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七と烈火の異世界神楽  作者: ウサ吉
第二幕 時計仕掛けの運命
30/100

28 価値観の相違って奴かな








 翌日、朝、烈火は起きてしばらくで宿のカウンターにまでやって来た。

 しばらく、というのは、目覚めてから少々立て込んだのだ。

 朝起きて床を踏んだら外套で滑って転んですったもんだ。その勢いで外套が破れてご愁傷。安物買ったのがまずかった。また購入せねば。

 気落ちしながら朝の支度をしていると、宿の人に訊きに行くことがあることに気付く。けど、ここの宿主さんには微妙に睨まれたんだよなぁ。ちょっと話しかけづらい。

 ので部屋を出るのに十分ほど余計に時間をかけ、階段で必要以上に鈍足化し、一階にやって来てからもなお恐れに気後れ、ようやくそこいた店主のファウスに声をかける。


「えぇと、すみません」

「はい、お客さん、どうしたの」


 客への真っ当な対応に、昨日あった威圧感など見えない。プロである。いいですね、ちょっと瞳の奥に怖い光があるけど烈火は気付かないよ。鈍感ボーイだからね。


「朝食のほうって、どういう塩梅になってるんですかね」


 実は昨日は説明をほとんど受けずすぐに部屋に案内されたのだ。キッシュがいたので、だいたいオーケーみたいな雰囲気だったのである。朝起きて、そこでようやく烈火はあれと思う。

 メシとか滞在日程とか費用って、どうなってますのん?

 まあ他の全ては聞きやすいキッシュに聞けばいいのだけど、朝食のことはファウスに問うしかなかった。だってキッシュが起きてるとも限らないのにノックは非常識だろうし。

 で、無論にファウスのほうも少しだけ不思議そう。


「聞いてなかったの? 食事なら一階の食堂でだよ。朝食も料理人が起きたら作り出すからね。今朝はもうやってるから、行くといい」

「ありがとうございます」


 行儀よく頭を下げる。いい子ちゃんアピールを忘れない。およそキッシュについた悪い虫扱いされているのはわかっている。なので、烈火に害意も悪意もありません、潔白無実真っ白なただの友人ですとわかってもらわねばならないのだ。

 まぁ、キッシュはいい子過ぎる。変な男に騙されていると勘繰るのも頷ける烈火である。烈火だって烈火みたいな変な服(異世界基準!)の男がキッシュの傍にいたら怪しく思う。キッシュは加護欲を掻き立てる雰囲気を発散する存在なのである。

 それとは別に、烈火は続けて問い。ここを拠点にするに辺り、聞いておきたいこと。


「あと、できれば身体を動かせるような場所ありませんかね」

「? 討伐者なんだろう、仕事でもしたらどうだい。それかコロシアムに行くとかさ」

「あー、いや、そういうのじゃなくて、鍛錬したいんです。できればひと気のないとこで」

「……それならうちの屋上を使いな」

「ありがとうございます」


 再び頭を下げる。角度は四十五度ぴったりかっきりコンマの乱れもない。玖来流の精密身体操作術は完璧である。

 では失礼しました。さて食堂行って、屋上だ。と烈火が身を翻そうとした時、階段を下りてくる足音が届く。朝にも綺麗な金髪が見える。


「あ、レッカ、おはよー」

「……おう、キッシュ、おはよう」


 眠そうに欠伸を噛み殺す姿はキュートで堪りませんね。眠気でとろんとした瞳なんかはどことなくエロティックで疼く――寝起きのキッシュである。なんかこう、いつものキッチリした様子からのギャップが素晴らしい。宿屋だから野宿よりも気が抜けているのだろうけど、それでも気を抜いて話してくれるくらいの信頼はあるという意味でもあって、ちょっと嬉しくなる。うへへ。


