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七と烈火の異世界神楽  作者: ウサ吉
第一幕 そして不在はいなくなった
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18 この世界で生きている









 朝。

 陽がのぼり、木々が光合成をはじめ、鳥が鳴きだし、魔物どもの活動が緩みだす頃合。

 森のどこかの巨木の下で、玖来 烈火もまた目覚めていた。


「んっ、んんー……はぁ」


 伸び、伸び、脱力。

 烈火はそんな風に寝起きの身体をほぐし、不意に纏うマントを掴んでしげしげ見遣る。

 寝袋なしの野宿ははじめてだったが、意外にマントにくるまっているだけでも暖かく、安心感があると知った。

 マントである。正確に言えばマントっぽい外套を、町で購入しておいたのだ。黒ではない。赤でもない。普通に薄茶色、地面や木の幹に紛れる感じの色だ。

 あと諸々の荷物があるため、カバンというかズタ袋も買って使っている。戦闘中は邪魔なので放り投げていたが、これについては後でキッシュに怒られた。荷物を視界の外に置いてはいけないと。なんでも魔物に襲われている間に盗みを働くセコイ輩もいるらしい。

 それを思い出し、思わず烈火は周囲に目を配る。敵はなし、魔物もなし、人影すらなし。いいスポットだ。

 旅をはじめて二日目、はじめて野宿を昨晩経験して今どうにか生きて起きた烈火である。

 キッシュが《気断》の護符をもっていたため、一応夜の間は少なくない安全が保証されて寝ていられた。護符がない場合は寝ずに警戒しておかないと危険だと、キッシュに教わった。とはいえ護符があっても過信してはいけない、できれば眠りは浅くするようにとも言っていた。

 どうやったら眠りって浅くなるのだろう。身体のコントロールを熟知する玖来流も、睡眠のコントロールはできません。まあ、護符への信用が薄かった烈火は、言われずとも安眠熟睡などできず、浅い眠りとなっていたが。こういう浅い眠りでも体力魔力をしっかり回復させて前日の疲れを残さないのが一流らしい。それで言えば、烈火もまだまだ未熟か。

 身体が気だるい、節々が痛い。伸びをしてほぐすけど、緊張に身が固まっているのがわかる。眠気も残って頭が働かない。それはいつものことか。単純に朝に弱い軟弱である。

 いくら《気断》の護符があると言われても、いくらここが野宿に適したという安眠スポットだと言われても、それで素直に寝入れるほどに烈火はズボラになれないのであった。

 安眠スポット――旅人同士で掲示板に書き残す情報に、そう呼ばれるものがある。旅の途中、野宿をするならここが比較的安全であろうと、以前に通り寝て生き残った場所を書いて次の旅人にお勧めするのだ。それを書き残せたということは、その場所で一夜を明かしても生き残っているということで、信用性は高い。安眠スポットを探し回って金で位置を教える商売もあるくらいで、旅人にはとても重要な情報のひとつである。必ず掲示板で確認し、自前の地図に印をつけておくなりした方がいい。キッシュの持つ地図――妹さんとの合流用ではなく、それ以前から使っている地図――にも、幾つも安眠スポットのマークがしてあった。ここもまた、そうしたキッシュの調べたひとつである。

 まあ、ここでも嘘情報の可能性を考慮しておかねばならないし、また公開情報でもあるので、盗賊が安眠スポットを狙うこともある。寝入った旅人の荷物を奪うために利用するのだ。丸きり安楽していいわけではない。

 しかし戦闘の間も考えるに、盗賊仕事しすぎじゃないだろうか。魔物がヤバイ世界だというのに、人間同士で争うとかマジ愚かだぜ。


「あ、レッカ起きた?」


 世の無情、人の愚かを嘆いていた烈火に、横から声。既に起きて周囲を見回っていたキッシュだ。


「おお、起きたぞ。おはようキッシュ」

「おはよう。今、火を熾すね」


 確かにちょっと肌寒い。火は助かる。

 どうやって火を熾すのだろう。なんか木の棒をぐるぐるやるあれだろうか、とか思ったが全然違った。

 キッシュはポケットから手袋を取り出し、右手に嵌める。そして用意してあった小枝の束に向けて手の平を開くと、魔法発動の輝き――通称、発動光――〈火〉が〈瞬〉いた。

 小枝の束に火が燃えて、小さな焚き火とする。


「おおー、紋章魔法か」

「そうだよ、《瞬火(シュンカ)》の魔法だね」


 手袋を外しながら、キッシュはそこに刻まれた紋章を見せてくれる。なんか幾何学的紋様が描き込まれていた。

 烈火は焚き火に手を近づけて暖を頂きつつ、ちょっと聞いてみる。


「キッシュは紋章魔法の付与したアイテム、結構もってるのか?」

「そうだね、十個かそこらはもってるよ、紋章魔法は便利だからね。レッカも一人で旅したいんなら紋章製品を買っておいたほうがいいよ」

「そうする。ちなみにどんな魔法が旅には必須とかあるのか」

「旅に必須だって言われてる魔法は幾つかあるね。旅するならこの魔法を覚えておくか、紋章製品を購入しておく、または覚えている人と一緒に行かなきゃたぶん凄く大変なことになるなぁって魔法」

