制作裏話
ふなつさん:
なあ、ちょっと聞いていい?
友人A:
なに、改まって。
……てかさ、この流れ、もしかしてもう終わり近い?
ふなつさん:
え、なんでそうなるの。
友人A:
だってさ、花火大会、告白、キス。
もう“山場全部回収しました”感すごくない?
ふなつさん:
はは。
それ、恋愛ものあるあるの錯覚な。
友人A:
錯覚?
ふなつさん:
そう。
これはゴールじゃなくて、スタート。
友人A:
……え?
ふなつさん:
大丈夫。
この物語、まだまだ終わらない。
友人A:
ほんとに?
ふなつさん:
ほんとほんと。
むしろここからは――カップル編。
友人A:
カップル編!?
ふなつさん:
付き合ったから全部解決、なんてことは絶対ないし。
距離の取り方とか、すれ違いとか、
「恋人になったからこそ生まれる悩み」が山ほどある。
友人A:
あー……想像できる。
詩友、絶対また不器用発動するやつじゃん。
ふなつさん:
する。確実にする。
瑞姫も瑞姫で、遠慮したり我慢したりするしね。
友人A:
……それ聞いてちょっと安心した。
ふなつさん:
でしょ。
しかもさ、この物語――
友人A:
うん?
ふなつさん:
高校時代だけで終わるとは、限らない。
友人A:
え。
ふなつさん:
まだ確定ではないけど、
もし書きたいと思ったら、その先も描ける余白は残してある。
友人A:
大学とか?
それとも……もっと先?
ふなつさん:
さあね。
友人A:
にやけてるでしょ今。
ふなつさん:
作者特権。
友人A:
じゃあさ、これはまだ「完結」じゃないんだ。
ふなつさん:
うん。
これは――物語がちゃんと動き出した合図。
友人A:
……よかった。
ふなつさん:
心配しなくていいよ。
瑞姫と詩友の人生、まだまだ続くから。
友人A:
それ聞けただけで今日は満足。
ふなつさん:
じゃ、次もちゃんと書くわ。
友人A:
期待してる。
ふなつさん:
任せとけ。




