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ANOTHERSTORY-Ver.A2 月の神アルテミス様の奔走

ケータイ変えたので書きづらいですが『夢魔との生活』は明日までに頑張って更新します

どどどどうしよう!!

冒頭からスミマセン、アルですぅ〜

きょ、きょきょ今日はなんと、クー君との一日デートでぇ〜す!!!

そのため今日はちょっとテンション高いですぅ〜


「あ、アルちゃん。おはよう」

「お、おはようクー君」


とうとうクー君と遭遇・・・まさにココロオドルですね


「ごめんねぇクー君、待たせちゃって」

「いいのいいの、少し待ったおかげでアルちゃんと会えた嬉しさ急増中だから」


ま、満面の笑みでそんなことを・・・


「いこっか」

「うん。て、え!?」

「何?」

「え、あ・・・手・・・」


クー君が・・・クー君がさり気なく手をつないでくれた・・・


「ん?嫌・・・かな?」

「い、いえいえそんな、滅相もない!」

「じゃ、いこ」


クー君と手をつないでデート・・・

嬉しい・・・嬉しいよクー君・・・


「さぁて、じゃあアルちゃんの歌が聴きたいな」

「はえ?」

「アルちゃんの歌う曲、好きなんだよねぇ」


そういうことね

私、実は神であり美少女であり大人気歌手なのだ!


「ね、カラオケいこ」

「うん!」

「オレは何歌おうかなぁ」


そんなこと言ってるクー君は、すっごく歌が上手いの!