「おお、それは教えて欲しいわ」


 というかメモろう。ズタ袋から紙と鉛筆を取り出す。普通に売ってたので、前の町で買っておいたものである。

 準備が出来た辺りで、キッシュも口を開く。幾つか思いつく限り挙げていく。


「《気断》は当然として、後は攻撃系自然種魔法の《瞬火》と《灯火(トウカ)》はあったら明かりになるし、火種にもなるから便利だね。補助系の《造水》に《浄水》、もしくは《清浄(ショウジョウ)》は水の確保に絶対いるよ。あとは《察知》があると便利かな。変わったところで《隆壁(リュウヘキ)》なんかあると寝る時とかに仕切りを作れて安全性が増すね。それと出来れば治癒種の魔法をなんでもいいから持っておくと生存率が絶対あがると思うかな。まあ治癒種の魔法は難しいし、紋章製品も高価なんだけどね」

「うへぇ、治癒は難しくて高いのか」


 変なところで厳しい世界観を持ち上げてくるな。やめろよ、そういう追い込み。怪我してもすぐ治って次の日には万全とかでいいじゃんか。あぁ、それだと戦争長引くか? ぐだぐだ長期連載は神のお気に召さないのかもしれない。

 くそっ、それならできる限り長期戦の構えでいってやる! せめてもの意趣返しである。

 愚痴るような烈火に、キッシュはちょっと前から思っていたことを言ってみる。少しだけ不思議そうに。


「レッカって、なんだか魔法についてあんまり知らないよね。あっ、もしかしてそれで第七大陸行きたいのかな」

「おー。よくわかったな、そうなんだ。魔法について全然知識がない田舎モンでな。でも知らないままでいるわけにもいかないから第七大陸目指すことにしたんだ。だって知らないと絶対長生きできないだろ」


 荒貝 一人とかいう魔法ぶっ放してくる男のせいで、烈火はシミジミ実感したものだ。

 そういうことか、と得心してキッシュは頷く。


「なるほどね。じゃあ大図書館が目当てなんだ。それで納得したよ」

「なにがだ?」

「いや、旅に慣れてないってことは、あんまり移動しないで町に腰を据えた討伐者じゃないのかなって思ってたんだよね」

「あっ、あぁ、そうか」


 そういうタイプの討伐者もいるのね。最近引っ越してきたばかりの烈火はそんなことすら知りませんよ。

 ふと思う。ただの興味本位だが、気にはなる。こちらの開示できない情報を訊かれる前に、こちらから踏み込む。


「そういえば、キッシュの方はさ、妹さんと一緒にいた頃から旅してたんだよな」

「そうだよー。だからレッカにもちゃんと教えてあげられるんだよ」

「それは助かってる。でもなんでそんなことしてるんだ? 討伐者とか命懸けで危ないが、まあそれは生活のためで納得できる。けど、さらに旅するとか随分と綱渡りな気がするんだが。二倍危ないんじゃないか?」

「んー」


 ちょっぴり困ったような顔をする。苦い料理を食べさせられて、けれど建前としておいしいと笑顔を作っているような感じだ。

 言いづらそうなまま、キッシュはぽつりと漏らす。


「世界を見て回りたかったから、かな」

「……おおう」


 思ったよりもロマンチックな返答だ。それが悪いとは言わないが、命がかかっている場所でロマンを語れるとか、凄いロマンティストである。いや、それとも経験を糧に上手く生きて長く生きて前に進もう的なアレかもしれない。

 自分探しとか、ああいう……あぁ、しまった。さらに残念な単語で当てはめてしまった。自分探しとか言うと、なんか途轍もなく残念臭がただよってくる。やめよう、キッシュは別に残念女子ではない。笑顔の似合う純粋女子だ。

 烈火の思考が錯誤していく様になにを思ったか、キッシュはなんだかジト目。割と捨て鉢に言う。

 

