケセラセラ」の名前は伊達じゃねぇわな」


 明かり無い暗き夜の者。まさに吸血鬼に相応しき名であり、架空の言葉ケセラセラで姿を隠す暗鬼である。

 って、こっちの世界でのケセラセラってどういう意味なんだろ。


「名持ちの数字持ちってのは、だいたいなんかに特化してやがるかなんでもありの万能選手かのどっちかだ。「無明暗夜ケセラセラ」は前者だってことだ。鬼族のくせに、珍しくな」


 特化か、万能。まあ、戦いというものを極めればそのどちらかを終着点として選ぶことになるのだろう。

 烈火は言うまでもなく特化型であり、ただその全身を巧く扱うことだけを目指す。


「けどガッゼ・ギッゼも強かったよな、あれ」

「そりゃ強いだろうさ。反応や判断もできる最善を尽くしてたと思うぜ? 最善すぎてあっさり読まれちまったけど」

「でも最初の一撃は重かった。おれならたぶん、防いでも防いだ剣ごとぶっ壊されちまってた」

「だろうな。それにあいつ、確か魔法も使えたぞ。詠唱したら即座に攻め込まれると踏んで控えてたけど。その間に武器を感知してたし」

「戦士として上等の腕はあった。なのに勝てなかった。手も足も出なかった。やっぱ幻想種はヤベェって。魔法も上手いし腕力も人より上って、うわーなんか諦めそうだわ」


 言いながら烈火の瞳にいつかのような諦観や劣等感もなく、事実を事実として受け止めている。リーチャカや七が信じてくれるなら、烈火はもう少し傲慢になれた。

 確かに人間は弱いだろうが――別に弱くたって勝てることもあるのだと。











無明暗夜ケセラセラ」さん……実は以前に烈火の述べていた「『不知』抜きで暗所で暗殺しなきゃいけない時」用の相手だったのだが、諸事情あって戦わないと思われるので、無駄にお披露目だけ。

 というかコロシアム編が幕間のくせに長引いてしまっている……。





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