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魔剣学院の落ちこぼれ ~神の加護を秘めし僕は、学院から世界を無双します~  作者: 蒼月ケン
第2章 魔剣学院再入学編

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episode26 魔剣学院再入学編 プロローグ

今日から本格的に魔剣学院についてエピソードが始まります。

 暖かな日差し、柔らかい布団に包まれて目が覚めた。

懐かしいな…魔剣学院の寮に戻ってまたこうやってゆっくり寝られるなんて。


 魔剣学院を離れたのはほんの1週間程度だ。だが、この1週間で生死を何度も彷徨い、何度も生きのびた。


 一夜を過ごそうとした際、変異種コボルトに遭遇して死にかけた。しかしカーレリア様に命を救ってもらい、神の加護を授かった。理由は少し適当だけど…。


そう思った瞬間、頭上から「適当って何よ!」って言葉が聞こえた気がした。驚いて見上げたが誰もいなかった。

あの人やっぱり言葉遣いが今っぽいんだよな…まあ僕の偏見かもな。神様が古臭い口調で喋るなんて。


 あれから前に苦戦してたゴブリンが一瞬で倒せるほど強くなり、危険と分かって行けるようになったりもした。

そして"黒の神殿"。深い森にはお似合いな神殿があり、そこの地下の空洞にキアラルがいた。

あの時のキアラルは小さく、ひどく怯えていた。けれど片目は強い意志と淡い希望を感じていた。


 キアラルの育った村を守るため、岩の魔物、山神と戦ったりもした。しかし、自分の力はまだ未熟で再び死にかけた。そして再びカーレリア様に命を救ってもらうために生死の狭間で影との戦いを受けた。


 影との戦いは魔王に匹敵すると感じるほど勝ち目がなかった。俊敏さも攻撃力も桁違いで、加護持った僕が勝てないと絶望し、一度カーレリア様に剣を向けたこともあった。もちろん即死だったが。

けれどラストチャンスの100回目の戦いで今までに習得した技を全力で活用してギリギリ勝てた。


 そしてカーレリア様に生き返らせてもらい、山神と再び戦闘を繰り広げた際に感じた。僕は前より何十倍も強くなったと。それは戦闘面もそうだが、精神的にも変化があった。影のように強いわけでもなく、ただ図体がでかいだけと思えば異常なほど恐怖を感じなかった。

 山神は派手な技を披露してきたが全て対応し、簡単に反撃出来た。2度も死を経験したからこその余裕だったのかもしれない。


 無事討伐し、キアラルの元へ行くとキアラルは呪いに解放されていて成長していた。

今は慣れたが、初めて見た時は誰かと思った。あの時の衝撃は今でも忘れられない。


 キアラルの生まれ育った村、イレイス村では、キアラルは村の人から愛されていた。片目を抜いて生贄の証にする村だから、ロクでもない村かと想像していたが実際はそうでは無かった。

キアラルの帰りをみんな喜び、山神を憎む。山神が関わらなければきっともっと栄えていたのだろう。


 2人で魔剣学院に向かうことになり、2日間かけて森の中を歩いた。いくら生徒の脱走と部外者の侵入を抑えるからって森の中に建てようなんて誰が考えてたんだろう。

でも無事到着したからいいけど。


 そして今日から復学し、再び学院の日々が始まる。

魔剣士になる夢を一度は諦めたが、今の僕ならなれる気がする。いや、なるんだ。もう二度と同じ過ちは繰り返さない。カーレリア様から与えられた才能を、僕は最大限活かして魔剣士になる!


 すると、部屋の寮が突然開いて、振り返ると青い目と髪が目に入った。

「!エレナ…!」

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