「…………」


 なんか視線の威圧感が急激に肥大化したんだが……。

 暖か心に氷柱。なんて新たなコトワザを作ってしまった烈火である。ゲス笑いは控えよう。少なくとも宿屋の間は。

 キッシュは寝起きで洞察が鈍ったか、烈火の強張りには気付かず言う。


「レッカに説明してなかったよね、食堂あるから一緒に行こうよ」

「はい、うん、行きましょう」

「…………」


 いや……きっとファウスさんもいい人なんだ。キッシュが心配なだけなんだ。

 背中に突き刺さる視線の刃を感じつつ、烈火は必死に自分に言い聞かせた。







「それでレッカ、今日はどうするの?」


 問いを投げてから、キッシュはあむ、とリスのようにロールパンを齧る。和む。

 烈火は和みながら口の中にあったものを飲み下して、返答。


「とりあえず図書館行きたいけど、キッシュは? もしもキッシュが暇なら案内を頼みたかったんだが」

「あー、やっぱり?」

「やっぱり?」


 烈火は新たにパンを皿から手にとり、鸚鵡返しに言った。

 その間にキッシュは上品に紅茶を口に含む。味わってから胃に収める。それから続き。


「うん、魔法を覚えるならそれが早いもんね、予測はつくよ。けど、その前にちょっとわたしに付き合わない?」

「? 別にいいけど、用事か?」

「用事、かな。人に会うの。でもレッカが知り合っておいて絶対損のない人だから、ついてきて欲しいなって」


 ほう、と烈火はパンを三口で食べ、興を示す。ミルクティのカップを持ち、少し気取って間を取る。香りを頂くような真似。実際は口腔内のパンを咀嚼している時間稼ぎだが。流石に三口はやりすぎた。あ、やば。ノドに詰まってし、死にそう……。

 青くなりながらも無理矢理ごっくん呑みこむ。玖来流のノドを舐めるな――一切鍛えたことないけど。いや、首元を狙われてもポッキリいかないように訓練したし、それは関係あるか?

 変なことを考えつつミルクティで舌を潤して、なんとか人心地。危なかったぜ、異世界で食べ物ノドに詰まらせ窒息とか嫌過ぎる。

 烈火は冷や汗を拭って平然を繕い、会話を再開。少し心配げな視線に大丈夫だと言外に告げる。


「それは助かるけど、おれが会って大丈夫なのか」

「……勿論だよ。わたしは一週間でここを発つからね、できるだけわたしの知り合いとパイプ繋いでおかないと、一人ぼっちになっちゃうでしょ?」

「……」


 烈火は望外の処置に唖然。ちょっと真面目に驚いた。

 なにこの天使。ものごっついい子じゃん。宗教とかわけわからんと公言していた烈火が思わず信者になるところだった。


「ぺ」


 邪神がなにやら不貞腐れているが、努めて気にしない。ていうかタンを吐くな。たとえ仕草だけのフリでもやめろ。少女だろう?

 七は置いといて、今は礼をせねばならない。頭を下げる。


「物凄く助かります、本当にありがとうございます」

「頭を下げるほどじゃないよ」

「おれの主観だと下げる場面だったの。で、あーちなみに、どんな人なんだ?」

風霊種(エルフ)だよ、サヴォワール学園で魔法科の教師をやっててね、魔法について凄く詳しい人だよ」

「えるふ……うお、エルフマジか」


 ファンタジー種族の代表、エルフ!

 白い肌で、すっごい美形で、耳が尖って長い、そして巨乳だという、あの有名なエルフか!