「馬鹿だって、思ったでしょ」

「……いや?」

「嘘だ、馬鹿だって思ったよ」

「思ってないない」


 まったく一切表情変化なく真顔な烈火であるが、聞いた風もなくキッシュは一人で納得してしまう。割と頑固な少女である。


「まあ、馬鹿だけどさ。馬鹿だけど前向きな馬鹿だから」

「思ってないって。ロマンチック趣味だなとは思ったけど」

「それ間接的に馬鹿って言ってるよ」

「言ってない。言ってません。言ってないのです」

「何回重ねても言ってるもん」


 もん、って膨れっ面をするのは何歳まで許されるのだろう。キッシュは許されると思ったので、キッシュの年齢を基準にしたいが、女性に年齢を訊ねるのは失礼なのでここは沈黙しておくことにした。烈火とて女心の一ミリくらいは解せるのだ。

 していると、七ちゃんがやれやれと肩を竦めているのが視界の端に見えた。キッシュとの言い争いが第三者には滑稽に映ったらしい。

 それで烈火はなんか落ち着く。小馬鹿にされて冷めたとも言う。いや、鼻で笑ってるけど七ちゃんや、お前と言い争ってる時とこれ大差ないと思うからな――言いたかったが、今はキッシュに。


「わかった、話を進めよう。世界を見て回りたい、そこにはノーコメントで続きをどうぞ」

「むぅ、わかったよ。ちょっとつまらない昔話になるけど、いい?」

「勿論。つまらないかはこっちで判断するので頼む」


 なんだかんだ優しい子。強引な寸断にも文句はなく、話を続ける。

 彼女が討伐者になり、そして旅をする理由――ロマンというより感傷的で、ささやかな少女の話。


「わたしの住んでた村は、旅人や討伐者がよく集まるようなところだったんだ。中継地点みたいな感じかな。それで、色んな人に会ったの」


 あらゆる年齢の人々。様々な職業の人々。

 討伐者のお兄さん、荷物運送のおじさん、吟遊詩人のお婆さん、情報屋の謎の覆面さん、魔物研究者の青年、年齢不詳の商人さん、見世物小屋のお姉さんなどなど。


「なんか凄い気になるのが混じったな……」

「みんなあっちこっちを回ってて、楽しそうだった。子供の頃は、旅が辛くて厳しいものだなんて知らなかったから、純粋に楽しそうとしか思わなかった」


 旅する人々はみんな楽しそうに見えた。旅をすることを楽しんでいるんだと思った――引き換え、自分はどうだろうと翻る。

 子供の頃からずっと同じ場所にいて、同じものを食べて同じように行動して――これでは籠の中の小鳥みたいなものではないだろうか。


「世界はこんなに広いのに。旅する人たちはあんなにも楽しそうなのに。わたしは、それを眺めて話をせがむくらいしかできなかった」


 女だから、剣を執るなんて考え付きもしなかったし、旅をするには世界は厳しい。つまらなくたって生きていけるのだからいいじゃないか。そうやって、キッシュは納得していたという。自分を誤魔化していたという。

 転機が訪れるその日までは。


「でも、十歳くらいの時かな、女性の旅人さんに会ったの。たまに女性の旅人は見たけど、その人は特別強くて、カッコよかった。だから思わず何度も旅のお話をせがんじゃった。その人がどうやって生きて、頑張ってきたのか、キーシャと一緒にお話してもらったの。ついついその流れで自分の不満を漏らしたら、彼女はわたしとキーシャに言ってくれたの」


 ――なら剣を執ればいい。籠の小鳥が剣を執ってもいい、それが自由だ。


「キーシャと一緒にびっくりしちゃってね。それから二人でやろうやろうって騒いで、迷惑かけたなぁ」


 懐かしい日々、黄金に輝いた大切な思い出。抱きしめるような声音で続ける。


「でも剣を持つのはいいけど、どうしたらいいんだろうってキーシャと話してね。聞きに行こうってなったの」

「なんか話が見えてきたな」

「ふふ。うん、たぶん予想通りだと思うけど、その旅人さんに、無理言ってキーシャと一緒に弟子入りさせてくださいって頼み込んじゃった」

「アクティブだなぁ。で、なんて言って断られたの?」

「あ、断られた前提だね、酷いなぁ。まあ、最初は断られたんだけどね、自分は弟子なんかとらないってさ」


 くすくす笑うキッシュは本当に愛くるしくて、邪な意味でなく抱きしめたいと思ってしまう。

 聞いているだけで、烈火も気付かぬ内に微笑していた。微笑ましくて、微笑んでしまっていた。


「それからしばらく滞在することになったその人に、キーシャと一緒に毎日毎日頼みに行った。弟子にしてくださいって。それで、うん、どれくらい通ったっけ、遂に根負けしてくれてね、師匠は師匠になってくれたんだ」

