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【外伝7話】蒼炎と分裂。

外伝7話です。

「…蒼炎ね。」


さすがに蒼い炎を見たことがないのか、白髪ドレッドの男は氷を腕に巻き付けるようにして出現させ、すぐさま臨戦態勢をとる。


「あと、俺はおっさんじゃない。コルドっていうんだ。最初で最後のあいさつのになりそうだけどな―――


すると、突如地面が凍てつきはじめ、その霜はどんどんと、波のようにして炎堂と命に向かっていく。


ヒュオオオオオ…ガキィン!!!


と、針山のようにして炎堂と命に攻撃を加えようとするも、炎堂はすぐさま蒼い炎でその針のような氷壁を一瞬にして溶かす。


しかし、命はその攻撃を避けきれず、巨大な氷の張りが腹部に深く刺さる。


「…大丈夫ですか?命先輩」


その様子を気にすることなく、コルドの一挙手一投足を見逃さないように観察を続ける。


「ええ…ゴフッ…大丈夫。すぐ直るから、気にせずにあいつの攻撃をかわして。すきを作るから…」


その可愛らしい口には似合わないほど、大量の血が口から溢れでる。


その様子を見たコルドは顎を触りながら


「…再生能力持ちか?…なら、普通にあっちが突っ込んできて、炎のやつが援護なはずだが…」


と、そんなようにしてつぶやく。


「どこ見てんだ?」


とその声が目の前から聞こえたと思ったら、炎堂の足が顔面に直撃し、コルド2メートルほど吹っ飛ばされる。


「…炎で加速したのか…厄介だな。お前、温度を操作するわけじゃないんだな…グッ…」


(…炎堂君は準覚醒者…そんな簡単に殺せる相手じゃない。)



覚醒者と、準覚醒者の違いは主に二つ。


覚醒者は干渉系、発生系、操作系の全ての属性使用ができるが、準覚醒者は個人の能力が数段強化されているのみであり、すべての属性が付与されているわけではない。


そして、覚醒者と、準覚醒者の最大の違いはエネルギーの核心を理解しているか、そうでないかの二択である。



その様子を見つつ、命は自分に深く突き刺さった氷をゆっくりと抜き、悟られないように炎堂の炎にまぎれ―――


ブチッ


自分の腕をちぎった。


血がとめどなくあふれ出る。と思いきや、その血はすぐに止まり、新たな腕が生成される。


そして、ちぎれた腕は形を変えていき、細い糸のようにしてコルドの足のほうへと素早く這う。


(ッチ、なんだこの能力…再生だけだったらこんなことにはならない…はずだ!くそ!)


「残念。お前の負けだ、コルド」


ゴオオオオオ…とさらに勢いを増していく炎。腕に巻き付くようにして、蒼い炎は蛇のように巻き付く。その炎を目の前にするや否や、すぐさま離れようとするが、糸のようなものに邪魔されて動けない。


「あの女…!!!再生じゃなくて細胞を糸に変えるのか!!!」


「正確には、細胞の発生と操作だけどな…!!!!!」


その炎は、コルドをいとも簡単に包み込んだ。

はい、どうも作者です。結構疲れてるので、明日は更新がないかもしれません。展開がまとまらな過ぎて…面白くない展開だけにはしたくないので頑張ります。

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