「外見はバッチリそんな感じですね……って、あれ、巨乳ですか? そんな認知でしたっけ?」


 不貞腐れつつも情報提供の役割を果たす七ちゃん。軽く礼を送ってから、キッシュへ。


「しかし、教師か。いきなり会えるもんなのか、忙しくないのか?」

「今日は休日だからね。大丈夫だよ」


 そうかそれは重畳。

 しかしやっぱりキッシュには頭が上がらないなぁ。まさか魔法を教える教師を紹介してくれるなんて、今の烈火にドンピシャで出会いたい人材じゃないか。しかもおっぱいエルフとか、ナイスグッジョブ天晴れだぜ。

 手を合わせて拝みたいところだが、それは迷惑だろう。だから気持ちを目線で飛ばして、烈火は感謝を伝え続けた。キッシュは視線に気付くと、困ったように苦笑した。







 その部屋は実際のところ割合広めの間取りであった。だが物が多くて本が多くて込み入っていて、印象としては狭苦しい。なのに散らかっているわけではないので、几帳面な性格の主がいるのだろうが、本当に物が多い。物を捨てられないタチなのかもしれない。

 机があって、びっちり物が並ぶ。本棚があって、ぎっしり本が詰め込まれる。椅子があって、どっかり座る――ひとりの美男子。


「で、誰だ、その間抜け面」

「…………」


 悪かった。悪かったよ、おれが悪かった。

 エルフと聞いておっぱいおっぱいとか考えたおれが全面的に悪かったよ。なんとなくそんなイメージがおれの脳内では常識的に横行してたんだよ。そんな偏見に満ちてたことは謝るともさ。

 でもだからって男かよ!


「玖来さんのエルフへの偏見凄いですね。別にエルフ=胸の大きいとはならないでしょう、普通」

(おれの辞書ではそう書かれてるんだよ!)


 あの後、朝食を済ませると、烈火はいつもの鍛錬だけしたいと申し出て、一時間ほど待ってもらった。その間にキッシュが準備を万端しといてくれて、すぐに西側学区へと赴いた。そのまま学園にまで辿り着き、でかいなーと呆然と眺めているとやはりキッシュが手続きを済ませてくれて踏み入る。

 そんで学内を歩いて少々でひとつの部屋に直行して、ドアを開けば耳長美形さん――ただし男である。

 ただし! 男! で! ある!

 キッシュはショック状態の烈火に気付かずいつも通り、朗らかな笑顔でつつがなく。


「こっちはクライ・レッカ、わたしの友達だよ。で、レッカ、こっちはリヒャルト・マクウェイ、わたしの魔法の先生」

「どうも……はじめましてリヒャルトさん」


 かろうじて烈火はそれだけは言えた。挨拶は大事、失礼はよくない。少なくともキッシュの知り合いなのだから。

 返すリヒャルトは眼鏡の向こうで目を細める。


「おう、はじめましてだが……なんでお前そんなに沈んだ顔してんだ? 不景気がうつるからやめねぇか」

「さあ? 疲れちゃったのかな?」


 しかもなんか口悪いぞ、このエルフ。美形なのに口悪いぞ。眼鏡かけて白衣纏って完全にインテリ派閥の人間なのに口悪いぞ。


「お前いま俺の口が悪いって思っただろ」

「いえ全く」

「うちのガキどもと同じツラしてりゃバレバレだ。いい子になるまで指導してやろうか? なに、ちょっと頭にガツンとぶちこめば生まれ変われるぞ」

「殺してんじゃねーか!」


 悪口過激なんですけど! ついでにこの世界にも転生生まれ変わりの思想はあるんですね! どうでもいいか!

 烈火の激しいツッコミに鼻で笑ってくるリヒャルト。なんかイラっとくるな、こいつ。

 しかもさらりと烈火から視線を変じ、また別な声音でリヒャルトはキッシュに向ける。


「で、遅れたが久しいな、キッシュレア。あの馬鹿女は元気か?」

「うん、久しぶりです先生。師匠とはずっと会ってないからわかんないけど、元気だと思うよ」

「そうか、可愛い弟子をほったらかしか……次来たら代わりに殴っといてやるよ。合法的にあの馬鹿女を殴れる機会を与えてくれてありがとう、キッシュレアはいい子だな」

「えっ、えっ。はい、どういたしまして……?」


 道中で聞いたが、リヒャルトとはキッシュの師匠経由の付き合いらしい。キッシュの師匠さんと昔からの知己で、師匠と旅している時に紹介されたと言っていた。その時、うちの弟子に言声魔法教えてやってくれー、ということでキッシュとキーシャとも知り合いになったと言う。舞踏魔法に適性のないキッシュのために、師匠では教えられないからリヒャルトに頼み込んでくれたのだ。そんな当時のことを、キッシュが嬉しそうに語ってくれた。

