陽キャと俺
しばらく書けなくてすいませんでした。
12月から本当に忙しくて全然書けませんでした。
最低でも年始までは同じようなことになってしまいますが、気長に待ってくれると嬉しいです。
さてと、どうしたもんかな。
俺………暁霞朝陽は学校に行きながら考えていた。俺たちの周りに起きためんどくさい問題をどうにかするため、俺は今日朝早くから1人で学校に向かっていた。
*数日前
「俺に考えがある」
「考えってなんですか?」
不思議そうに凌空が聞いてくる。
「まぁ、それは今後のお楽しみってことで」
「そんなこと言ってる割になんか嫌そうじゃん」
普段、頭の悪い金木くん。なのにこんな時だけ勘が良くなくていいよ。
「嫌というか、なんと言うか………」
そう、これにはリスクを伴う。ちょっとその覚悟が必要なだけだ。
「それで僕たちは何をすればいいんだ?」
凌空が何かを察したように、聞いてくる。ほんとにこいつら、こういう時だけ感が良くなくていいよ。
「うちのクラスで俺にちょっかいを出して来そうな奴らについて調べて欲しい」
「わかった。でもなんでなん?」
「な〜に、こういうのは元凶を潰すのが1番なんだよ」
「分かりました。やれることはやってみます」
「頼んだ」
「だがちょっと意外だな〜。朝陽こういうめんどくさいことやらないと思ってたわ」
金木が意外そうに言う。
ほんとに俺のこと分かってんなー。長年一緒にいただけはある。
「そうだな。この前の俺だったらやらなかっただろうな」
全くなんでやろうと思ったんだか。
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学校につき、俺は教室に向かった。
そして、教室のドアを開け、教室に入るとそこには1人の男子生徒がいた。
「おはよう。大俊くん」
「おはよう。君は確か………暁霞くんだったかな?」
俺が挨拶をすると、自然に返してくる。
「大俊くんのような陽キャに名前を覚えて貰えるなんて嬉しいよ」
なんだこの喋り方、我ながら気持ち悪い。こんなのを亜蓮達が見たら笑いのネタに絶対されてしまう。
「それはそうと、俺をここに呼び出したのは君かい?」
心の中で吐き気を感じていると、大俊くんが切り出すように聞いてきた。
「………あぁ、俺だよ」
そう大俊川一………彼こそが金木達が調べたうちのクラスでのトップに君臨する陽キャであり、1番の危険人物だ。
「それで僕に何か用かい?」
「な〜に最近、大俊くんが僕たちについて調べていると聞いてね」
「ちょっと気になることがあってね」
「それに伴い、俺たちの悪評が少し広まっているらしいんだよ」
「なるほど。でも意外だね、君はそういうこと気にしないと思っていたよ」
そうだな、俺も別に気にしていない。でも………
「迷惑をかけたくない人がいるんでね」
「桜井さんか……」
ってそんな話はどうでもいい。
それよりコイツ俺が何を言っても、表情ひとつ変えずに返してくる。思った以上に厄介だな。
あーもう、めんどくせぇ〜!考えるのやめよ。
「そんなことより、お前に俺たちについて調べるように指示を出してる奴について教えろ!」
めんどくさくなって、口調を強くしまった。
だが、効果があったのかそういった瞬間、大俊くんの表情が少し揺らいだ。
「驚いた。まさかそこまで調べていたとは思わなかったよ」
開き直るように大俊くんは言う。
「俺の周りには影が薄いのがいるのでね」
これは誇っていいのか?それが今回役に立ったんだからいいだろ。
「暁霞くん、君は僕を疑っているんだね?」
まぁ、そう来るよな。ここまで来たらほとんどのやつがこう来る。
「まぁ、そうだな」
ここまで来たら俺も隠す理由なんてない。
「だが、残念ながらそれについては教えられな………」
「ちょっと待ったーーーーーー!!」
大俊くんが言葉を言いかける時、教室のドアが思いっきり開かれる。
「それについては俺達が説明してやろう」
そこに現れたのは亜蓮と剣解だった。
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