それに、私の専属のギターさんで、ギター弾いてるときのクー君はすごくかっこ良いんだよぉ


いつか私もクー君とデビューしたいな


「デビューかぁ、面白いね」

「はえ?エ○パー伊藤・・・」

「そのネタはいいから!使用済みだから!」

「そっかぁ・・・残念」


そうこうしているうちに、私たちはいつもの店にとうちゃ〜く


「いらっしゃいませ。クルス様ですね」

「顔覚えたのか」

「はい。クルス様にはいつもお世話になっておりますから。どうぞこちらへ」


すごい、クー君顔パスだよぉ

いいなぁ常連って


「あの、クルス様」

「なんだ?」

「お二人のサインをお願いします」

「ん?」

「大人気歌手の『AL』様と専属ギターのクルス様のサインをよろしければこちらに」


あらら、バレてたか

可愛い帽子と眼鏡でへんそーしたのにぃ


「・・・アルちゃんどうする?」

「私はいいよ♪サインだけなら慣れてるしね」

「色紙はいくらでもあるのでよろしければ二人別々に」


色紙を渡された私は手慣れた手つきで書きススめる

クー君はというと・・・


「おねーさん名前は?」

「私、ですか?碧と申しますが」

「下の名前?」

「いえ、名字です」

「下の名前はなんていうの?」

「麗佳ですけど・・・」

「レイカさんね。ちょっちまって・・・」

「なぜ私の名前を?」

「オレの名前覚えてくれた人には個人的に渡してるんだよ。色紙はあるんだろ?だから店に飾るのと別で、レイカさんに」


クー君、ファンサービスバッチリだね


「はい♪じゃ、オレらは部屋で歌ってるから」

「はい。ありがとうございます!」


クー君は先に行っちゃってみてないけど、私は見ちゃったよ

店員のおねーさんがサインを抱き締めて喜んでたの・・・

ホント、クー君って誰にでも優しいんだなぁ


「アルちゃん、先歌ってよ」

「うん♪」


私が歌えば、クー君は喜んでくれる

そのためなら、私はいくらでも歌える・・・

不思議なモノだね、恋って

でも、なんで私はこんなにもクー君のことを・・・


「・・・アルちゃん?アルちゃん!」

「はいっ!!」

「どうしたの?いつもよりボーッとして」

「いつもよりて・・・いつも私ボーッとしてる?」

「ボーッとしてるっていうか、抜けてるっていうか天然だというか・・・」


うぅー、思いっきりドジッ娘イメージだよぉ


「むぅ、そんなに私ボーッとしてないよぉ」

「(天然に限ってそう言うんだよなぁ)・・・ま、まぁとりあえず歌おうよ」

「そうだね♪何にしよっかなぁ」

「すげぇなアルちゃんの人気は。アルちゃんのCDに入ってる曲全部あるよ」


ホントだぁ、知られてなさそうな曲もある〜


「さ、歌お」


色々なやりとりを経て、私たちは歌った

私は持ち歌を、クー君は色々な人の曲を歌った

正直、クー君の歌う歌はカバーしてデビューできるんじゃないかって位上手だった

でも、心なしかクー君が歌った曲はかなりのラブソンだけだった気がする

なんでだろう・・・

理由、きいてみよっかな


「クー君」

「なんだ?どっか行きたい店とか・・・」

「ううん。今日、クー君ってラブソンばっか歌ってた気がして〜、私に宛ててのメッセージかな?なんて」


クー君の曲の好き嫌いは曲調できまるから、たまたまなんだろうな

なんておもっていたら・・・


「そうだよ」

「うん。そうだよね・・・って、ええ!!」

「今日オレが歌った曲は全部アルちゃんの為に歌った」

「え?な、なんで?」

「アルちゃんはオレの大切な人だから」

「な・・・」

「オレは独りぼっちになって、禁忌を犯して死神になった。だから他の神からは人から成る神と言われ嫌われていた。そんなオレに、初めて心を開いてくれたのがアルちゃんだった・・・だからアルちゃんには感謝してるよ」

「クー君・・・」


そういうとクー君はいきなり・・・わ、私の手をとって何かを握らせて・・・


「受け取ってくれるかな」


手の中には・・・な、何か高級そうな袋が・・・


「あけていい?」

「うん」


袋にはネックレスとブレスレットが二つずつはいってた・・・

あれ?同じのが二つずつ?


「お揃い買ったんだけどどうかな」

「クー君・・・ええ!あ、はわわ!?」


く、クー君・・・そんないきなり顔近付けたら・・・って、ネックレスつけてくれたんだ♪


「ありがとうクー君、月神代々の家宝にするね♪」

「そりゃ光栄だ」


あれ?

なんか私、クー君とイイ感じかな?

よし、このまま行けば・・・とはいかないのが世の常


「ねぇアルちゃん、そろそろコメディから離れてきたし昼食べに行かない?」


はぅぅ、ラブコメムード敢えなく残念


「どこに連れてってくれるのかな?」

「パスタでどーっすか」

「いいねぇパスタ!行きつけの店とかあるの?」

「いや、知り合いがやってる店」


クー君に連れてってもらうパスタかぁ

すごく楽しみぃ〜

だとよかったのに・・・




ときはしばらくして、私たちはクー君の知り合いの店に着いた

見た目はすっごくお洒落で可愛いなぁなんて思っていた


「ここなの?」

「あぁ、そうみたいだな」


そういってクー君はドアをあけ・・・


「いらっしゃいませぇ」


閉めた・・・


「なんでしめちゃうの?」

「すまない忘れてくれ忘れさせてくれ頼むから店をかえさせてくれ」

「な、なんで?なにがあったの・・・」


私の手を引いて逃げようとするクー君を、女の子の声が引き止める


「あ、クーじゃないの!どうしたの?忘れ物か?」


出てきた女の子は・・・頭上に丸いあれがういていたから・・・


「・・・天使?」


ヤッホー、みんなのアイドル、アルちゃんだよぉ〜!読んでくれてありがとうねぇ〜!この外伝、何話で終わるか不明です!予定ではあと二話だけど、作者のインスピレーション次第で続きます!お楽しみに!ではでは、今後とも『死神のKiss』『夢魔との生活』をよろしくお願いしまーす!アルでしたぁ〜!バイバイッ

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