 なのでキッシュはリヒャルトを先生と呼び慕っているのだ。キッシュに先生と呼ばれる、なんか羨ましい。


「で、どうしたキッシュレア、旧交を温めに来たってか?」

「ううん、ごめん違うんだ。会いに来た理由はふたつ。まず、キーシャとはぐれたの」

「……おい」


 重みのなかった口調にずしりと重圧が乗る。視線に気軽さが飛び、真剣さが増す。討伐者が別れ、そしてひとりであることの危険性を、リヒャルトは理解していた。

 キッシュとしてはここ最近、説明して回っていること。やや定型的に平淡な口調で話す。


「それで合流するため今、わたしは旅してるんだけど、ここには来なかったかな」

「至極残念だが、来てねぇな……」

「そっか……」

「すまんな」

「先生は悪くないよ」


 ファウスが会っていないといっていた時点で予測はついていた。大きな期待をしていたわけではない。にこりと儚げにキッシュは笑い、すぐに気を取り直す。ごそごそと一枚の紙を取り出して差し出す。こちらが本題。


「じゃあ先生、これ持っててくれないかな?」


 リヒャルトは受け取り、ちらと内容を確認。ひとつ頷き理解する。


「ん。地図か。あぁ、なるほどな、合流のための予定表か。キーシャリスが俺に会いに来たら、これを渡せばいいんだな?」

「うん、お願いできるかな」

「お安い御用だ」

「ありがとう!」


 キッシュの笑顔は綺麗だけど、見ている烈火やリヒャルトとしては心が痛む。いつも弁舌の回るふたりをして、この健気で気丈な少女に、なにを言っていいかわからなくなる。

 せめて最低限、リヒャルトはなんとか言葉を作る。薄っぺらい言葉だけど、ささやかな本音をこめて。


「……キーシャリス、無事だといいな」

「無事だよ。わたしは信じてる。だってお姉ちゃんだからね」

「た……くっ、なんであの馬鹿女にこんないい子の弟子ができるんだかねぇ」


 その返しは予想外で、リヒャルトは苦笑して頭を掻いた。ヒネた性格の彼にとって、キッシュは眩しいほどに輝いて見える。

 そのため少しだけ急ぎめで話を切り替える。彼女と喋っていては、リヒャルトのなにかがブレて薄れてしまいそうになる。


「で、もうひとつあんだろ、俺に会いに来た理由とやら。そっちのガキか」

「いやぁ、先生はいつも察しがよくて話しやすいね。うん、レッカと知り合ってもらいたくてさ」

「どういう意味だ?」


 そこで烈火が口を開く。ずっとキッシュに頼りきりもよろしくない。


「おれはしばらくこの都市に滞在するから、有力者とお近づきになっておきたいなぁってことだ」

「利己的だな。いや利他的か」


 やれやれと肩を竦めて、リヒャルトは読みかけの本に手を伸ばす。分厚いその書を開く。なんとも興味なさげに視線も飛ばさず言う。


「別に、名前くらいは覚えたが? あと目立つ髪と目だ、忘れやしねぇぞ」


 おい、こいつキッシュの時とは対応が完全全く別個じゃねぇか! 白々しいにも程があんだろ! 喧嘩売ってんのか!