「で、今のキッシュがあるってことか」

「うん。師匠には色々教えてもらったよ。戦い方とか、生き方とか、レッカに教えてる旅のこととかも」

「それじゃあ師匠さんにはおれも感謝だな。間接的とは言え、師匠さんのお陰で助かってる。礼を言っといてくれ」

「あー」

「ん?」


 そこで不意に苦笑。テンポが崩れたことに、烈火はちょっといぶかしむ。もしかして訊いてはいけないことを訊いてしまったか。

 冷や汗をかく烈火に、キッシュはうんと頷く。亡くなったわけではないらしくて安堵。


「もしも会えたら伝えておくね」

「なんだ、師匠の居場所知らないのか?」

「うん……師匠は一所に留まらない渡り鳥みたいな人だから。どこにいるかわからないし、音沙汰もなし。別れてからもう二年くらいは会ってないかな」

「流石に自由だな、自由をキッシュらに教えるだけある」

「はは、そうだね。最後に師匠は言ってたよ」


 ――弟子ども最後の試験だ。アタシを見つけてみせな。もしもアタシを見つけられたら、もう教えることはないよ。勝手にしな。


「弟子でいる内は、まだまだ籠の中だからってさ」

「随分カッコイイ人だな……それで、もしかして妹さんと探してたってわけか。それで旅をしてたのか」

「うん。まあ、今は師匠よりもキーシャを探さないとだけどね」

「そう、か……」


 そこは烈火が深く話を繋げられないところ。気まずくなってはいかんとちょっと言いよどむ。

 するとキッシュのほうが、それに気づいて苦笑する。


「ごめんね、なんだか結局キーシャの話になっちゃったね」

「いや、大事な妹なんだろ? いつだって考えてるんだろ? じゃあ口から出るのも当然だよ」

「んん、でも今のお話からしたら脱線だからね。戻すね」


 キッシュは一度区切ってから、再び唇を開く。


「私とキーシャは一緒に旅をはじめたの。色々なところに行って、沢山の人に会って、自由気ままに歩いて回った。

 けど、それはとても過酷で大変で、辛い旅でもあったんだ。自由って言うとちょっと美化してたけど、やっぱりそれは楽しいだけじゃなかったよ」

「まあ、そうだろうな。でもじゃあ、キッシュは後悔したのか?」

「全然、しなかったよ。わたしはそれでも楽しかったから。辛いこともあって、だから楽しかったって思うから。

 自由は全てが上手く行くって意味じゃなくて、だけどそれでも籠の中じゃ絶対に見ることもすることもできなかったことと出会えたから」


 そこで、キッシュはすっと烈火の手をとる。ごく自然な動作で、一瞬烈火は手を掴まれたことに気付けなかった。

 だが、気付けばそれは、なんて暖かな手の平だろうか。


「たとえばほら、レッカに会えた。これまでの沢山の嫌なことも、それでわたしは許せるよ」

「…………」

「わたしはね、レッカ。わたしが歩んだ人生がやり直せるとしたって、絶対やり直したりしないから。今持ってる幸せより、幸福になれた選択なんて、過去のどこにだってないって断言できるから――後悔はしないよ」


 キーシャとはぐれちゃったのは、ちょっと寂しいけどね。なんて、キッシュは笑った。

 それで。それを聞いて。異世界の住人の人生を聞いて、烈火は思わず天を仰ぐ。

 ああ、やはり彼女も過去を重ね今を生きている人間だと確信する。キッシュだけではない。旅のノウハウや、掲示板の情報共有にも思う。これは血の通った人々の、みんなで頑張った成果で、この世界は小さな人間ひとりひとりの努力があって成り立っているのだと感じ取れる。

 魔法が日常で、魔物が溢れかえって、幻想生命が生きているファンタジー世界。けれど、生きる人々は地球と変わらず精一杯今を生きている人間なのだ。

 たぶんそうなのだろうとは思っていた。聞いた限りはそのように推測想定していた。

 だが、やはり生の声を目の前で聞くのは違うなと思う。キッシュは生きていて、ゲームでもプログラムでもありえるはずがない。中二時代に、この世の人々は自分以外が全部ロボットなのではと勘繰った痛々しい過去を持つ烈火だが、キッシュは絶対人間だと確信できる。

 ――だってこんなに笑顔が輝いているから。

 烈火は確信とともに、これにてこの異世界を非現実だと現実逃避で処理できなくなってしまう。

 神の導いた人殺し許容の道順手順から外れて、傀儡戦争に自己の意思と魂だけで立ち向かわねばならなくなった。

 けれど、それでいいのだろうと思う。

 玖来 烈火も、生前どうあれ今はこうしてこの世界で生きているのだから。


「キッシュ」

「ん、なにレッカ」

「話聞かせてくれて、ありがとう」


 その日、烈火の覚悟も、少しだけ固まった気がした。









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