 キッシュからは意外と普通。指摘もない。これがリヒャルトの初対面通常対応なのかもしれない。嫌な奴だ。友達いるのか、こいつ。


「うーん、ちょっとした顔見知りくらいじゃなくて、できれば昔にわたしとキーシャにしてくれたみたいに魔法を教えてあげて欲しいなって」

「却下だ」


 にべもなし。

 キッシュはめげない。


「どうしても?」

「どうしてもだ。俺も忙しい。こんな間抜け面に割く時間なんてねぇよ。というか一応、金もらって教えてる身だ、ロハで教えてやれるか」

「わたしとキーシャの時は教えてくれたじゃない」

「ありゃあの馬鹿女の貸しがあったのと、お前ら姉妹が美少女だったからだ」

「おい」


 なんかさらっと変なこと言ったぞ、この悪口エルフ。


「なんだ間抜け面、お前、このキッシュレアより自分が美しいと言えるのか? 言えないだろ。風霊種は美しいものを好む傾向が多いんだよ。ほれ、ひとつお利口になったら帰れ」


 本当かよ。個人の傾向を種族の傾向に置き換えて正当化してるだけじゃねぇだろうな。怪しいぞ。

 どんどん険しくなっていく烈火の視線に気付いているのか、リヒャルトは回る舌を止めない。


「しかも変な服着やがって。個性って言えばなんでもまかり通ると思うなよ、それただの変人気質だからな」

「お前、いい加減にしろよ! そろそろ温和なおれでも怒るぞ! ていうか変な服じゃねーよ! ツラと口調不一致の悪口エルフが!」


 初対面かつ目上の人で、しかもキッシュの紹介ということで抑え目でいた烈火だが、流石にここまで言われて黙っていられない。てめえ学ランまで馬鹿にしやがったな、こら。

 リヒャルトはリヒャルトで読みかけた本を閉じ、青筋たてて言い返す。微妙に癇に障った言い返しだったらしい。


「は、最近のガキは沸点が低いな。自分で選んだヘンテコ衣装を指摘されたくらいで声を荒げるなよ、見苦しい」

「お前こそちょっと言い返しただけでなにプルプル震えてんだよ、悪口言うのはよくても言われるのは慣れてないか。教師の立場から生徒をイビるだけの駄目教師だな」

「なにをズレたこと言ってやがる。これでも生徒に慕われたリヒャルト先生だぞ、的外れは服だけにしろ」

「はっ! リヒャルト先生! はっ! 音楽家か! ワーグナーに謝ってこい!」

「誰だよ、そいつ!」


 言い争いがなんとも低レベル化していく。

 罵り合いが酷く馬鹿っぽさを増していく。


「ばーか、ばーか、悪口エルフーは馬鹿野郎ー!」

「珍妙服の奇特小僧、趣味が悪くて自覚なし!」


 くすりと、何故か傍らのキッシュは楽しそうに微笑んでいた。




















「というか玖来さん、もしかして巨乳好きの方でしたか? その場合は軽蔑の眼差しを送りますけど」

「七ちゃん、貧しいからって富める者を妬むなよ」

「それが紳士の言うことですかね」

「まあ、あれだ。紳士らしくおれは胸のサイズで人を判断したりしないぞ。どっちもいい。中くらいでもいい。ベストは可変式だが」

「人類には無茶なベストですね……」










 風霊種(エルフ)の特徴


 精霊種。

 耳が長く尖った形状をしており、肌は非常に白い。男女ともに髭は生えず、とても美しい容姿をしている。筋肉はあまりつかず、細身が多い。森に住まっており、狩猟をするため視力がよく、弓の扱いにも長ける。また魔力的な器が他種族よりも大きく、魔法使いとしての適性が高い。ただし身体能力は低め。

 長命種で寿命は四百年ほど。

 風属性魔法が得意で他は普通。ただし地属性が使えない。

(まず精霊種というのが自身の魔力に地水火風のいずれかの属性を帯びた種族のことをいい、その影響で少しだけ人と違う外見と、属性によって魔法が強力だったり使えなかったりする)



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